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Systemwalker for Oracle 導入ガイド
FUJITSU Software

9.3 システム時刻を変更する場合

サーバのシステム時刻を変更する場合の手順を以下に説明します。

エージェントが導入されているサーバのシステム時刻を変更する場合は、エージェントが導入されているサーバで対応が必要です。

エージェントが導入されていないサーバのシステム時刻を変更する場合は、運用管理サーバで対応が必要です。

注意

  • システム時刻の設定は戻さないようにしてください。

  • システム時刻を変更することによるOracleへの影響については、Oracleのマニュアルなどで確認を行ってください。

エージェントが導入されているサーバのシステム時刻を変更する場合

エージェントが導入されているサーバで、以下の作業を行います。

【UNIX版】

コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。


  1. Systemwalker for Oracleの監視デーモンを停止します

    psコマンドを実行し、以下のデーモンが動作しているか確認します。

    • sfologmon

    • sfotrcmon

    • sfostmon

    • sfopsmon

    • sfocommsrv

    次に、動作しているデーモンを停止します。
    各デーモンの停止は以下のコマンドで行います。

    • sfologmon

      # /opt/FJSVmpor/bin/stoplogmon <ENTER>

    • sfotrcmon

      # /opt/FJSVmpor/bin/stoptrcmon <ENTER>

    • sfostmon

      # /opt/FJSVmpor/bin/stopstmon <ENTER>

    • sfopsmon

      # /opt/FJSVmpor/bin/stoppsmon <ENTER>

    • sfocommsrv

      # /opt/FJSVmpor/bin/stopcommon <ENTER>


  1. Systemwalker for Oracleの監視デーモンを起動します

    システム時刻の変更前に停止したSystemwalker for Oracleの監視デーモンを起動します。

    各デーモンの起動は以下のコマンドで行います。

    • sfologmon

      # /opt/FJSVmpor/bin/startlogmon <ENTER>

    • sfotrcmon

      # /opt/FJSVmpor/bin/starttrcmon <ENTER>

    • sfostmon

      # /opt/FJSVmpor/bin/startstmon <ENTER>

    • sfopsmon

      # /opt/FJSVmpor/bin/startpsmon <ENTER>

    • sfocommsrv

      # /opt/FJSVmpor/bin/startcommon <ENTER>


【Windows版】

Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。


エージェントが導入されていないサーバのシステム時刻を変更する場合

運用管理サーバで、以下の作業を行います。

【UNIX版】

コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。


  1. インストールレス型エージェント監視デーモンの起動を確認します

    psコマンドを実行し、以下のデーモンが動作しているか確認します。

    • sfomonsrvals

  2. インストールレス型エージェント監視デーモンを停止します

    1.で動作している場合、以下のコマンドで停止します。

    # /opt/FJSVmpor/bin/stopmonsrvals <ENTER>


  1. インストールレス型エージェント監視デーモンを起動します

    システム時刻の変更前にインストールレス型エージェント監視デーモンを停止している場合、以下のコマンドで起動します。

    # /opt/FJSVmpor/bin/startmonsrvals <ENTER>


【Windows版】

Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。