FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド
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第4章 分散型システム連携機能(DB連携機能)> 4.4 分散型システム連携の運用のカストマイズ

4.4.5 ファイルに格納する時にバックアップを作成する方法

ファイルを出力先とするデータ格納で異常が発生した場合、格納先ファイルの既存データは保証されません。格納処理の異常による既存データの破壊を防ぐには、DB動作環境定義のFILE_BACKUPキーワードで既存ファイルのバックアッを指定します。以下にファイル格納時のバックアップについて説明します。

[データ格納異常終了時の出力ファイルの状態]

ファイル出力時にデータ格納が異常終了した場合、格納方式によって以下の状態になります。

[バックアップファイル名とその扱い]

既存ファイルのバックアップを指定した場合、退避ファイル名は出力ファイル名に".bak"を付加した名前で作成されます。例えば、出力ファイル名が"outfile"の場合、退避ファイル名は"outfile.bak"になります。

なお、出力ファイルへのデータ格納が正常終了した場合、退避ファイルは削除されます。データ格納の異常終了時は、利用者が退避ファイルを使用してファイルを復旧してください。

また、何らかの原因で退避ファイルを作成できない場合、データ格納は異常終了します。


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