FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド
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付録D Linkexpressサーバ環境の退避および復元手順

D.1 退避手順

Linkexpressサーバ環境を退避する処理の流れは、以下のとおりです。

(1)Linkexpressサーバの停止
(2)Linkexpressインストールディレクトリの退避
(3)コード変換テーブル情報の退避

それぞれの処理について、説明します。

(1)Linkexpressサーバの停止

LinkexpressサーバをFORCEモードで停止します。コマンド詳細については、「コマンドリファレンス」の「2.2 lxstpsysコマンド」を参照してください。なお、Windowsの場合は、GUI画面からの停止も可能です。詳細については、「導入ガイド」の「11.2.2 GUIからの停止[PCサーバ]」を参照してください。

以下、注意事項です。

(2)Linkexpressインストールディレクトリの退避

以下のディレクトリ配下をディレクトリごと退避してください。

プラットフォーム

定義情報

Windows

Linkexpressインストールディレクトリ\CONTROL\
Linkexpressインストールディレクトリ\GEN\
Linkexpressインストールディレクトリ\MANAGER\

Linux
(注)

/opt/FJSVlnkexp/CONTROL/
/opt/FJSVlnkexp/GEN/
/opt/FJSVlnkexp/MANAGER/

Solaris
(注)

/opt/FSUNlnkexp/CONTROL/
/opt/FSUNlnkexp/GEN/
/opt/FSUNlnkexp/MANAGER/

(注) 環境の復元を実施する際、各ディレクトリおよびファイルの属性情報(オーナー、グループ名、およびパーミッション)が、環境の退避時の情報と同一でなければLinkexpressが正しく動作できません。このため、tarコマンドなどで属性情報含めて退避してください。

(3)コード変換テーブル情報の退避

コード変換機能を利用している場合、以下のディレクトリ配下をディレクトリごと退避してください。

プラットフォーム

動作環境ファイル

コード変換テーブル

変換テーブルのカストマイズ履歴

Windows

HSCONVインストールディレクトリ\HSCONV_ENV.BIN

HSCONVインストールディレクトリ\TABLE\

HSCONVインストールディレクトリ\SAM\

Linux
(注)

/opt/FJSVhscnv/hsconv_env.bin

/opt/FJSVhscnv/table/

/opt/FJSVhscnv/sam/

Solaris
(注)

/opt/FSUNhscnv/hsconv_env.bin

/opt/FSUNhscnv/table/

/opt/FSUNhscnv/sam/

(注) 環境の復元を実施する際、各ディレクトリおよびファイルの属性情報(オーナー、グループ名、およびパーミッション)が、環境の退避時の情報と同一でなければLinkexpressが正しく動作できません。このため、tarコマンドなどで属性情報含めて退避してください。


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