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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

17.3.3 データ退避処理の設計

高信頼性ログに蓄積されたユーザログを退避するための動作を設計します。

項目

説明

ディレクトリ

退避データファイルの出力先を指定することができます。(注1)(注2)(注3)(注4)(注5)

ファイル名

退避データファイル名を指定することができます。(注2)(注3)

タイムスタンプの付加
(yyyymmddHHMMSS)

退避データファイル名にタイムスタンプを付加するか指定できます。(注3)

拡張子

退避データファイルの拡張子を指定することができます。(注2)(注3)

注1) 出力先は絶対パスで指定してください。
注2) 指定できる文字種は以下のとおりです。

注3) ディレクトリ、ファイル名、タイムスタンプ、拡張子(ピリオド(.)含む)、自動で付加されるファイル通番(最大20桁)の組み合わせによるパス長が絶対パスで、256バイトを超過しないよう考慮する必要があります。
注4) 以下の文字列から始まる出力先は指定できません。

注5) 指定したディレクトリに対し、所有者および所有グループをInterstage運用グループにしてください。また、ディレクトリのアクセス権は“770”に設定してください。

詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“エクスポートユーティリティ定義ファイルリファレンス”を参照してください。

注意

退避データファイルの出力先に同名の退避データファイルが存在する場合は、エクスポートユーティリティの運用を停止します。出力された退避データファイルは、エクスポートユーティリティ後処理でバックアップ等を行なってから、別の場所へ移動してください。