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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

17.3.4 データ抽出処理の設計

退避したデータより必要な情報を抽出するための動作を設計します。

項目

説明

ディレクトリ

抽出データファイルの出力先を指定することができます。(注1)(注2)(注3)(注4)(注5)

ファイル名

抽出データファイル名を指定することができます。(注2)(注3)

タイムスタンプの付加
(yyyymmddHHMMSS)

抽出データファイル名にタイムスタンプを付加するか指定できます。(注3)

抽出処理実行回数

抽出処理実行回数の通番を付加するか指定できます。(注3)

拡張子

抽出データファイルの拡張子を指定することができます。(注2)(注3)

抽出条件
(トランザクション)

トランザクションの完了状態を条件に退避データから抽出することができます。
下記の何れかを指定してください。

コミット

ロールバック

コミット・ロールバックの両方

注1) 出力先は絶対パスで指定してください。
注2) 出力先に指定できる文字は以下のとおりです。
        半角英数字、アンダースコア(_)、およびスラッシュ(/)
    ファイル名に指定できる文字は以下のとおりです。
        半角英数字およびアンダースコア(_)
    拡張子に指定できる文字は以下のとおりです。
        半角英数字

注3) ディレクトリ、ファイル名、タイムスタンプ、拡張子(ビリオド(.)含む)、自動で付加される抽出番号(1桁)、抽出処理実行回数番号(最大10桁)の組み合わせによるパス長が、256バイトを超過しないよう考慮する必要があります。
注4) 以下の文字列から始まる出力先は指定できません。

注5) 指定したディレクトリに対し、所有者および所有グループをInterstage運用グループにしてください。また、ディレクトリのアクセス権は“770”に設定してください。

詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“エクスポートユーティリティ定義ファイルリファレンス”を参照してください。

注意

抽出データファイルの出力先に同名の抽出データファイルが存在する場合は、エクスポートユーティリティの運用を停止します。出力された抽出データファイルは、エクスポートユーティリティ後処理でバックアップ等を行なってから、別の場所へ移動させてください。