[名称]
[抽出対象データベース]
Symfoware Server(Openインタフェース)
[形式]
lxrepstr [ -u ユーザ名 [ -w ] ]
[機能説明]
レプリケーションプロセスの起動を行います。
[オプションの意味]
レプリケーションプロセスがSymfoware Serverに接続するユーザの名前を63バイト以内の文字列で指定します。ユーザにはSymfoware ServerのロールとしてSUPERUSER権限が付与されている必要があります。
このオプションを指定すると、パスワードの入力を促すプロンプトが表示され、100バイト以内の文字列のパスワードが入力できます。ただし、本オプションを指定してバッチファイルやシェルスクリプトからコマンドを実行する場合には、-wオプションも合わせて指定してください。
本オプションを省略した場合は、コマンド実行時のOSのユーザ名が指定されたものとみなされます。
本オプションを省略した場合は、Windowsサービス登録時に入力したSymfoware Serverの接続ユーザ名が指定されたものとみなされます。
パスワードの入力を促しません。本オプションを指定した場合には、Symfoware Serverへの接続はパスワードを指定せずに行われます。パスワード認証に関する詳細については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。
[注意事項]
本コマンドの実行までに動作環境ファイルを作成してください。
環境変数LXREPCONFIGにより、動作環境ファイルの作成先ファイルパス名を設定してください。
本コマンドは、Symfoware Serverのインスタンスが起動している状態で実行してください。
本コマンドが警告ありの正常終了で復帰した場合でも、レプリケーションサービスは開始しています。ただし、一部の抽出定義において入出力障害などの異常が発生しているため、システムログにより異常事象を確認して対処してください。
本コマンドは、レプリケーションサービスが停止している状態で実行してください。
本コマンドは、“Administrators”グループに属するユーザで実行してください。
本コマンドは、レプリケーションサービスのWindowsサービスを登録済みの状態で実行可能です。
レプリケーションサービスのWindowsサービス登録時に指定したログオンユーザアカウントのパスワードが誤っていた場合、本コマンド実行時にエラーとなります。この場合はWindowsサービスの設定によりパスワード変更を行うか、正しいパスワードを指定してレプリケーションサービスのWindowsサービスを登録し直してください。
Windowsサービス登録時に入力したユーザアカウントおよび、Symfoware Serverの接続ユーザ名は、以下の方法により確認することができます。
[サービス]ウインドウを表示する
[スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。
レプリケーションサービスのWindowsサービスの[プロパティ]を表示する
サービス名一覧の中から、起動したいレプリケーションサービスのWindowsサービス名を選択し、[プロパティ]ダイアログを表示します。
ユーザアカウントおよび、Symfoware Serverの接続ユーザ名を確認する
ユーザアカウントの確認
[ログオン]タブのアカウント情報を確認します。
Symfoware Serverの接続ユーザ名の確認
[全般]タブの[実行ファイルのパス]の最後の引数がSymfoware Serverの接続ユーザ名です。
実行ファイルのパスの表示例を以下に示します。
"postgres"がSymfoware Serverの接続ユーザ名です。
実行ファイルのパス: "c:\Replication\sbin\f3eareppgssvl.exe" "Linkexpress Replication option Service" "c:\lnkrep\lnkrep.cfg" "postgres"
[復帰値]
0:正常終了
4:正常終了(警告あり)
0,4以外:異常終了