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Systemwalker Service Catalog Manager 運用ガイド サービス提供部門編
FUJITSU Software

3.4 料金設定の保守

Systemwalker Service Catalog Managerでは、料金設定を保守するための以下の機能を提供します。

料金設定の更新

サービスID、サービス利用部門(利用部門向け料金設定の場合)、サービス利用部門の購入済サービス(購入済サービスの料金設定の場合)を除き、料金設定定義のすべての要素を更新できます。

サービスの料金設定または利用部門向け料金設定を更新するには、対応するサービスを無効化する必要があります。サービスの料金設定または利用部門向け料金設定を変更しても、既存の購入済サービスには影響しません。変更は、サービスが再公開された後に新規に購入したサービスに対してのみ有効になります。通常は、当該サービス利用部門の合意がある場合のみサービス利用部門向け料金設定を変更します。

特定の購入済サービスの料金設定を変更すると、現在および将来の請求期間に対して変更された設定が有効になります。つまり、変更前の請求期間に利用したサービスで発生したすべての利用者割り当てまたは請求対象イベントは、新しい料金設定に従って課金されることになります。

通常は、当該サービス利用部門の合意がある場合のみ購入済サービスの料金設定を変更します。購入済サービスの料金設定を変更する場合、該当するサービスが有効であるか無効であるかは問いません。

サービスの料金設定を更新するには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[料金設定]メニューの[サービスの料金設定]メニューオプションを使用します。利用部門向け料金設定を更新するには、[利用部門向け料金設定]、購入済サービスの料金設定を更新するには[購入済サービスの料金設定変更]を使用します。

サービス提供部門が、公開済みサービスの料金設定を変更すると、サービス仲介部門、サービス提供代行部門およびサービス利用部門の購入前のサービスの料金設定に反映されます。変更内容は変更後に購入したサービスにのみ適用されます。変更前に購入済のサービスには適用されません。

料金設定の要素のローカライズ

料金設定の説明やサービス利用規約をローカライズして、Systemwalker Service Catalog Managerでサポートされるすべての言語で利用できるようにすることができます。

要素のローカライズでは、対応するサービスを無効化する必要があります。ローカライズは、既存の購入済サービスには影響しません。変更内容は新しい購入済サービスに対してのみ有効になります。

要素をローカライズするには以下のようにします。

  1. 要素をローカライズする料金設定の種類に応じて、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[料金設定]メニューの[サービスの料金設定]、[利用部門向け料金設定]または[購入済サービスの料金設定変更]メニューオプションを使用します。

  2. 表示されたページから[サービスの料金設定]、[利用部門向け料金設定]、[購入済サービスの料金設定変更]のいずれかを選択します。

  3. [ローカライズ]をクリックして、ローカライズした料金設定の説明やサービス利用規約を入力します。

サービス提供者が、公開済みサービスの料金設定の情報をローカライズすると、サービス仲介部門、サービス提供代行部門およびサービス利用部門の購入前のサービスの料金設定の情報に反映されます。変更内容は変更後に購入したサービスにのみ適用されます。変更前に購入済のサービスには適用されません。

料金設定削除

サービス利用部門への提供を中止したい場合には、利用部門向け料金設定は削除することができます。通常は、当該サービス利用部門の合意がある場合のみ、利用部門向け料金設定を削除します。

利用部門向け料金設定の削除では、該当するサービスを無効化する必要があります。削除しても、既存の購入済サービスには影響しません。新しく購入するサービスには、通常のサービスの料金設定が自動的に適用されます。

利用部門向け料金設定を削除するには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[料金設定]メニューの[利用部門向け料金設定の削除]メニューオプションを使用します。