FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド
|
目次
索引
|
3.2.4 データ項目の結合
文字属性のデータを格納する場合、複数の列を1個の列項目に結合することが可能です。項目結合は、入力データ定義の項目情報を元に、EXTRACT定義文のSELECTオペランドの指定で行います。項目結合の指定方法は「3.9.12.5 SELECTオペランド(EXTRACT定義文)」を参照してください。
項目の結合ルールは以下のとおりです。
- 結合できる入力データ項目の属性は、charまたはncharです。可変長文字属性は扱えません。
- an,ankおよびchar2はcharとして扱います。
- nchar2はncharとして扱います。
- charとncharを結合した場合、結合後の属性としてcharが採用されます。
- 項目結合を行う場合、1項目情報について、最大16個の入力データ項目が指定可能です。
- 結合後のデータ項目長の最大値は32,000バイトを超えないように設計してください(ナル値識別用フィールドを含む)。
- 結合後のデータ項目名には1つ目の入力データ項目名が採用されます。
- ナル値識別用フィールドを持つデータ項目と持たないデータ項目を結合した場合、ナル値フィールドを持つデータ項目として扱われます。また、ナル値識別用フィールドには0x0000が設定されます。
- コード変換は、項目結合の前に行われます。したがって、コード変換は各入力データ項目の属性の範囲で行われます。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1997-2013