オーバレイは、オーバレイツールで設定されているフォルダへ格納してください。
オーバレイツールでのデフォルトの格納先はHOST PRINTインストール配下“PCOVL”ですが、オーバレイツールで任意のフォルダを設定できます。複数の格納先が設定されている場合は、優先順位に従ってオーバレイが使用されます。
オーバレイツールの詳細については、“10.2.1 オーバレイツール”を参照してください |
注意
旧バージョンレベルから移行する場合にもオーバレイツールにより、オーバレイデータの格納先を設定する必要があります。
オーバレイデータはローカルドライブに格納してください。ネットワークドライブのオーバレイデータは使用できません。
使用できるオーバレイのファイル名と、優先順位について説明します。
オーバレイツールに複数の格納先が設定されていて、拡張子が異なる同名ファイルが存在した場合は、優先順位の高いファイルが使用されます。
フォームオーバレイで使用できる文字は、JIS第一/第二水準、およびJIS非漢字です。
Charset Managerを導入し、HOST PRINTコンソールの[ホスト通信のプロパティ]ダイアログボックスで「Charset Managerを使用」の設定を行う必要があります。
[ホスト通信のプロパティ]ダイアログボックスの詳細については、“11.3.27 [ホスト通信のプロパティ]ダイアログボックス -[全般]タブ”を参照してください。 |
注意
FORMでオーバレイを作成した環境とHOST PRINTが動作する環境が異なると、JEF拡張漢字などMS漢字にない文字が正しく印刷されない場合があります。
その場合は、HOST PRINTコンソールの[ホスト通信のプロパティ]ダイアログボックスで、「Charset Managerを使用」の設定を解除してください。
JEFの利用者定義文字とWindowsシステムの利用者定義文字のそれぞれ先頭からのコード域をマッピングして行われます。このルール以外を使用する場合には、Charset Managerを導入する必要があります。
参考
オーバレイ中の漢字は83JISを使用していますので、新字体になります。