FUJITSU Software Linkexpress 導入ガイド
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5.4.19 ユーザ認証有効期限チェックの有無
PASSWD-VALID-CHECKキーワード
[設定内容]
ユーザ認証処理において、ユーザ認証期限切れをチェックするか否かを指定します。ユーザ認証処理を実施するのは以下の場合です。
- Linkexpressクライアント(GUI)より、Linkexpressサーバへログオンする際、Linkexpressサーバでログオン認証(ユーザ認証)
- 起動側システムからファイル転送、相手側ジョブ起動、またはメッセージ転送依頼を実施した際、応答側システムでログオン認証(ユーザ認証)
- ファイル転送を実施する際、転送ファイルへのアクセス認証(ユーザ認証)
- 自側ジョブ起動または相手側ジョブ起動により、ジョブを起動する際のアクセス認証(ユーザ認証)
なお、業務定義の自側コード変換イベント、相手側コード変換イベント、自側DB格納イベント、および相手側DB格納イベントも含みます。
指定値は以下のとおりです。初期値はNO(ユーザ認証期限切れチェックなし)です。
ユーザ認証期限切れチェックあり : YES
ユーザ認証期限切れチェックなし : NO
[記述例]
「PASSWD-VALID-CHECK:NO」
[注意事項]
- 本キーワードは、動作プラットフォームがUNIXサーバの場合のみ有効です。
- 本キーワードは、Linkexpress V5.0L12相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以降のサーバで指定できます。Linkexpress V5.0L11相当以前の場合、"NO"(ユーザ認証期限切れチェックなし)と同じ動作です。
- 応答側動作時にファイル転送、相手側ジョブ起動、またはメッセージ転送で本キーワードが有効となるのは、servicesファイルに指定したlnkexpfサービス宛ての転送です。
- "YES"指定時、OS設定の「パスワード使用期限」より「パスワード変更可能最短日」が長い場合、「パスワード変更可能最短日」で指定した日時以降、ユーザ認証期限切れと扱われて認証エラーとなります。
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