本節では、本製品のJava EE実行環境管理者のパスワードの変更方法について説明します。
本節で説明するパスワードの変更は、コマンドを使用して行います。コマンドプロンプトまたはコンソールで実行してください。
注意
コマンドを実行するには、Systemwalker Service Catalog Manager Serverサービスが開始している必要があります。
変更はSystemwalker Service Catalog Manager Serverサービスを再起動後、有効になります。
本体用ドメインおよびインデクサ用ドメインのJava EE実行環境管理用ポート番号をコマンドオプションとして指定する必要があります。Java EE実行環境管理用ポート番号を指定することにより、変更するドメインを選択できます。Java EE実行環境管理用ポート番号の確認方法は、“A.2.1 Java EE実行環境管理用ポート番号”を参照してください。
コマンドのオプションについては“8.6 管理コマンドのオプション”を参照してください。
本節で説明するコマンドは、以下の環境変数でオプションを指定したことを前提に記述しています。
【Windows】
%OPTION%
【Linux】
$OPTION
Java EE実行環境管理者のパスワードを変更した場合、Systemwalker Service Catalog Managerをアンセットアップする際に本体用ドメインとインデクサ用ドメインのユーザー名とパスワードを統一してください。
以下のコマンドで変更してください。
【Windows】
"%SWCTMG_HOME%\glassfish3\bin\asadmin" %OPTION% change-admin-password --domaindir %SWCTMG_HOME%\glassfish3\glassfish\domains --domain_name <ドメイン名(bes-domain/master-indexer-domain)>
【Linux】
/opt/FJSVctbss/glassfish3/bin/asadmin $OPTION change-admin-password --domaindir /opt/FJSVctbss/glassfish3/glassfish/domains --domain_name <ドメイン名(bes-domain/master-indexer-domain)>