ネットワーク性能ポリシー設定でノード、またはインタフェースが性能監視の監視対象にできない。
エラーメッセージ
選択されたノードはインタフェース構成が不当なため,性能監視の対象にすることができません. |
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:V11.0L10以降
原因
ネットワーク性能監視では、以下のようなノード/インタフェースを監視することができません。
DHCPを使用している。
RAS接続している。
SNMPエージェントが実装されていない。
ifIndex が "0" のインタフェースが存在する。
Ethernet であり、かつIPアドレスが "0.0.0.0" である。
ifType、 ifSpeed、 ifIndex に値が入っていない。
対処1
確認ポイント
ノードプロパティを確認し、DHCP、RASがチェックされていることを確認してください。
原因
DHCPを使用している。
RAS接続している
対処方法
対処不要です。監視対象を見直してください。
対処2
確認ポイント
ノードプロパティを確認し、有効なSNMPエージェントのバージョンがNoneの場合はSNMPエージェントが認識されていません。
V10.0L21/10.1 以前
監視対象ノード上にSNMPエージェントが実装されているか確認します。
V11.0L10/11.0以降
ノードプロパティを確認し、有効なSNMPエージェントのバージョンがNoneの場合はSNMPエージェントが認識されていません。
原因
SNMPエージェントが実装されていない。
対処方法
ネットワーク性能監視を行うためにはSNMPエージェントが実装されていることが必要です。監視対象機器にSNMPエージェントが実装されていることを確認後、ノード検出を行ってください。
対処3
確認ポイント
ノードプロパティを確認し、インタフェース情報に必要な情報が入っていることを確認してください。
原因
ifIndex が "0" のインタフェースが存在する。
Ethernet であり、かつIPアドレスが "0.0.0.0" である。
ifType、 ifSpeed、 ifIndex に値が入っていない。
対処方法
監視対象機器のインタフェース情報に問題がないことを確認後、ノード検出を行ってください。
対処4
確認ポイント
mpsetnodコマンドの実行に失敗した場合、エラーメッセージの中の"code"を確認してください。
対処方法
codeが"01cb5d5c"の場合、フレームワークデータベースのディスク領域が不足しています。フレームワークデータベースの領域を拡張してください。
上記以外のコードが出力された場合、富士通の技術員に連絡してください。