以下にGDS構成のワークシートの作成例を示します。
●システム構成例の場合
システム構成例の場合、以下のように設定します。
次に、さまざまな場合のGDS構成のワークシートの作成例を示します。
●例1.ディスクをシングルディスクとして管理する場合:
物理ディスク sdj にシングルボリューム Volume1, Volume2 を作成する場合の例です。
●例2.ディスクをミラーリングしないが、後でミラー構成に変更する可能性がある場合:
物理ディスク sdi のみで構成されるミラーグループ Group1 を作成し、Group1 にミラーボリューム Volume1, Volume2 を作成する場合の例です。
Group1 は1本のディスクのみで構成されるため、Volume1, Volume2 はミラーリングされません。ただし、後で Group1 に別のディスクを追加することにより、Volume1, Volume2 をミラー構成に変更することができます。
●例3.ディスクをミラーリングする場合:
物理ディスク sdk,sdl で構成されるミラーグループ Group1 を作成し、Group1 にミラーボリューム Volume1, Volume2 を作成する場合の例です。
●例4.ディスクをストライピングする場合:
物理ディスク sdi,sdj で構成されるストライプグループ Group1 を作成し、Group1 にストライプボリューム Volume1, Volume2 を作成する場合の例です。
●例5.ディスクをコンカチネートする場合:
物理ディスク sdi, sdk で構成されるコンカチネーショングループGroup1 を接続し、Group1 にボリューム Volume1, Volume2 を作成する場合の例です。
●例6.ディスクをストライピングし、さらにミラーリングする場合:
物理ディスク sdg, sdi で構成されるストライプグループ Group2 と、物理ディスク sdk, sdm で構成されるストライプグループ Group3 とで構成されるミラーグループ Group1 を作成し、Group1 にボリューム Volume1,Volume2 を作成する場合の例です。