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Systemwalker for Oracle 導入ガイド
FUJITSU Software

G.7.1 領域の見積りについて

監視対象のOracleデータベースに対する領域の見積り方法について説明します。


注意

見積もり方法はあくまでも目安です。運用前にトランザクションを含めた負荷テスト等を行い、実測値ベースでの確認をしたうえでサイズを見積もってください。


一時表領域

最大で約5MBの一時表領域を使用します。


ロールバックセグメント

監視対象のOracleが手動UNDO管理の場合に必要です。
1監視項目ごとのロールバックセグメントの使用量の目安は以下のとおりです。

  • 1監視項目あたり:約110KB


アーカイブ領域

監視対象のOracleがアーカイブログ運用の場合に必要です。
アーカイブログファイル作成量の見積もり方法は以下のとおりです。

Oracle状態監視の監視時刻の前後で下記SQLを実行します。
value値の差分が、アーカイブログファイルの作成量となります。

SQL> select name,value from v$sysstat
  2  where name = 'redo size';

Systemwalker for Oracleの状態監視において、1監視項目ごとのアーカイブログファイルの作成量の目安は以下のとおりです。

  • 1監視項目あたり:約100KB

連続した監視を24時間(1440分)行う場合に作成されるアーカイブログファイルの作成量は、以下の計算式で算出してください。

アーカイブ作成量=100KB×(1440分/x)

x:監視間隔(分)