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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編
FUJITSU Software

6.1.2 デーモンのプロセスを監視する

クラスタで運用管理サーバが提供しているデーモンを監視する場合、デーモンを構成しているプロセスごとに監視することができます。これにより運用系でフェールオーバする条件を、詳細に定義できます。

クラスタが監視しているSystemwalker Centric Managerのプロセスに異常が発生した場合、ノードの動作として以下の3通りの設定ができます。

運用管理サーバを運用する上で重要な機能だけ、フェールオーバするよう設計してください。

フェールオーバ、およびプロセス監視機能の設定は、プライマリノードおよびセカンダリノードで行います。設定手順の詳細は、“プロセス監視機能をカスタマイズする”を参照してください。フェールオーバのデフォルトの設定値については、“フェールオーバの設定値一覧”を参照してください。

ネットワーク管理機能でフェールオーバの設計を行う場合の例を説明します。以下に、ネットワーク管理機能で起動するプロセスのイメージ図を示します。

上記のイメージ図でフェールオーバの動作をカスタマイズできるのは、以下の機能単位となります。以下の各機能に異常が発生した場合、ネットワーク管理の運用に与える影響範囲については、富士通技術員におたずねください。

例えば、ネットワーク管理でmpnmをプロセス監視の対象とし、フェールオーバするように設定した場合、mpnmを構成している1つのプロセスに異常が発生したときにフェールオーバします。

プロセス監視機能およびフェールオーバの設定は、以下のファイルで行います。

/etc/opt/FJSVftlc/pmon/mppmon.usr

設定手順については、“プロセス監視機能をカスタマイズする”を参照してください。デフォルトの設定値については、“フェールオーバの設定値一覧”を参照してください。