FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド |
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Linkexpressが未サポートのデータベースから、グローバルサーバ/PRIMEFORCEのデータベースへの全件反映を行う場合の方法について、説明します。
処理の流れは、以下のとおりです。
(1)CSVデータの出力
(2)LinkexpressのDBサービス定義の作成
(3)LinkexpressでCSVデータを元にローカルファイルへ出力
(4)(3)のローカルファイルをグローバルサーバ/PRIMEFORCEへファイル転送
(5)グローバルサーバ/PRIMEFORCE側でデータベース格納
それぞれの処理について、説明します。
データベースの機能を利用し、CSVデータを出力します。詳細は、各データベースの説明書を参照してください。
抽出対象のデータベースより、以下のCSVデータが作成されたと仮定します。
CSVデータのファイル名(例):D:\test\csv1.txt
なお、格納先のグローバルサーバ/PRIMEFORCEのデータベース属性は以下のとおりと仮定します。
DBサービス定義では、入力となるCSVデータをjef-ebcdic-kanaのコード系にコード変換し、ITEMオペランドで指定した属性に変換を行います。なお、CSVデータに関する設定については、CSV_INFOオペランドを参照してください。
DBサービス定義のファイル名(例):C:\Linkexpress\MANAGER\DB\_GEN\csv_1.def
(2)で作成したDBサービス定義を使用して、lxstrdbコマンドのローカルファイル出力機能でバイナリファイルを作成します。以下のコマンドを実行してください。
なお、ローカルファイル名は、DBサービス定義のOUTTABLE定義文のFILEオペランド(上記例では、D:\test\csv1.bin)で指定します。
業務定義、またはファイル転送コマンドを利用して、グローバルサーバ/PRIMEFORCEへファイル送信します。送信ファイル名は、上記例の場合、" D:\test\csv1.bin"です。また、データタイプはバイナリを指定してください。
グローバルサーバ/PRIMEFORCE側において、受信したバイナリファイルをデータベースへ格納します。
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