Webコンソールを使用してAdvancedCopy Managerを運用している場合の変更手順を説明します。
本手順は以下の場合における変更手順です。
レプリケーション管理機能を使用している、かつ
通常(非クラスタ)運用している管理対象サーバのIPアドレスまたはサーバ名を変更する場合
対象の管理対象サーバで、レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームとして定義している場合は、「7.6.2 複製元/複製先ボリュームの削除」を参照して、複製元/複製先ボリュームの設定を削除します。
ポイント
コピーセッションを保持した状態で設定だけ削除する場合は、緊急操作モードを利用して複製ボリュームの削除を行ってください。緊急操作モードは、「10.4.1.3 swsrpdelvol(複製ボリューム情報削除コマンド)」を参照してください。
『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「サーバの削除」を参照して、サーバを削除します。
注意
Webコンソールでの削除操作時、アクセスパスは削除しないようにしてください([アクセスパス除去モード]の[アクセスパスの削除]で、"No"を選択してください)。
対象の管理対象サーバで、AdvancedCopy Managerのデーモンを停止します。
停止方法は、「第2章 デーモンの起動と停止」を参照してください。
対象の管理対象サーバで、システムのIPアドレス/サーバ名を変更します。
対象の管理対象サーバで、AdvancedCopy Managerのデーモンを起動します。
起動方法は、「第2章 デーモンの起動と停止」を参照してください。
『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「サーバの登録」を参照して、変更後のIPアドレス/サーバ名でサーバを登録します。
注意
Webコンソールでの登録操作時、[このサーバにAdvancedCopy Managerを使用]で「はい」を選択してください。
WebコンソールからHBAを追加していた場合は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「HBAの追加」を参照してHBAを追加します。
レプリケーション管理機能を使用する場合は、レプリケーション管理の環境を再構築します(「7.4.4 管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み」以降の作業を実施してください)。
『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「サーバの設定情報の再読込み」を参照して、サーバ情報の設定を再度読み込みます。