FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド
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7.5.3.4.5 既存DBサービス定義の参照方法
DB連携機能によるデータ格納処理の設定情報として、[DB属性情報インポート]の項目を選択することで、利用者が作成したテーブル属性情報項目および既存のDBサービス定義等を読み込むことができます。
なお、テーブル属性情報項目の読み込みでは、データベース名以下のDB情報を読み込み、ファイル識別子が.csvのファイルが対象となります。一方、DBサービス定義の読み込みでは、既存のDBサービス定義を読み込み、ファイル識別子が.csv以外のファイルが対象となります。
読み込んだ定義ファイルに複数のDBサービス定義が含まれている場合、DBサービス定義選択ダイアログボックスが表示されますので、一覧表示されたDBサービス定義から、1つを選択して<OK>ボタンをクリックしてください。
注)
- [DB属性情報インポート]を選択するにはカストマイズ定義画面を詳細モードで表示する必要があります。
- 読み込むファイルはシフトJIS(MS)で作成してください。定義の登録先サーバがUNIXサーバの場合、Linkexpressが文字コードを変換して登録します。変換後のコード系は以下のとおりです。
- Linkexpress V5.0L10相当以降の場合:lxchcodeコマンドで設定したコード系が採用されます。なお、lxchcodeコマンド未実行時は、Linkexpressインストール時点のOSのデフォルトロケールが採用されます。lxchcodeコマンドの詳細、および現在のコード系設定の確認については、「コマンドリファレンス」の「9.16 lxchcodeコマンド」を参照してください。
- Linkexpress V4.0L10相当以前の場合:Linkexpressのインストール時に指定したコード系が採用されます。
- 読み込んだ情報項目のデータ型、精度および位取りの整合性に誤りがある場合、その項目の指定情報は読み飛ばされます。
- 読み込んだ情報項目の項目名に誤りがある場合、GUI上は未指定状態の項目として表示されます。
- SILVERRUN-RDM製品が出力したテーブル属性情報の場合、事前に代替のデータ属性で記述されている列がないか、確認してください。
自側DB格納イベントおよび相手側DB格納イベントにDBサービス定義を読み込む時は、以下の点に注意してください。
- INTABLE定義文のDATATYPEオペランドの指定値がremoteまたはm-diskの場合、DB格納イベント(DATATYPEオペランドの指定値がlocal)として扱えるように、一部の指定値を無視します。入力後に指定値を確認してください。
- INTABLE定義文のCODEオペランドの指定値がsjis-msでBYTEORDERオペランドが省略されている場合、入力文字コードの数値の表現形式として前進法が採用されます。
- OUTTABLE定義文のCODEオペランドの指定値がsjis-msでBYTEORDERオペランドが省略されている場合、出力文字コードの指定値は"SJIS(MS)"と表示されます。数値の表現形式は格納先システムに合わせた指定値が自動的に選択されます。
- CODEオペランドの指定値がJEF-EBCDIC系でCONVTYPEオペランドが省略されている場合、入力文字コード、出力文字コードのどちらの場合も、変換型として字形重視が採用されます。
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