購入済サービスの使用料の請求を税込み料金で行う場合、サービス提供部門に対する付加価値税率サポートを有効にすることができます。
全サービス利用部門のすべての料金に適用されるデフォルト付加価値税を定義できます。また、国別・サービス利用部門別の付加価値税率を定義することもできます。
サービスのすべての販売対象国の国別付加価値税率の定義
サービス利用部門が別の国に子会社を所有している場合、または製造拠点がサービス利用部門の本社と異なる場合といった、サービス利用部門別の付加価値税率の定義
付加価値税率を設定すると、サービス利用部門向けの料金計算において以下の効果があります。
付加価値税率のサポートを無効にした場合、料金は税抜きで計算され、付加価値税は料金総額には加算されません。
サービス利用部門別の付加価値税率は、他のデフォルト税率または国別付加価値税率すべてに優先されます。
サービス利用部門別の付加価値税率が定義されていない場合、サービス利用部門が拠点を設けている国の国別付加価値税率が料金計算に適用されます。
その他すべての場合はデフォルトの付加価値税率が適用されます。
付加価値税率は料金設定の他の要素には影響しません。料金総額に計算された付加価値税額が加算され、サービス利用部門が支払うべき総額として計算されます。
付加価値税率の設定は、サービス提供代行部門が再提供するサービスの料金計算には適用されません。サービス仲介部門が再提供するサービスの料金計算には適用されます。
所属組織の付加価値税率サポートを有効にしたり、付加価値税率を設定したりするには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[利用部門]メニューの[付加価値税の管理]メニューオプションを使用します。