SOAPリスナ定義を記述するための設定ファイル(SOAPリスナ定義ファイル)について説明します。
soapListenerをルート要素とするXMLファイルであり、ユーザー開発Webサービス毎にSOAPリスナ定義ファイルを作成します。
SOAPリスナ定義ファイルに設定する項目は以下のとおりです。
要素または属性 | 項目名 | 説明 | 設定可能文字 | 必須 |
---|---|---|---|---|
id ※soapListener要素の属性 | 開発資産ID | 配備先のCEPエンジンで一意となるIDを指定します。 複合イベント処理ルールで指定する出力アダプター(SOAPリスナ)に利用します。 | 半角英数字、アンダースコア(_)、ハイフン(-) 注:先頭のみ半角英字 39文字以内 | 必須 |
comment | コメント | この定義の説明を指定します。 | 1000文字以内 | 任意 |
url | 接続URL | ユーザー開発Webサービスの接続URLを指定します。 | 512文字以内 半角英数字、半角記号 | 必須 |
nameSpace | 名前空間 | ユーザー開発Webサービスへ送信するSOAPメッセージの本体(SOAPボディ)の名前空間を指定します。 | 512文字以内 | 必須 |
prefix | 名前空間の接頭辞 | SOAPメッセージの本体(SOAPボディ)で使用する名前空間プレフィックスを指定します。 省略時は“ns”が使用されます。 | 20文字以内 | 任意 |
method | ルート要素 | SOAPメッセージの本体(SOAPボディ)のルート要素名を指定します。 | 512文字以内 | 必須 |
注意
1つのCEPエンジンに配備できるSOAPリスナ定義数の上限は32です。
例
記述例
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<soapListener xmlns="urn:xmlns-fujitsu-com:cspf:bdcep:v1" id="LISTEN_01">
<comment>SOAPリスナ定義_01</comment>
<url>http://192.168.11.249/WebServWAR/MyApp1Service</url>
<nameSpace>http://webservice/</nameSpace>
<prefix>ns</prefix>
<method>cep</method>
</soapListener>
本例では、接続先URLが“http://192.168.11.249/WebServWAR/MyApp1Service”であるユーザー開発Webサービスにルート要素がcepであるSOAPボディを含むメッセージ(イベント)を通知することを定義します。