ページの先頭行へ戻る
SystemwalkerService Catalog Manager ServerViewResource Orchestrator連携ガイド
FUJITSU Software

3.2.4 APP用ドメインのセットアップ

APPはJava EE実行環境上のAPP用ドメインのデータソースやメールの設定を利用します。このため、APPを利用するには、APP用ドメインのリソースや設定にも変更が必要になります。

APP用ドメインの作成と構成設定に必要な作業は以下のとおりです。

  1. コマンドプロンプト(Windowsの場合)またはターミナルセッション(Linuxの場合)を開きます。

  2. 環境変数JAVA_HOMEでJDK7のホームディレクトリを指定してください。

    【Windows】

    set JAVA_HOME=%SWCTMG_HOME%\jdk7

    【Linux】

    export JAVA_HOME=/opt/FJSVctbss/jdk7
  3. 以下のコマンドで、appディレクトリ配下サブディレクトリ(setup)内のbuild-glassfish-setup.xmlファイルを実行します。

    【Windows】

    %SWCTMG_HOME%\ant\bin\ant -f %SWCTMG_HOME%\app\setup\build-glassfish-setup.xml

    【Linux】

    /opt/FJSVctbss/ant/bin/ant -f /opt/FJSVctbss/app/setup/build-glassfish-setup.xml

    このコマンドにより、以下の操作が実施されます。

    • app-domain(APP用ドメイン)が作成され、利用可能な状態になります。

    • APPに必要な構成情報とリソースが、APP用ドメイン上に作成されます。

    • app-domain(APP用ドメイン)にAPPが配備されます。

APP用ドメインのセットアップに失敗した場合は、以下の手順を実施してください。

  1. 構成情報ファイルを確認し、誤りを修正します。

  2. 以下のコマンドを実行しapp-domain(APP用ドメイン)を停止します。

    【Windows】

    %SWCTMG_HOME%\glassfish3\bin\asadmin stop-domain app-domain

    【Linux】

    /opt/FJSVctbss/glassfish3/bin/asadmin stop-domain app-domain
  3. app-domain(APP用ドメイン)を削除します。以下のディレクトリを削除してください。

    【Windows】

    %SWCTMG_HOME%\glassfish3\glassfish\domains\app-domain

    【Linux】

    /opt/FJSVctbss/glassfish3/glassfish/domains/app-domain
  4. セットアップを再び実行します。

注意

セットアップ完了後、以下のファイルに記述されているパスワードを削除してください。

【Windows】

%SWCTMG_HOME%\app\setup\glassfish.properties
%SWCTMG_HOME%\app\setup\configsettings.properties

【Linux】

/opt/FJSVctbss/app/setup/glassfish.properties
/opt/FJSVctbss/app/setup/configsettings.properties

セットアップ完了後、以下のファイルを削除してください。

【Windows】

%tmp%\BES\script[可変文字列].txt

【Linux】

/tmp/BES/script[可変文字列].txt