FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド
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2.6.10.30 speedオペランド (lxdevent定義命令)
[speed=転送速度上限値]
[イベント]
ファイル送信,ファイル送信待ちイベントに対応
[内容]
ファイル転送を行う速度の上限値(キロバイト/秒)を指定します。本オプションが指定された場合は、指定した転送速度内でファイル転送を行います。
[形式]
転送速度上限値を1〜2097152(キロバイト/秒)の範囲で指定します。
ネットワーク定義と業務定義で速度指定が行われた場合は、業務定義の指定値が優先されます。また、業務定義で本オペランドを省略した場合はネットワーク定義の指定値が採用されます。本オペランドを業務定義、ネットワーク定義の両方で省略した場合またはSANの場合は転送速度の制御を行いません。
関連項目
- データ送信量の制御
- 「導入ガイド」の「6.5.5.7.51 speedオペランド(node,path定義命令)」
[備考]
- Linkexpress for Windows NT V2.1L20相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以前のサーバでは、転送速度上限値は1〜1024(キロバイト/秒)の範囲です。
- ファイル送信時の転送速度の上限を設定する機能であり、必ずしも指定値どおりの転送速度を保証する機能ではありません。システム負荷やネットワーク負荷などの要因により、指定値よりも転送速度が遅くなることがあります。
- 転送連動方式のデータ圧縮と転送速度上限値は、同時に指定しないでください。同時に指定された場合、正しく転送速度を制御することができません。
データ圧縮機能も利用したい場合は、転送非連動方式でデータ圧縮したファイルを利用してください。この場合は、正しく転送速度を制御できます。
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