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Linkexpress Replication option コマンドリファレンス
FUJITSU Software

1.11 lxrepobjscmコマンド(レプリケーションオブジェクトスキーマの作成および削除)

[名称]

レプリケーションオブジェクトスキーマの作成および削除コマンド

[抽出対象データベース]

Symfoware Server(Openインタフェース)

[形式]

[機能説明]

データベースにレプリケーションオブジェクトスキーマの作成および削除を行います。

[オプションの意味]

-G


レプリケーションオブジェクトスキーマを作成します。

-E


レプリケーションオブジェクトスキーマを削除します。

-d データベース名


レプリケーションオブジェクトスキーマを作成または削除するデータベースの名前を指定します。

-u ユーザ名


本コマンドがSymfoware Serverに接続するユーザの名前を63バイト以内の文字列で指定します。ユーザにはSymfoware ServerのロールとしてSUPERUSER権限が付与されている必要があります。
このオプションを指定すると、パスワードの入力を促すプロンプトが表示され、100バイト以内の文字列のパスワードが入力できます。ただし、本オプションを指定してバッチファイルやシェルスクリプトからコマンドを実行する場合には、-wオプションも合わせて指定してください。
本オプションを省略した場合は、コマンド実行時のOSのユーザ名が指定されたものとみなされます。

-w


パスワードの入力を促しません。本オプションを指定した場合には、Symfoware Serverへの接続はパスワードを指定せずに行われます。パスワード認証に関する詳細については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。

-D テーブル空間名[,テーブル空間名]


レプリケーションオブジェクトスキーマのトランザクションログテーブルを作成するテーブル空間の名前を指定します。本オプションは、表を作成しているテーブル空間やWALを作成しているファイルシステムとは異なる領域にトランザクションログテーブルを作成する場合に指定します。
トランザクションログテーブルはレプリケーションオブジェクトスキーマごとに2つ作成されるため、それぞれに異なるテーブル空間に作成する場合にはテーブル空間を2つ指定してください。同じテーブル空間に作成する場合にはテーブル空間を1つ作成してください。
本オプションを省略した場合は、指定したデータベースのデフォルトのテーブル空間に作成します。

-k  勧告的ロックのキー値


レプリケーションが差分ログ取得や差分ログ収集処理で使用するSymfoware Serverの勧告的ロック機能に用いる2つの32ビットキーのうち、1つ目のキー値を指定します。本オプションは、以下の何れかの場合に指定します。
・SQLアプリケーションがシステム管理関数による勧告的ロック機能を利用
・同じSymfoware Serverのデータベースクラスタに対して、すでに他のレプリーションサービスをセットアップしている
キー値には、-2147483648~2147483647までの値を指定します。本オプションを省略した場合は、-570425344が指定されたものとみなします。

[注意事項]

[復帰値]

0:正常終了

0以外:異常終了