FUJITSU Software Linkexpress 導入ガイド |
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第9章 セキュリティの設定(Linkexpressサーバ) | > 9.2 システムのセキュリティ情報の設定 |
DB連携機能の利用者はLinkexpressサーバがインストールされている各システムに対して以下の条件を満たしている必要があります。
PCサーバ : Administratorsグループに所属していること
UNIXサーバ : Linkexpress使用グループを一次グループに設定し、所属していること(備考)
備考)Linkexpressサーバをインストールする際に指定したグループ名です。なお、Linkexpressサーバインストール時に指定したグループ名を変更する場合、lxdbgrpコマンド(Linkexpress V5.0L10相当でサポート)を利用します。Linkexpress V4.0L10相当以前の場合は、Linkexpressサーバをアンインストールし、再度Linkexpressサーバをインストールしてグループ名を変更する必要があります。
変更後のグループ名を有効とする場合は、lxgensvコマンドを実行して、DBサービスグループを登録しなおす必要があります。
分散型システム連携を使用する場合、Linkexpressからは利用者認証を行いません。
DB連携機能では、中間ファイルとデータベースの2種類のファイルをアクセスします。これらのファイルは、それぞれ以下のアクセス権で動作します。
分散型システム連携の場合、中間ファイルのアクセス権はLinkexpressを起動した人の資格でアクセス権チェックが行われます。それ以外の場合は業務や利用者プログラムの場合と同様の認証を行います。
データベースのアクセスではlxstrdbコマンドおよびlxtrndbコマンドのオプションで指定したDBアクセス用セキュリティ情報を使用します。指定を省略した場合はコマンド実行者のユーザ名を使用します。
OracleとSQL Serverの場合、オプションは省略できません。その他のデータベース・システムではオプションを省略してください。
Oracleの場合、オプションは省略できません。その他のデータベース・システムではオプションの指定は任意です。
注1) 省略時は自動ログインを行います。この場合、"OPS$コマンド投入者のユーザID"がデータベース・アクセス・ユーザ名として採用されます。
lxstrdbコマンドでは"-u /"、lxtrndbコマンドでは"-y /"とオプションを記述します。
注2) オプションでセキュリティ情報を指定する場合、コマンド投入者はシステムのスーパーユーザーである必要があります。
DB連携機能を使用してデータベースにアクセスするユーザには、データベースに対するアクセス権として以下の権限を与えてください。
なお、Oracleではディクショナリに対するアクセス権がない場合、メッセージ「DB14037」(「メッセージ集」参照)が出力されます。
注) 格納先データベースがOracle(Oracle8iを除く)の場合
通常ファイルに対する書込権が必要です。
DB連携機能ではジョブ起動は行いません。
備考. 利用者カストマイズ出口およびDBサービス状態通知連動アプリケーションを利用する場合はDB連携機能に関する運用の説明を参照してください。
利用者カストマイズ出口については、「運用ガイド」の「3.1.6.1 利用者カストマイズ出口の作成」を参照してください。
DBサービス状態通知連動アプリケーションについては、「運用ガイド」の「4.7.4.1.6 DBサービスの状態受信時に動作するプログラムを作成する」を参照してください。
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