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Systemwalker for Oracle 導入ガイド
FUJITSU Software

9.4 ポート番号を変更する場合

Systemwalker for Oracleが使用するポート番号を変更する場合の手順を以下に説明します。

注意

ポート番号を変更する場合の注意事項

  • Systemwalker for Oracleが使用するポート番号は、運用管理サーバ、部門管理サーバおよび業務サーバにおいて、同じでなければなりません。

  • Systemwalker for Oracleが使用するポート番号には、他のアプリケーションなどが使用しているポート番号と重複しないように、システムで使用されていない空きポート番号を割り当ててください。


【UNIX版】

コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。


  1. 対象のサーバ上でpsコマンドを実行し、以下のデーモンが動作しているか確認します。

    • sfocommsrv

  2. デーモンが動作している場合、以下のコマンドでデーモンを停止します。

    # /opt/FJSVmpor/bin/stopcommon <ENTER>

  3. ポート番号の変更を行います。
    /etc/servicesファイルを編集し、Systemwalker for Oracleが使用するポート番号を変更します。

    /etc/servicesファイルの変更例

    以下はポート番号を5000とした場合の例です。

    # service port/protocol comment
    fjsvmpor 5000/tcp #Systemwalker for Oracle

  4. 変更前にデーモンを停止した場合、以下のコマンドでデーモンを起動します。

    # /opt/FJSVmpor/bin/startcommon <ENTER>

  5. ファイアウォールの変更を行います。
    OSのファイアウォール機能が有効となっている場合、ファイアウォールの変更を行います。
    運用管理サーバのファイアウォールの設定を変更する方法については、Solaris版の場合は”5.1.4 ファイアウォール機能の設定”、Linux版の場合は“5.3.5 ファイアウォール機能の設定”を参照してください。
    業務サーバおよび部門管理サーバのファイアウォールの設定を変更する方法については、Solaris版の場合は”5.4.3 ファイアウォール機能の設定”、Linux版の場合は“5.6.4 ファイアウォール機能の設定”を参照してください。


【Windows版】

Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。


  1. 以下のサービスが起動中の場合、サービスを停止します。

    • Systemwalker for Oracle Communicator

  2. 以下のポート番号変更コマンドを実行します。

    mporchgport.exe -s ポート番号 <ENTER>

    -s ポート番号

    Systemwalker for Oracleが使用するポート番号を指定します。

    指定可能なポート番号の範囲は、1024~65535です。

  3. ポート番号の変更前にサービスを停止した場合、サービスを起動します。

    • Systemwalker for Oracle Communicator