サービス提供部門は、サービス利用部門の購入済サービスに対する支払種別を指定します。
請求書による支払い
クレジットカード
銀行引き落とし(デビッド)
利用可能な支払い方法の設定はシステム運用管理部門が行います。標準で請求書による支払いが、すべてのサービス提供部門・サービス提供代行部門に対して設定されます。システム運用管理部門が支払い方法を設定しなくても、サービス提供部門・サービス提供代行部門は請求書による支払を利用できます。請求書による支払いでは、実際の請求書の作成と料金の徴収はSystemwalker Service Catalog Managerでは行いません。詳細については、“5.1.4 請求データのエクスポート”を参照してください。
請求書以外の支払種別を要求する場合、支払代行業者(PSP)との契約関係が必要になります。システム運用管理部門はPSPとの契約で認められる支払種別を設定することができます。この方法では、請求書作成および集金がPSPに委任されます。詳細については、“5.1.5 PSPサポートの統合”を参照してください。
Systemwalker Service Catalog Managerでは、サービス利用部門ごと、サービス利用部門が使用するサービスごとに支払種別を指定することができます。サービス利用部門に対して複数の支払種別を提供する場合、サービス利用部門はサービスを購入する際に希望する方法を自由に選択できます。使用中の支払種別を削除すると、サービスを引き続き利用するためにサービス利用部門は新しい方法を指定する必要があります。
使用中の支払い方法を削除する場合、以下のような影響があることに注意してください。
サービス利用部門の無料試用期間中に支払い方法を削除した場合、無料試用期間が、サービスを利用できなかった期間分延長されることはありません。
定額料金で計算される購入済サービスに対する支払い方法を削除した場合、サービス利用部門は段階料金に対する追加の料金を請求されることがあります。支払い方法を削除した期間において、サービスの利用を継続しないすべてのサービス利用部門が影響を受けます。再開した購入済サービスは新しい購入済サービスのように扱われます。つまり、たとえば、利用者が購入済サービスに割り当てられた期間の合計や発生したイベント数よる追加の費用などが発生します。
支払種別を指定するには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[利用部門]メニューの[支払種別の管理]メニューオプションを使用します。