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Systemwalker Network Assist V13.2 操作手引書
FUJITSU Software

1.3.1 運用上の注意事項

本ソフトウェアの運用上の注意について説明します。

1.3.1.1 管理可能ノード数について

管理可能ノード数について以下に示します。

注意

FDDIリングは1リングを一台と数えます。

GEE版に登録可能なONAアダプタの数は64アダプタです。また監視対象のONAの数は上記に含まれます。

1.3.1.2 監視対象ノード

本ソフトウェアでの監視対象ノード/FDDI リング/ONA(GEE版のみ)/稼働監視ノードはLAN(Local Area Network)に接続されていてTCP/IPプロトコルを通じて通信を行っていることが条件となります。

WAN(Wide Area Network)経由で装置監視を行うこともできますが、以下の点に注意してください。

1.3.1.3 監視クライアント

監視クライアントはLANに接続されていること、HTTPプロトコルを通じて監視サーバとデータの送受信ができることが条件となります。

WAN経由で監視サーバと接続できますが、以下の点に注意してください。

1.3.1.4 入力文字制限

本ソフトウェアでは以下の特殊記号の入力を制限しています。

注意

以下の記号はコマンド設定のみ入力可能です。

  • <(不等号、小なり)

  • >(不等号、大なり)

  • \(円記号) : (Windows版のみ)

1.3.1.5 コマンドについて

トラップ受信設定・性能監視などのコマンドの設定ではGUIを伴わないコマンドを指定してください。

コマンドの設定可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

ただし、コマンドの引数として“$H”、“$L”、“$I”を使用した場合、変換後の文字列が256文字を越えるとコマンドは実行されません。以下の値を考慮して入力してください。

コマンド文字列長が、半角160文字(全角80文字)以下の場合は、考慮の必要はありません。

1.3.1.6 プラグインについて

Network AssistではJava Plug-inを使用しています。

監視クライアントにプラグインをインストールする必要があります。

必須プラグインに関しては“1.4 動作環境”を参照してください。

1.3.1.7 管理者について

本ソフトウェアはWindows版ではIISまたSolaris OS版ではLDAPの基本認証機能を使用し、監視対象ノードに対する設定操作や本ソフトウェアの監視設定操作にガードを設けています。

基本認証の認証ユーザを本ソフトウェアでは管理者と呼んでいます。

1.3.1.8 監視対象ノード/FDDIリング/ONA(GEE版のみ)の構成変更について

登録した監視対象ノード/FDDIリングの構成を変更した場合、Network Assistでは監視対象ノード/FDDIリングに関する構成情報の動的な変更を行いません。

変更した監視対象ノード/FDDIリングを一度監視対象から削除して新規に登録し直してください。新規に登録した場合、以前の監視対象ノード/FDDIリングに設定していた監視情報などは全て失われます。

登録した監視対象ONA(GEE版のみ)の構成を変更した場合は、Network Assistでは監視対象ONAに関する構成情報の動的な変更を行います。ただし、アラーム番号1603が発生します。ボード種別により採取可能な統計情報が一部変わるので、ポリシー設定を見直す必要があります。アラーム番号の詳細は“付録B アラーム番号一覧表”を参照してください。

1.3.1.9 管理可能ONA数について(GEE版)

Network Assist GEE に登録可能なONAの数は64アダプタです。

また監視対象ONAの数は、最大管理可能数の1000台、状態/統計ポーリング可能数の200台に含まれます。

管理可能ノード数については“1.3.1.1 管理可能ノード数について”を参照してください。