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Systemwalker Service Catalog Manager 運用ガイド サービス提供部門編
FUJITSU Software

5.1.1 支払種別の管理

サービス提供部門は、サービス利用部門の購入済サービスに対する支払種別を指定します。

利用可能な支払い方法の設定はシステム運用管理部門が行います。標準で請求書による支払いが、すべてのサービス提供部門・サービス提供代行部門に対して設定されます。システム運用管理部門が支払い方法を設定しなくても、サービス提供部門・サービス提供代行部門は請求書による支払を利用できます。請求書による支払いでは、実際の請求書の作成と料金の徴収はSystemwalker Service Catalog Managerでは行いません。詳細については、“5.1.4 請求データのエクスポート”を参照してください。

請求書以外の支払種別を要求する場合、支払代行業者(PSP)との契約関係が必要になります。システム運用管理部門はPSPとの契約で認められる支払種別を設定することができます。この方法では、請求書作成および集金がPSPに委任されます。詳細については、“5.1.5 PSPサポートの統合”を参照してください。

Systemwalker Service Catalog Managerでは、サービス利用部門ごと、サービス利用部門が使用するサービスごとに支払種別を指定することができます。サービス利用部門に対して複数の支払種別を提供する場合、サービス利用部門はサービスを購入する際に希望する方法を自由に選択できます。使用中の支払種別を削除すると、サービスを引き続き利用するためにサービス利用部門は新しい方法を指定する必要があります。

使用中の支払い方法を削除する場合、以下のような影響があることに注意してください。

支払種別を指定するには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[利用部門]メニューの[支払種別の管理]メニューオプションを使用します。