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HOST PRINT V7.2L11 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.4 プリンタの設定

サーバのWindowsシステムの[プリンタ]で、使用するプリンタを設定します。

帳票をFAXに送信する場合、FAXをプリンタとして設定します。


VSPプリンタ設定

以下に、66XXエミュレーションの場合の環境作成の手順を示します。

  1. 通信制御サービスの環境構築を行います。

    メインフレームからPLOP/X形式の資源のダウンロードを行う場合、LUタイプSF2のLU定義を行ってください。

  2. FNA Serverの端末の環境構築を行います。

    FNA Serverの設定は必要ありません。

  3. HOST PRINTの環境構築を行います。

    Charset Managerが導入されている場合、HOST PRINTのオーバレイツールでVSP資源の移動操作を行い、VSP資源をCharset Managerの資源管理フォルダに移動してください。

  4. VSPリクエスタのインストールを行います。

    帳票出力サーバにVSPプリンタに添付のソフトウェア VSPリクエスタ をインストールしてください。

    注意

    • VSP装置パネルでリクエスタサーバを、HOST PRINTが印刷を行うサーバ以外に設定している場合、VSPリクエスタは印刷を行うサーバとリクエスタサーバの両方にインストールしてください。

    • その場合、VSPの資源は以下のとおり配置してください。

      帳票出力サーバ

      リクエスタサーバ

      カット紙レーザVSP

      連帳レーザVSP

      オーバレイ

      VSPフォント30ドット

      インパクトVSP

      VSPフォント24ドット


  5. VSPフォントのダウンロードを行います。

    JEF拡張漢字や利用者定義文字を使用する場合、メインフレームからPLOP/Xを使用してフォントをダウンロードしてください。利用者定義文字は、Charset Managerで作成・ダウンロード・管理を行うことができます。

    カット紙レーザVSP

    連帳レーザVSP

    インパクトVSP

    JIS第1水準 第2水準

    明朝

    -

    -

    ゴシック

    -

    HPSF2424にダウンロード

    JEF拡張漢字

    JEF拡張非漢字

    明朝

    -

    HPSF2424にダウンロード

    ゴシック

    ADJM3030にダウンロード

    HPSF2424にダウンロード

    半角文字

    明朝

    - (備考1)

    HPSFA324にダウンロード

    ゴシック

    - (備考1)

    HPSFA424にダウンロード

    1/4角文字

    明朝

    - (備考1)

    -

    ゴシック

    - (備考1)

    -

    利用者定義文字

    -

    ADJM3030にダウンロード

    HPSF2424にダウンロード

    備考1 : 帳票管理サービスから印刷を行う場合、VSPプリンタが未サポートとなります。半角文字、1/4角文字を使用する場合はVSPサービスを使用してください。


  6. 帳票出力サーバにVSPプリンタを接続し、印刷可能な状態にします。

  7. PrintWalker/PMのインストールを行います。

    帳票出力サーバにVSPプリンタに添付のソフトウェア PrintWalker/PM をインストールしてください。

  8. VSPプリンタの環境設定を行います。

    カット紙レーザ、および連帳レーザVSPプリンタの場合、VSPプリンタに以下の設定の論理プリンタを作成してください。

    エミュレーション: 66XX

    サポートサーバ: VSPプリントモニタ または PrintWalker/PM

    インパクトVSPの場合、設定は必要ありません。

  9. プリンタの環境設定を行います。

    プリンタの定義で、以下のポートの設定を行います。

    利用可能なポートの種類: VSP Network Port

    ポート名: 任意

    プリンタIPアドレス: VSPプリンタのIPアドレス

    論理プリンタ: インパクトVSPの場合、“プリンタ1”を指定します。

    それ以外の場合、VSPプリンタのパネルで、66XXエミュレーションを設定した論理プリンタの論理プリンタ番号を指定します。

    出力先のVSPプリンタドライバを選択してください。

    プリンタ名の長さは、半角63文字以下で作成してください。

    注意

    • 66XXエミュレーションのレーザVSPでは、プリンタのプロパティからのテスト印刷は行えません。

    • ページ区切りは扱えません。ページ区切りを設定しないでください。

以下に、PRIMERGY6000シリーズの帳票をVSPに印刷する場合の環境作成の手順を示します。

  1. 帳票出力サーバにVSPプリンタを接続し、印刷可能な状態にします。

  2. PrintWalker/PMのインストールを行います。

    帳票出力サーバにVSPプリンタに添付のソフトウェア PrintWalker/PM をインストールしてください。

  3. VSPプリンタの環境設定を行います。

    VSPの装置パネルで以下の設定の論理プリンタを作成してください。

    エミュレーション: FMまたはFNP

    サポートサーバ: VSPプリントモニタ または PrintWalker/PM

    インパクトVSPの場合、設定は必要ありません。

  4. プリンタの環境設定を行います。

    プリンタの定義で、以下のポートの設定を行います。

    利用可能なポートの種類: インパクトVSPの場合、VSP Network Port

    それ以外の場合、VSP Network FMPort

    ポート名: 任意

    プリンタIPアドレス: VSPプリンタのIPアドレス

    論理プリンタ: インパクトVSPの場合、“プリンタ1”を指定します。

    それ以外の場合、VSPプリンタのパネルで、FMエミュレーションを設定した論理プリンタの論理プリンタ番号を指定します。

    出力先のVSPプリンタドライバを選択してください。

    プリンタ名の長さは、半角63文字以下で作成してください。

    注意

    ページ区切りは扱えません。ページ区切りを設定しないでください。

Windowsシステムへのプリンタの設定

  1. サーバのWindowsシステムの[プリンタ]で、Windowsプリンタをローカルプリンタとして設定します。

    プリンタ名の長さは、半角63文字以下で作成してください。

  2. Windowsプリンタのプロパティ画面の「詳細設定」タブで、「詳細な印刷機能を有効にする」を有効にします。

    注意

    ページ区切りは扱えません。ページ区切りを設定しないでください。

  3. Windowsプリンタの「印刷設定」画面の「印刷オプション」に、「EMFでスプールする」や「メタファイルスプールリング」などのオプションがある場合、オプションを有効にします。

    注意

    • 「メタファイルスプーリング」の設定方法は、プリンタドライバにより異なります。

      設定方法については、各プリンタドライバのマニュアルを参照してください。
    • プリンタドライバやアプリケーションにより、RAW形式でしかスプールされないことがあります。

  4. RAW形式でスプールされた場合は、Windowsプリンタのプロパィ画面の「ポート」タブで「双方向サポートを有効にする」のチェックをはずします。

    設定されていない、および両方設定した場合でも、帳票の「状態」が正常に表示されないことがあります。

  5. Print Managerと連携する場合は、高信頼プリンタに設定します。
    Print Managerと連携しない場合は、プリントプロセッサに「Winprint」を指定します。


FAX用プリンタの準備

  1. Print Managerと連携して帳票をFAXに送信する場合は、Print Managerで、「FUJITSU PrintMGR FAX」をプリンタとして定義します。

    FUJITSU PrintMGR FAX、Print Managerでのプリンタ定義の方法については、“Print Managerのマニュアル”を参照してください。
  2. FAX用プリンタがサーバとは別のコンピュータで管理されている場合、FAX用プリンタをネットワーク接続します。

    FAX用プリンタのネットワーク接続の方法については、“Print Managerのマニュアル”を参照してください。