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SystemwalkerService Catalog Manager ServerViewResource Orchestrator連携ガイド
FUJITSU Software

3.2.3 データベースのセットアップ

APPは、必要な設定をデータベースbssappに記録します。

このデータベースは、APPのインストールスクリプトが自動的に作成します。このデータベースは、適切なスキーマと設定情報を利用して、事前に初期化しておく必要があります。

以下の手順を実施してください。

  1. データベースが起動されていることを確認します。

  2. コマンドプロンプト(Windowsの場合)またはターミナルセッション(Linuxの場合)を開きます。

  3. 環境変数DB_INTERPRETERに"psql”の絶対パスを指定してください。”psql”はSystemwalker Service Catalog Managerのデータベースマネジメントシステムの管理コマンドです。

    【Windows】

    set DB_INTERPRETER=%SWCTMG_HOME%\fjsvpgs91_64\bin\psql.exe

    【Linux】

    export DB_INTERPRETER=/opt/FJSVctbss/fjsvpgs91/bin/psql

    【Linux】

    環境変数LD_LIBRARY_PATHに、データベースマネジメントシステムのライブラリディレクトリを指定します。下記コマンドを実行してください。環境変数LD_LIBRARY_PATHは、データベースマネジメントシステムが管理コマンドを実行するために、Linuxの場合のみ必要です。

    export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/opt/FJSVctbss/fjsvpgs91/lib
  4. 環境変数JAVA_HOMEでJava Development Kit(JDK)バージョン7のホームディレクトリを指定してください。

    【Windows】

    set JAVA_HOME=%SWCTMG_HOME%\jdk7

    【Linux】

    export JAVA_HOME=/opt/FJSVctbss/jdk7
  5. 以下の操作でappディレクトリ配下のサブディレクトリ(setup)内のbuild-db.xmlファイルを実行し、APP用データベースbssappを作成します。

    【Windows】

    %SWCTMG_HOME%\ant\bin\ant -f %SWCTMG_HOME%\app\setup\build-db.xml createAndUpdateDatabases -Ddb.admin.user=pgctbss -Ddb.admin.pwd=<Systemwalker Service Catalog Managerのセットアップで指定した、データベース用OSユーザーのパスワード>

    【Linux】

    /opt/FJSVctbss/ant/bin/ant -f /opt/FJSVctbss/app/setup/build-db.xml createAndUpdateDatabases -Ddb.admin.user=pgctbss -Ddb.admin.pwd=<Systemwalker Service Catalog Managerのデータベース用OSユーザーのパスワード>

    注意

    Systemwalker Service Catalog Managerのセットアップ時に、データベース用OSユーザーのパスワードを指定した場合、“-Ddb.admin.pwd”オプションの値にパスワードを指定してください。指定しなかった場合、“-Ddb.admin.pwd”オプションは省略してください。データベース用OSユーザーのパスワードの詳細については、”導入ガイド”を参照してください。

データベースのセットアップに失敗した場合は、以下の作業を実施してください。

  1. 構成情報ファイルを確認し、誤りを修正します。

  2. 以下のコマンドで、build-db.xmlファイルを実行します。

    【Windows】

    %SWCTMG_HOME%\ant\bin\ant -f %SWCTMG_HOME%\app\setup\build-db.xml dropDatabases -Ddb.admin.user=pgctbss -Ddb.admin.pwd=<Systemwalker Service Catalog Managerのセットアップで指定した、データベース用OSユーザーのパスワード>
    %SWCTMG_HOME%\ant\bin\ant -f %SWCTMG_HOME%\app\setup\build-db.xml dropUsers -Ddb.admin.user=pgctbss -Ddb.admin.pwd=<Systemwalker Service Catalog Managerのセットアップで指定した、データベース用OSユーザーのパスワード>

    【Linux】

    /opt/FJSVctbss/ant/bin/ant -f /opt/FJSVctbss/app/setup/build-db.xml dropDatabases -Ddb.admin.user=pgctbss -Ddb.admin.pwd=<Systemwalker Service Catalog Managerのデータベース用OSユーザーのパスワード>
    /opt/FJSVctbss/ant/bin/ant -f /opt/FJSVctbss/app/setup/build-db.xml dropUsers -Ddb.admin.user=pgctbss -Ddb.admin.pwd=<Systemwalker Service Catalog Managerのデータベース用OSユーザーのパスワード>
  3. セットアップを再び実行します。