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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド
FUJITSU Software

6.6.3 JMS接続ファクトリの定義項目

定義項目

項目名

省略値

範囲

説明

再起動要否

(※)

JNDI名

  • 半角英数字、または特殊文字('-'、'_'、'.'、'/'、';')

  • 先頭には、半角英数字または‘_’だけ指定可能

  • 1~255文字の文字列

JMS接続ファクトリをlookupするためのJNDI名です。

リソースタイプ

  • javax.jms.TopicConnectionFactory

  • javax.jms.QueueConnectionFactory

  • javax.jms.ConnectionFactory

JMS接続ファクトリのタイプです。

説明

文字列

JMS接続ファクトリの説明文です。

状態

true

  • true

  • false

JMS接続ファクトリの有効/無効を指定します。

×

追加プロパティ(注1)

UserName

guest

■プロパティ値:
文字列

メッセージブローカとの接続時に使用するユーザ名です。

Password

guest

■プロパティ値:
文字列

メッセージブローカとの接続時に使用するパスワードです。

ClientId

■プロパティ値:
文字列

永続的なサブスクライバ(durable subscriber)が使用するJMS接続ファクトリのクライアントIDです。

任意のプロパティ名

■プロパティ名:

  • 半角英数字、マルチバイト文字、または特殊文字(‘-’、‘_’、‘.’、‘/’、‘;’、‘#’)

  • 先頭には、半角英数字またはマルチバイト文字が指定可能

■プロパティ値:

  • 文字列

プール設定

初期および最小プールサイズ

8

0~2147483647
(最大プールサイズ以下)

プール内の接続の最小数を指定します。
本値は、最初のプール作成時に、プールに含まれる接続数としても使用されます。

×

最大プールサイズ

32

1~2147483647
(初期および最小プールサイズ以上、かつプールサイズ変更量以上)

プールに含まれる接続の最大数を指定します。
プール数が最大プールサイズに達し、すべての接続が使用中の場合、接続要求はキューに格納されます。使用中の接続が解放されると、キューにたまった要求が取り出されて処理が実行されます。

×

プールサイズ変更量

2

1~2147483647
(最大プールサイズ以下)

プールのサイズを最大プールサイズ/最小プールサイズに対して拡大/縮小を行うと、一括処理でプールサイズが変更されます。
ただし、プールサイズ変更時には最大プールサイズまで拡大し、最小プールサイズまで縮小するように変更します。
本値には、一括処理での接続数を指定します。本値を過大に設定すると、接続の作成と再利用が遅れます。過小に設定すると、効率が落ちます。

×

アイドルタイムアウト

300

0~2147483647

プールにおいてアイドル状態のままで接続できる最長時間(秒)を指定します。
この時間を過ぎると、接続はプールから削除されます。「0」を指定すると、アイドルタイムアウトにより、接続はプールから削除されません。

(2)

最大待ち時間

60000

0~2147483647

接続を要求するアプリケーションが接続タイムアウトになるまでの待ち時間(ミリ秒)を指定します。
「0」を指定すると、接続タイムアウトは発生しません。

×

すべての障害で

false

  • true

  • false

本設定を有効にした場合、1つの接続障害を検出すると、アプリケーションサーバはプールに含まれるすべての接続を閉じて、初期/最小プールサイズで指定した数だけ接続を再確立します。このとき、クローズされた接続は接続検証に失敗した接続とみなされます。
無効の場合は、クライアントからの接続要求の契機でプールから取り出した接続に対して接続検証を行い、検証に失敗した接続だけを破棄します。

×

トランザクションサポート(注1)

  • XATransaction

  • LocalTransaction

  • NoTransaction

接続ファクトリがサポートするトランザクションのレベルです。

×

接続検証

false

  • true

  • false

接続検証を有効にします。

×

※:IJServerクラスタの再起動が必要かどうかを示しています。
    ○:再起動必要、×:再起動不要

注1)

運用中に定義を変更すると、プールに含まれるすべての接続が削除されます。

注2)

アプリケーションからの初回アクセス時の設定値が有効になります。

関連情報

詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。

内容

参照先

機能説明

JMSの提供機能

チューニング方法

コマンド

asadminコマンドの以下のサブコマンド
  getサブコマンド
  setサブコマンド
  listサブコマンド
  create-jms-resourceサブコマンド
  delete-jms-resourceサブコマンド
  list-jms-resourcesサブコマンド

asadminコマンドでの定義項目名

resources.connector-resourceの定義項目
resources.connector-connection-poolの定義項目