Oracle状態監視の一部の監視項目において、Oracleから情報を取得する方法が変更となりました。
Oracleのディクショナリ情報を直接参照していた処理を、一時表を作成し、そこにディクショナリ情報をコピーして参照する処理に変更しました。
それに伴い、監視対象のOracleデータベースごとにロールバックセグメントおよびアーカイブログファイルの見積り、一時表に関する注意が必要となる場合があります。
対象となる監視項目は以下のとおりです。
SGA内メモリ使用状況
ディスクREAD数
ディスクWRITE数
REDOログ・バッファ内の領域割り当て競合監視
書き込み可能なREDOログ・グループの監視
UNDOセグメントの読み取り一貫性の監視
要求キュー平均待機時間
応答キュー平均待機時間
ユーザーセッション数の割合
接続ユーザー数
SQL文の実行でセッションが使用するCPU時間
システム表領域の空き領域
ユーザ表領域の空き領域
一時表領域の空き領域
ローカル管理の一時表領域の空き領域
一時表領域の使用可能領域
UNDO表領域の空き領域
UNDO表領域の使用可能領域
SYSAUX表領域の空き領域
ロールバックセグメントのエクステント監視(割り当て可能な残りエクステント数)
ロールバックセグメントのエクステント監視(エクステント割り当てが可能かの監視)
管理者オブジェクトのエクステント監視(割り当て可能な残りエクステント数)
管理者オブジェクトのエクステント監視(エクステント割り当てが可能かの監視)
ユーザオブジェクトのエクステント監視(割り当て可能な残りエクステント数)
ユーザオブジェクトのエクステント監視(エクステント割り当てが可能かの監視)
ロールバックセグメントの状態
データ・ファイル・ヘッダーの状態
スタンバイ・データベースでのアーカイブログ受信確認
スタンバイ・データベースでのアーカイブログ適用確認