以下に、66XXエミュレーションの場合の環境作成の手順を示します。
通信制御サービスの環境構築を行います。
メインフレームからPLOP/X形式の資源のダウンロードを行う場合、LUタイプSF2のLU定義を行ってください。
FNA Serverの端末の環境構築を行います。
FNA Serverの設定は必要ありません。
HOST PRINTの環境構築を行います。
Charset Managerが導入されている場合、HOST PRINTのオーバレイツールでVSP資源の移動操作を行い、VSP資源をCharset Managerの資源管理フォルダに移動してください。
VSPリクエスタのインストールを行います。
帳票出力サーバにVSPプリンタに添付のソフトウェア VSPリクエスタ をインストールしてください。
注意
VSP装置パネルでリクエスタサーバを、HOST PRINTが印刷を行うサーバ以外に設定している場合、VSPリクエスタは印刷を行うサーバとリクエスタサーバの両方にインストールしてください。
その場合、VSPの資源は以下のとおり配置してください。
帳票出力サーバ | リクエスタサーバ | |
---|---|---|
カット紙レーザVSP 連帳レーザVSP | オーバレイ | VSPフォント30ドット |
インパクトVSP | VSPフォント24ドット | - |
VSPフォントのダウンロードを行います。
JEF拡張漢字や利用者定義文字を使用する場合、メインフレームからPLOP/Xを使用してフォントをダウンロードしてください。利用者定義文字は、Charset Managerで作成・ダウンロード・管理を行うことができます。
カット紙レーザVSP 連帳レーザVSP | インパクトVSP | ||
---|---|---|---|
JIS第1水準 第2水準 | 明朝 | - | - |
ゴシック | - | HPSF2424にダウンロード | |
JEF拡張漢字 JEF拡張非漢字 | 明朝 | - | HPSF2424にダウンロード |
ゴシック | ADJM3030にダウンロード | HPSF2424にダウンロード | |
半角文字 | 明朝 | - (備考1) | HPSFA324にダウンロード |
ゴシック | - (備考1) | HPSFA424にダウンロード | |
1/4角文字 | 明朝 | - (備考1) | - |
ゴシック | - (備考1) | - | |
利用者定義文字 | - | ADJM3030にダウンロード | HPSF2424にダウンロード |
備考1 : 帳票管理サービスから印刷を行う場合、VSPプリンタが未サポートとなります。半角文字、1/4角文字を使用する場合はVSPサービスを使用してください。
帳票出力サーバにVSPプリンタを接続し、印刷可能な状態にします。
PrintWalker/PMのインストールを行います。
帳票出力サーバにVSPプリンタに添付のソフトウェア PrintWalker/PM をインストールしてください。
VSPプリンタの環境設定を行います。
カット紙レーザ、および連帳レーザVSPプリンタの場合、VSPプリンタに以下の設定の論理プリンタを作成してください。
エミュレーション: 66XX
サポートサーバ: VSPプリントモニタ または PrintWalker/PM
インパクトVSPの場合、設定は必要ありません。
プリンタの環境設定を行います。
プリンタの定義で、以下のポートの設定を行います。
利用可能なポートの種類: VSP Network Port
ポート名: 任意
プリンタIPアドレス: VSPプリンタのIPアドレス
論理プリンタ: インパクトVSPの場合、“プリンタ1”を指定します。
それ以外の場合、VSPプリンタのパネルで、66XXエミュレーションを設定した論理プリンタの論理プリンタ番号を指定します。
出力先のVSPプリンタドライバを選択してください。
プリンタ名の長さは、半角63文字以下で作成してください。
注意
66XXエミュレーションのレーザVSPでは、プリンタのプロパティからのテスト印刷は行えません。
ページ区切りは扱えません。ページ区切りを設定しないでください。
以下に、PRIMERGY6000シリーズの帳票をVSPに印刷する場合の環境作成の手順を示します。
帳票出力サーバにVSPプリンタを接続し、印刷可能な状態にします。
PrintWalker/PMのインストールを行います。
帳票出力サーバにVSPプリンタに添付のソフトウェア PrintWalker/PM をインストールしてください。
VSPプリンタの環境設定を行います。
VSPの装置パネルで以下の設定の論理プリンタを作成してください。
エミュレーション: FMまたはFNP
サポートサーバ: VSPプリントモニタ または PrintWalker/PM
インパクトVSPの場合、設定は必要ありません。
プリンタの環境設定を行います。
プリンタの定義で、以下のポートの設定を行います。
利用可能なポートの種類: インパクトVSPの場合、VSP Network Port
それ以外の場合、VSP Network FMPort
ポート名: 任意
プリンタIPアドレス: VSPプリンタのIPアドレス
論理プリンタ: インパクトVSPの場合、“プリンタ1”を指定します。
それ以外の場合、VSPプリンタのパネルで、FMエミュレーションを設定した論理プリンタの論理プリンタ番号を指定します。
出力先のVSPプリンタドライバを選択してください。
プリンタ名の長さは、半角63文字以下で作成してください。
注意
ページ区切りは扱えません。ページ区切りを設定しないでください。
サーバのWindowsシステムの[プリンタ]で、Windowsプリンタをローカルプリンタとして設定します。
プリンタ名の長さは、半角63文字以下で作成してください。
Windowsプリンタのプロパティ画面の「詳細設定」タブで、「詳細な印刷機能を有効にする」を有効にします。
注意
ページ区切りは扱えません。ページ区切りを設定しないでください。
Windowsプリンタの「印刷設定」画面の「印刷オプション」に、「EMFでスプールする」や「メタファイルスプールリング」などのオプションがある場合、オプションを有効にします。
注意
「メタファイルスプーリング」の設定方法は、プリンタドライバにより異なります。
設定方法については、各プリンタドライバのマニュアルを参照してください。 |
プリンタドライバやアプリケーションにより、RAW形式でしかスプールされないことがあります。
RAW形式でスプールされた場合は、Windowsプリンタのプロパィ画面の「ポート」タブで「双方向サポートを有効にする」のチェックをはずします。
設定されていない、および両方設定した場合でも、帳票の「状態」が正常に表示されないことがあります。
Print Managerと連携する場合は、高信頼プリンタに設定します。
Print Managerと連携しない場合は、プリントプロセッサに「Winprint」を指定します。
Print Managerと連携して帳票をFAXに送信する場合は、Print Managerで、「FUJITSU PrintMGR FAX」をプリンタとして定義します。
FUJITSU PrintMGR FAX、Print Managerでのプリンタ定義の方法については、“Print Managerのマニュアル”を参照してください。 |
FAX用プリンタがサーバとは別のコンピュータで管理されている場合、FAX用プリンタをネットワーク接続します。
FAX用プリンタのネットワーク接続の方法については、“Print Managerのマニュアル”を参照してください。 |