cepstarteng - CEPエンジンの起動
cepstarteng [-e engine_name]
CEPエンジンを起動します。
起動するCEPエンジン名を指定します。
構成しているCEPエンジンが1つだけの場合は、本オプションを省略できます。
本オプションを省略した場合、構成済みのCEPエンジンが2個以上存在していると、エラーメッセージが出力されて起動に失敗します。
以下のステータスが返されます。
正常終了
異常終了
注意
本コマンドを実行する前に、cepdeployrscコマンドを使用してイベントタイプ定義を1個以上配備しておく必要があります。イベントタイプ定義が配備されていない場合は、CEPエンジンの起動時にエラーメッセージが出力されて起動に失敗します。
RDB連携やTerracotta連携を行っている場合、本コマンドの実行前に、連携先のサーバが起動している必要があります。連携先のサーバが停止している場合は、CEPエンジンの起動時にエラーメッセージが出力されて起動に失敗します。
本コマンドはCEPエンジンの起動が完了するまで監視し、起動完了を確認できた場合に正常終了します。
本コマンド実行から180秒以内に起動が完了しない場合は、CEPエンジンを強制停止します。そこから180秒以内に強制停止が完了した場合は、起動処理がタイムアウトした旨のメッセージを出力して本コマンドは異常終了します。逆に、180秒以内に強制停止が完了しない場合は、強制停止に失敗したメッセージを出力して本コマンドは異常終了します。
例
正常終了時の出力例
CEPエンジン(CepEngine1)を起動する場合の出力例です。
$ cepstarteng -e CepEngine1 <ENTER>
Command cepstarteng executed successfully.
異常終了時の出力例
存在しないCEPエンジンを起動しようとした場合の出力例です。
$ cepstarteng -e CepEngine2 <ENTER>
An incorrect value was entered. Reason=(The engine does not exist.)
Command cepstarteng execution failed.
本例のエラーメッセージには、以下の情報が付加されます。
エラー原因(CEPエンジンの起動に失敗した理由)