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Interstage Big DataComplex Event Processing Server V1.1.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.3.2 ディスク使用量の見積もり

CEPサーバで必要なディスク使用量を算出する計算式を以下に示します。

必要となるディスク使用量 = (A + B + C + D + E + F + G + H) × 1.2
表3.3 ディスク使用量の見積もり式の項目説明

項目

説明

ディレクトリ

見積もりディスク使用量

A

ベースディスク使用量

以下のディレクトリです。

/opt

/etc/opt

/var/opt

以下の通りです。

/opt : 900MB

/etc/opt : 30MB

/var/opt : 60MB

B

イベントログ
(高速フィルター使用前)

5.6.4.1 イベントログの出力先とファイル形式」を参照してください。

(*1)

C

イベントログ
(複合イベント処理後)

5.6.4.1 イベントログの出力先とファイル形式」を参照してください。

(*2)

D

リソースログ

[高速フィルター]

/var/opt/FJSVcep/cep/flt/logs/ResourceLog/CEPエンジン名

[複合イベント処理]

/var/opt/FJSVcep/cep/cep/logs/ResourceLog/CEPエンジン名

見積もり式は以下の通りです。(単位:MB)

2MB × 使用するCEPエンジン数

E

エンジンログ

[高速フィルター]

/var/opt/FJSVcep/cep/flt/logs/EngineLog/CEPエンジン名

[複合イベント処理]

/var/opt/FJSVcep/cep/cep/logs/EngineLog/CEPエンジン名

見積もり式は以下の通りです。(単位:MB)

200MB × 使用するCEPエンジン数

F

カスタムログ

/var/opt/FJSVcep/cep/cep/logs/EngineLog/CEPエンジン名

見積もり式は以下の通りです。(単位:MB)

100MB × 使用するCEPエンジン数

G

マスタデータ

マスタ定義ファイルのdataFileに指定したパスになります。

マスタ定義ファイルの詳細は「9.2.3 マスタ定義ファイル」を参照してください。

マスタデータのファイルサイズになります。

H

高速フィルターの保守用ログ

/var/opt/FJSVisjee/nodeagents/ijna/CEPエンジン名_Flt_Ins/current

見積もり式は以下の通りです。(単位:MB)

(高速フィルタールールに記述したフィルター文の合計数 ×1.6+0.2)×4MB

I

その他の保守用ログ(上記のログを除く)

/var/opt/FJSVisjee 配下のログ
/var/opt/FJSVjs2su 配下のログ
/var/opt/FJSVcep 配下のログ
/var/opt/FJSVihs 配下のログ
/var/opt/FJSVjs5 配下のログ
/var/opt/FJSVj2ee 配下のログ
/var/opt/FJSVisjmx 配下のログ
/var/opt/FJSVisas 配下のログ
/var/opt/FJSVod 配下のログ

見積もり式は以下の通りです。(単位:MB)

1301MB+618MB×使用するCEPエンジン数

J

ユーザー開発Javaクラスによるファイル出力(カスタムログは除く)

ユーザー開発Javaクラスの実装内容に依存します。

ディスク使用量は、ユーザー開発Javaクラスの実装内容に依存します。

(*1) 入力アダプターでロギング対象となるイベントについて計算します。計算式は以下の通りです。

イベントログ(B)のディスク使用量(単位:KB) = 各ロギング対象イベントのディスク使用量の合計

ロギング対象イベントのディスク使用量(単位:KB)
= 1秒あたりのイベント受信数 × 平均データサイズ(単位:KB) × イベントログの蓄積期間(単位:秒) × 1.2

(*2) 複合イベント処理で、ロギング対象となるデータ(イベント、ルールの処理結果)について計算します。計算式は以下の通りです。

イベントログ(C)のディスク使用量(単位:KB) = 各ロギング対象データのディスク使用量の合計

ロギング対象データのディスク使用量(単位:KB)
= 1秒あたりのデータ発生数 × 平均データサイズ(単位:KB) × イベントログの蓄積期間(単位:秒) × 1.2