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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.3

A.12 システム設計例(仮想マシン機能を使用する場合)

PRIMECLUSTERシステムで仮想マシン機能を使用した場合の設計例です。設計の際には参考にしてください。

■システム構成

注意

  • 管理OS をNTP サーバとし、ゲストOS をNTP クライアントとした時刻同期を行ってください。

  • テスト環境として使用する場合は、管理LANをゲストOS上のGLSによる冗長化により構成することも可能です。ゲストOS上のGLSによる冗長化の方法については、“PRIMEQUEST 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル”を参照してください。

  • PRIMECLUSTERを構築するゲストOSには、仮想CPUを2個以上割り当ててください。仮想CPUの割当については、“PRIMEQUEST 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル”を参照してください。

■使用ハードウェア

■使用ソフトウェア

■システムディスク設定

ノード名

仮想ディスク名

スライス番号

スライス名

サイズ(MB)

primecl01

hda

1

/

15374

2

/boot/efi

256

3

swap

2048

primecl02

hdb

1

/

15374

2

/boot/efi

256

3

swap

2048

注意

GDSによりシステムディスクのミラーリングを行う場合、“PRIMEQUEST 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル”の冗長化に関する記事を参照してください。

■共用ディスクアレイ装置設定

装置名:ETERNUS

LU 数

RAIDグループ数

RAIDレベル

サイズ

3

3

5

248.2GB

注意

仮想マシン機能上で運用する場合、ゲストOS上のGDSからローカル、共用クラスで利用するディスクは、仮想SCSIデバイスとして構築してください。また、ローカルクラス、共用クラス作成後、仮想SCSIデバイスの構成は変更できません。
変更する場合は、変更前にゲストOS上のGDSの設定をすべて削除し、変更後、あらためて設定し直す必要があります。