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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

17.3.2 運用の設計

エクスポートユーティリティの運用では、以下の2パターンの運用があります。業務に応じてエクスポートユーティリティの実行方法を検討してください。

高信頼性ログのエントリの強制切り替えによる時間指定でのエクスポートユーティリティの実行

Systemwalkerなどのスケジューラまたはシステム標準の管理機能を使用して時間指定でエクスポートユーティリティの起動コマンド(apfwstarteu)を実行してください。
エクスポートユーティリティではFULL状態の高信頼性ログのエントリのみを対象とします。最新のデータを扱う場合は、エクスポートユーティリティの起動コマンド(apfwstarteu)を実行する前に、以下のコマンドを使用して高信頼性ログのエントリをUSING状態からFULL状態に強制的に切り替える必要があります。

注意

  • Systemwalkerなどのスケジューラおよびシステム標準の管理機能の詳細については、各製品のマニュアルを参照してください。

  • rdbcycswhコマンドが出力するメッセージは、“高信頼性ログのエントリ切り替えによる自動実行”での運用において監視対象となるため、高信頼性ログのエントリ切り替えによる自動実行での運用と併用しないでください。

高信頼性ログのエントリ切り替えによる自動実行

Systemwalkerなどのメッセージ監視を使用して、高信頼性ログが出力する以下のメッセージを監視して、エクスポートユーティリティを実行してください。

qdg14029i:CYCLIC構造のDSIのエントリ状態を変更しました 資源名='s*' 通番='t*' 変更前の状態='u*' 変更後の状態='v*' w*

メッセージの詳細は“Interstage Business Application Server 運用ガイド(高信頼性ログ編)”の“ユーザログテーブルの容量監視”を参照してください。

注意

  • Systemwalkerなどのスケジューラおよびシステム標準の管理機能の詳細については、各製品のマニュアルを参照してください。

  • rdbcycswhコマンドを使用した高信頼性ログのエントリ強制切り替えによって上記の監視対象のメッセージが出力されるため、高信頼性ログのエントリ強制切り替えによる運用と併用しないでください。