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Systemwalker for Oracle エージェントクラスタユーザーズガイド
FUJITSU Software

6.1.1 運用管理サーバでの作業

クラスタ運用しているSystemwalker for Oracleの環境を解除するためには、運用管理サーバで定義されている「エージェントクラスタ設定」の解除が必要です。

注意

「エージェントクラスタ設定」の解除を行う際の注意事項

  • エージェントクラスタ設定を解除する前に、Oracle環境情報に設定した「監視情報格納先」を確認してください。業務サーバをクラスタ構成から解除する場合、設定したディレクトリ配下のファイルを削除する必要があります。エージェントクラスタ設定を解除したあとに「Oracle環境情報の設定」画面で確認することはできません。

  • 「エージェントクラスタ設定」の解除を実行すると、運用管理サーバに登録されているすべてのクラスタ構成の業務サーバの設定が解除されます。他にもクラスタシステムが存在する場合、以下の手順は実施せず、“2.4.4 運用管理サーバでの作業”を参照し、エージェントクラスタ設定の再設定を実施してください。このときクラスタ定義ファイルには、クラスタ解除対象のクラスタシステム以外を記述してください。

  • 運用管理サーバがクラスタ構成である場合、運用系の運用管理サーバで実行してください。

  • 運用管理サーバがマネージャ二重化で構成されている場合、主系の運用管理サーバで実行してください。実行後、従系の運用管理サーバとポリシー情報の同期を取る必要があります。ポリシー情報の同期を取る方法については“Systemwalker for Oracle マネージャ二重化 ユーザーズガイド”-“導入”-“主系サーバ/従系サーバの同期”を参照してください。


◆運用管理サーバがUNIX版の場合

運用管理サーバのOS種別がUNIXである場合、以下のコマンドを実行してください。

コマンドは運用管理サーバ上で、スーパーユーザで実行する必要があります。

# /opt/FJSVmpor/bin/mporagcinf -d <ENTER>


◆運用管理サーバがWindows版の場合

運用管理サーバのOS種別がWindowsである場合、以下の手順で解除を行ってください。

解除を行う場合は、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。


  1. 初期メニューを表示します

    [スタート]/[アプリ]-[Systemwalker for Oracle]-[エージェントクラスタ環境設定(Systemwalker for Oracle)]の順に選択します。
    エージェントクラスタ環境設定の初期メニューが表示されます。
    エージェントクラスタ環境の設定解除を行う場合は[解除]を選択します。


  2. 確認メッセージが表示されます

    エージェントクラスタ環境の設定解除の確認メッセージが表示されます。
    エージェントクラスタ環境の設定解除を実施する場合は、[OK]を選択してください。


  3. 解除完了メッセージが表示されます

    エージェントクラスタ環境の設定解除が終了すると以下のメッセージが表示されます。
    [OK]を選択すると初期メニューが表示されます。