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Interstage Big DataComplex Event Processing Server V1.1.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

9.2.5 SOAPリスナ定義ファイル

SOAPリスナ定義を記述するための設定ファイル(SOAPリスナ定義ファイル)について説明します。

soapListenerをルート要素とするXMLファイルであり、ユーザー開発Webサービス毎にSOAPリスナ定義ファイルを作成します。

SOAPリスナ定義ファイルに設定する項目は以下のとおりです。

要素または属性

項目名

説明

設定可能文字
/範囲

必須
/任意

id

※soapListener要素の属性

開発資産ID

配備先のCEPエンジンで一意となるIDを指定します。

複合イベント処理ルールで指定する出力アダプター(SOAPリスナ)に利用します。

半角英数字、アンダースコア(_)、ハイフン(-)

注:先頭のみ半角英字

39文字以内

必須

comment

コメント

この定義の説明を指定します。

1000文字以内

任意

url

接続URL

ユーザー開発Webサービスの接続URLを指定します。

512文字以内

半角英数字、半角記号

必須

nameSpace

名前空間

ユーザー開発Webサービスへ送信するSOAPメッセージの本体(SOAPボディ)の名前空間を指定します。

512文字以内

必須

prefix

名前空間の接頭辞

SOAPメッセージの本体(SOAPボディ)で使用する名前空間プレフィックスを指定します。

省略時は“ns”が使用されます。

20文字以内

任意

method

ルート要素

SOAPメッセージの本体(SOAPボディ)のルート要素名を指定します。

512文字以内

必須


注意

1つのCEPエンジンに配備できるSOAPリスナ定義数の上限は32です。

記述例

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<soapListener xmlns="urn:xmlns-fujitsu-com:cspf:bdcep:v1" id="LISTEN_01">
<comment>SOAPリスナ定義_01</comment>
<url>http://192.168.11.249/WebServWAR/MyApp1Service</url>
<nameSpace>http://webservice/</nameSpace>
<prefix>ns</prefix>
<method>cep</method>
</soapListener>

本例では、接続先URLが“http://192.168.11.249/WebServWAR/MyApp1Service”であるユーザー開発Webサービスにルート要素がcepであるSOAPボディを含むメッセージ(イベント)を通知することを定義します。