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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

19.16 サーバ性能監視の抑止(性能監視拡張エージェントの起動抑止)ができない

対象バージョンレベル

原因

マニュアル「Systemwalker Centric Manager 導入手引書 -UNIX共通-」の「C.1.1 デーモン起動制御ファイルのカスタマイズ」の性能監視(FJSVspmex)の備考欄に記載されているコマンド「setupsea.sh」が存在しないため、サーバ性能監視が不要な場合などに、性能監視拡張エージェントの起動抑止ができません。

対処方法

以下の手順で性能監視拡張エージェント(FJSVspmex)を起動抑止してください。

[Solaris版の場合]

  1. 以下のコマンドを実行して性能監視拡張エージェントを停止します。

    # /opt/FJSVspmex/etc/rc/K00swpmexa stop

  2. 以下のコマンドを実行して性能監視拡張エージェントの環境を初期化します。この時、SNMPエージェントが停止します。

    # /opt/FJSVspmex/etc/rc/setupsea.sh -u

  3. 以下のコマンドを実行し、SNMPエージェントを起動します。

    # /etc/init.d/init.snmpdx start

  4. 以下のファイルを vi 等で編集し、Systemwalker Centric Manager の起動時に性能監視拡張エージェントが起動しないようにします。

    • 5.0~5.2の場合

      ファイル名:/etc/opt/FJSVftlc/daemon/custom/rc3.ini

    • 10.0以降の場合

      ファイル名:/etc/opt/FJSVftlc/daemon/custom/start_fw.ini

    修正箇所:DAEMON??="/opt/FJSVspmex/etc/rc/swpmexa start"

                ↓

              #DAEMON??="/opt/FJSVspmex/etc/rc/swpmexa start"

        ※先頭に "#" を付加し、コメント行にします。

        ※"??" は番号を示します。番号はインストール種別により異なる場合があります。

        ※他のDEAMONはコメント行にしないでください。

    なお、性能監視拡張エージェントを起動抑止される場合、性能監視拡張エージェントをプロセス監視の監視対象から外してください。

[Linux版の場合]

  1. 以下のコマンドを実行してアンセットアップします。

    $ /opt/FJSVspmex/etc/rc/setupRelay.sh -u

  2. 以下のファイルを削除します。

    /opt/FJSVspmex/etc/rc/swpmexa

  3. SNMPエージェント(snmpd)も一緒に停止されるため、以下のコマンドで再起動します。

    $ /etc/init.d/snmpd start

[AIX版の場合]

以下のコマンドを実行してアンセットアップします。

$ /opt/FJSVspmex/etc/rc/setup.sh -u

SNMPエージェント(snmpd)も一緒に停止されるため、以下のコマンドで再起動します。

$ startsrc -s snmpd

[HP-UX版の場合]

以下のコマンドを実行してアンセットアップします。

$ /opt/FJSVspmex/etc/rc/setup.sh -u

SNMPエージェント(snmpd)も一緒に停止されるため、以下のコマンドで再起動します。

SNMPエージェントの起動方法は、 /sbin/SnmpAgtStart.d 配下に存在するファイルのうち、ファイル名が「S」ではじまり、2文字目以降の数字が小さいものを start パラメタで指定して実行します。

$ /sbin/SnmpAgtStart.d/SxxScriptName start

→「SxxScriptName」は任意のスクリプト名を意味します。