ここでは、アンインストール後の作業について説明します。
以下の他製品がCEPサーバ上にインストールされている場合、アンインストーラによるFJSVodパッケージのアンインストールは行われません。
Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ
FJSVodパッケージを手動でアンインストールする場合、以下の手順で行ってください。
使用している製品の確認
以下の製品がインストールされているか確認してください。インストールされている場合は、アンインストールしないでください。
Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ
アンインストール
rpmコマンドでアンインストールしてください。コマンドはスーパーユーザーで実行してください。
# /bin/rpm -e --nodeps FJSVod <ENTER>
FJSVsmee64、およびFJSVsclr64パッケージは、Systemwalker Centric Managerなど、Interstage以外の富士通製製品に同梱されている場合があるため、アンインストーラによるアンインストールは行われません。
この2つのパッケージを手動でアンインストールする場合、以下のコマンドを実行してください。コマンドはスーパーユーザーで実行してください。
# /bin/rpm -e --nodeps FJSVsmee64 <ENTER>
# /bin/rpm -e --nodeps FJSVsclr64 <ENTER>
CEPサーバ利用者の環境変数PATHから、以下のパスを削除してください。
/opt/FJSVcep/bin
ポイント
「4.3.3.1 環境変数の設定」において、/etc/profile.d ディレクトリに以下のファイルを作成した場合は、作成したファイルを削除してください。
/etc/profile.d/FJSVcep.sh
/etc/profile.d/FJSVcep.csh
インストール時に指定するエンジンの実行ユーザーおよび所属グループは、アンインストール時に削除されません。不要な場合は、ユーザーの削除を行ってください。
例
実行ユーザー isbdcepを手動で削除する例です。
$ su - <ENTER>
# userdel isbdcep <ENTER>
注意
ユーザーおよびグループの削除方法は、システムの管理方針により異なります。必ずマシン管理者に確認してください。
BDCEPをインストールすると、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」もインストールされます。
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」は、富士通ミドルウェア製品共通のツールです。インストールされている富士通ミドルウェア製品情報の管理や製品のアンインストーラの起動を行います。
本ツールをアンインストールする場合は、以下の手順で行ってください。
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を起動して他の富士通ミドルウェア製品が残っていないか確認します。起動方法は以下のとおりです。
# /opt/FJSVcir/cir/bin/cimanager.sh -c <ENTER>
インストールされている富士通ミドルウェア製品が何もない場合、下記のアンインストールコマンドを実行します。
# /opt/FJSVcir/bin/cirremove.sh <ENTER>
"本ソフトウェアは富士通製品共通のツールです。本当に削除しますか?[y/n]: "と表示されたら、「y」を入力して継続します。
数秒ほどでアンインストールが完了します。
アンインストール完了後、以下のディレクトリおよびその配下のファイルを削除します。
/var/opt/FJSVcir