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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

B.3.4 データソースのオプション情報設定画面

この画面は、データソースの登録および更新の際に指定可能なオプションの設定画面です。

図B.7 データソースのオプション情報設定画面

デフォルトスキーマ名

アプリケーション内で使用するSQL文に対するデフォルトスキーマ名を指定します。

最大コネクション数

データソースごとに、同時に接続可能なコネクション数の上限を指定します。
1~2147483647の範囲で指定します。
デフォルトは256です。

最大プールコネクション数

再利用可能なコネクション数の上限を指定します。
0~2147483647の範囲で指定します。
デフォルトは256です。

このオプションに 0を指定した場合、コネクションは再利用されずに切断されます。
1以上を指定した場合、Connectionインタフェースのcloseメソッドを実行してもデータベースとの接続は切断されず、コネクションは再利用可能な状態になります。ただし、指定値を超えるコネクションは切断されます。
また、“最大コネクション数”を超える値は指定できません。

ステートメントキャッシュ数

ステートメントキャッシュ機能でキャッシュする、文の上限を指定します。
0~32000の範囲で指定します。
デフォルトは32です。

このオプションに 0を指定した場合、ステートメントキャッシュ機能は無効になります。
キャッシュする文の数の見積りを、以下に示します。

キャッシュする文の数 = prepareStatementメソッドまたは
                       prepareCallメソッドで指定するSQL文の数(注)

注) 同じSQL文でも、以下の場合は別のSQL文として計算してください。

ステートメント自動クローズ

ステートメントキャッシュ機能の使用時に、PreparedStatementおよびCallableStatementのクローズをJDBCドライバが自動的に行うかどうかを指定します。
自動的に行う場合には、[ステートメント自動クローズ]チェックボックスをチェックします。指定を省略した場合は、自動クローズは行いません。

このオプションは、ステートメントキャッシュ数に1~32000が指定された場合に指定可能です。
実行した文の数が、「ステートメントキャッシュ数」で設定されたキャッシュ数に達した場合、以降実行される文はキャッシュしませんが、自動クローズの対象にもなりません。

メッセージに使用する言語

JDBCドライバから返却されるエラーメッセージを出力する際の言語を選択します。

その他パラメタ

その他パラメタには、ctuneparamオプションおよびクライアント用の動作環境ファイルを指定することができます。
ctuneparamオプションについては、“B.3.5 ctuneparamオプションについて”を参照してください。

[OK]ボタン

設定した内容を有効にして、データソースの情報設定画面に戻ります。

[キャンセル]ボタン

設定した内容を無効にして、データソースの情報設定画面に戻ります。
データソースのオプション情報設定画面が表示されている間は、[閉じる]ボタンをクリックすることはできません。また、右上の[×]をクリックした場合、設定画面を終了するように求める“図B.6 JDBCデータソース登録ツールのインフォメーションダイアログ”が表示されます。ダイアログの[了解]ボタンをクリックすると、データソースのオプション情報設定画面に戻ります。