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HOST PRINT V7.2L11 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.5 あて先の設定

帳票管理サービスは、帳票を「あて先」という仮想プリンタに格納して処理を行います。

あて先に格納される帳票のアクセス権は、スプールフォルダのアクセス権を継承します。

帳票管理サービスをインストールしているサーバに、管理者権限(Administrator)でログオンし、「帳票マネージャ」を使用して、あて先を設定します。

注意

  • List Worksで受信フォルダを作成すると、自動で受信フォルダ名のあて先が作成されます。List Worksで作成されたあて先は、接続プリンタ名が!ReceiveFolderとなっています。List Worksで作成されたあて先を帳票マネージャから定義変更しないでください。

  • あて先を定義するアカウントには、スプールフォルダにフォルダを作成する権限が必要です。権限がない場合、あて先を作成することができません。

  • 帳票管理サービスは、サーバ、クライアント共に同一ドメインに所属している必要があります。

    同一ドメインに所属していない場合、あて先の作成や印刷など帳票管理の機能を使用することはできません。

  • クライアントに接続されたプリンタをあて先に設定する場合、サーバであて先を作成してください。クライアントからあて先を作成することはできません。

  • あて先プリンタは作成されません。

  • 帳票のアクセス権を変更したい場合は、以下の方法でスプールフォルダのアクセス権を変更してください。

    すべてのあて先に対して同一のアクセス権を与える場合(推奨)

    帳票管理サービスのスプールフォルダ(サブフォルダも含む)に対して、エクスプローラでアクセス権を変更してください。

    標準のスプールフォルダは、帳票管理サービスをインストールしたフォルダの下にSPOOLという名前で作成されます。スプールフォルダの場所は、サーバで帳票管理サービスの「環境設定」ツールを起動して確認できます。

    特定のあて先のみに別のアクセス権を与える場合

    スプールフォルダの下にあて先名と同じフォルダが作成されています。このフォルダのアクセス権をエクスプローラで変更してください。

    変更方法については、“9.5.1 セキュリティの設定”を参照してください。

帳票マネージャであて先を設定(作成、削除、変更)する操作方法については、“12.1.6 あて先を新規に作成する”、“12.1.7 あて先の定義を変更する”、および“12.1.8 あて先を削除する”を参照してください。

  1. サーバに、管理者権限(Administrator)でログオンします。

  2. 帳票管理サービスの「帳票マネージャ」を起動し、あて先を作成します。

あて先

あて先名

あて先の名前を設定します。

出力プリンタ

帳票を出力するプリンタを設定します。

注意

  • 印刷を行わない運用でも、紙への印刷実績があるプリンタを設定する必要があります。

  • 帳票管理サービスの「JOB情報名」と同名の「あて先名」は設定できません。

あて先の動作

処理種別にあて先がどのように動作するかを設定します。

プリンタに印刷する

VSPプリンタまたはWindowsプリンタに印刷します

帳票配信サービスに登録する

帳票配信サービス経由で以下の運用をします

  • 他のサーバに転送する

  • List Creatorと連携する

  • List Worksと連携する

注意

[List WORKSに登録する]は指定しないでください。List Worksで受信フォルダを作成すると、自動的にこの種別が選択されます。

また、受信後、いつ処理を行うかについての設定をします。

「受信後、すぐに処理する」

帳票をあて先に格納した後、すぐに接続プリンタに印刷、または帳票配信サービスに転送します。

「要求があるまで保留する」

帳票をあて先に格納した後、印刷指示があるまで、帳票管理のスプールにためておきます。

詳細設定
詳細情報

「帳票の保存期限」、「受信する帳票の印刷優先度」を指定します。

「帳票の保存期限」では、帳票の印刷完了後(「保存」状態時)、帳票を自動的に削除する場合に設定します。

保存期間で指定

指定された年月日時分秒まで帳票を保存します。

保存日数で指定

印刷を終えた日時から、指定された日数と指定された時間だけ帳票を保存します。

保存期限なし

帳票を無期限で保存します。

「受信する帳票の印刷優先度」では、印刷時の優先度を1~50(50が最高優先度)の範囲で指定します。

この優先度はWindowsシステムのプリンタ画面上で「スプール中」となっている帳票が複数ある場合に、その中で優先度の高い帳票が先に出力される動作をします。

一般的な利用法は以下となります。

  1. 複数のあて先を作成し、同一のプリンタに接続します。

  2. それぞれのあて先に異なる優先度を設定します。

  3. メインフレームから印刷を行う際にそれぞれのあて先から印刷することで優先度の異なる印刷が実現できます。


注意

メインフレーム上の実行クラスのジョブ実行優先度とは無関係です。


仕分け条件

メインフレームで出力された帳票のみ有効となります。

「帳票の仕分け先」、「帳票の仕分け条件」を指定します。

注意

  • あて先が1つも存在していない状態では、仕分け条件を設定することはできません。

  • SystemWalker/PrintASSORTを経由した帳票は、ホスト情報がカレント情報として展開されます。タイトル、ジョブ名、ユーザID、ジョブ番号のいずれかの条件で仕分けを行う場合は、「タイトル(カレント)」、「ジョブ名(カレント)」、「ユーザID(カレント)」、「ジョブ番号(カレント)」での設定を行ってください。


ジョブ情報

メインフレームで出力された帳票のみ有効となります。

「ジョブ情報名」、「情報の取り出し位置」を指定します。

注意

情報の取り出し位置の設定によって取り出される文字数には、以下の制限があります。

  • ジョブ名 : 63文字以内

  • ジョブ番号 : JOB名とJOB番号を合わせて125文字以内

  • タイトル : 127文字以内

  • ユーザID : 63文字以内

  • 上記以外 : 255文字以内