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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

9.11 EJBアプリケーションの設定(Javaの場合)

EJBアプリケーションを設定するには、ejbdefimportコマンドを使用する方法とInterstage管理コンソールを使用する方法があります。

コマンドを使用する場合

コマンド(ejbdefimportコマンド)を実行して、EJBアプリケーションを設定します。

アプリケーション配備後、Enterprise Bean定義ファイルを入力に、Enterprise Bean定義情報の移入コマンド(ejbdefimport)を、以下のように実行します。

/opt/FJSVejb/bin/ejbdefimport dst2 -i WU02 -f dst2_ejb.xml

ejbdefimport dst2 -i WU02 -f dst2_ejb.xml

ポイント

コマンドのオプションおよび
パラメタ

設定内容

EJBアプリケーション名

IJServerにインストールしたEJBアプリケーション名を指定します。省略した場合は、Enterprise Bean定義ファイル中の<component-name>に記述されているEJBアプリケーション名を使用します。
-allオプションとは同時に指定できません。

-f Enterprise Bean定義ファイル名

Enterprise Bean定義ファイル名を絶対パス名、または相対パス名で指定します。
-allオプションとは同時に指定できません。

-all ディレクトリ名

指定したディレクトリにあるEnterprise Bean定義ファイルを、Enterprise Bean定義情報に反映します。
EJBアプリケーション名、-fオプションとは同時に指定できません。
import先のEJBアプリケーション名は、Enterprise Bean定義ファイル中の<component-name>に記述されているものになります。

-i IJServer名

EJBアプリケーションが配備されたIJServerを指定します。

注意

IJServerが起動中の場合は、あらかじめ停止しておいてください。

Interstage管理コンソールを使用する場合

以下の手順でEJBアプリケーションを設定します。

  1. Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > “ワークユニット名”> “EJBアプリケーション名”> [Message-driven Beanのアプリケーション名] > [アプリケーション環境定義]タブを選択します。

  2. Message-driven Bean拡張情報のJMSコネクションファクトリ名とDestination名について、それぞれ利用するものを選択します。

  3. 他の設定の変更が必要な場合は変更し、適用ボタンを押します。

詳細はInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

トランザクションに関するIJServer、QueueConnectionFactory、およびDestinationの設定は、すべて、ローカルトランザクションを指定してください。整合がとれていない場合は、IJServerの起動時にエラーになります。