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Interstage Big DataComplex Event Processing Server V1.1.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

8.9 cepstarteng

名前

cepstarteng - CEPエンジンの起動


形式
cepstarteng [-e engine_name]

機能説明

CEPエンジンを起動します。


引数
-e engine_name

起動するCEPエンジン名を指定します。

構成しているCEPエンジンが1つだけの場合は、本オプションを省略できます。

本オプションを省略した場合、構成済みのCEPエンジンが2個以上存在していると、エラーメッセージが出力されて起動に失敗します。


終了ステータス

以下のステータスが返されます。

0

正常終了

8

異常終了


注意

  • 本コマンドを実行する前に、cepdeployrscコマンドを使用してイベントタイプ定義を1個以上配備しておく必要があります。イベントタイプ定義が配備されていない場合は、CEPエンジンの起動時にエラーメッセージが出力されて起動に失敗します。

  • RDB連携やTerracotta連携を行っている場合、本コマンドの実行前に、連携先のサーバが起動している必要があります。連携先のサーバが停止している場合は、CEPエンジンの起動時にエラーメッセージが出力されて起動に失敗します。

  • 本コマンドはCEPエンジンの起動が完了するまで監視し、起動完了を確認できた場合に正常終了します。

  • 本コマンド実行から180秒以内に起動が完了しない場合は、CEPエンジンを強制停止します。そこから180秒以内に強制停止が完了した場合は、起動処理がタイムアウトした旨のメッセージを出力して本コマンドは異常終了します。逆に、180秒以内に強制停止が完了しない場合は、強制停止に失敗したメッセージを出力して本コマンドは異常終了します。

正常終了時の出力例

CEPエンジン(CepEngine1)を起動する場合の出力例です。

$ cepstarteng -e CepEngine1 <ENTER>
Command cepstarteng executed successfully.

異常終了時の出力例

存在しないCEPエンジンを起動しようとした場合の出力例です。

$ cepstarteng -e CepEngine2 <ENTER>
An incorrect value was entered. Reason=(The engine does not exist.)
Command cepstarteng execution failed.

本例のエラーメッセージには、以下の情報が付加されます。

Reason

エラー原因(CEPエンジンの起動に失敗した理由)