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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

9.9.2 サーバアプリケーションの配備(Java)

Javaの場合、サーバアプリケーションを配備するには、ijsdeploymentコマンドを使用する方法とInterstage管理コンソールを使用する方法があります。

コマンドを使用する場合

システム構築シートから出力されたJ2EEアプリケーションの配備コマンド(ijsdeployment)を実行して、アプリケーションを配備します。

システム構築シートで出力されたJ2EEアプリケーションの配備コマンド(ijsdeployment)を、以下のように実行します。

/opt/FJSVj2ee/bin/ijsdeployment -n WU02 -f dst2.ear

ijsdeployment -n WU02 -f dst2.ear

また、アプリケーション修正時は、上書きオプションを付加して、以下のようにコマンドを実行します。

/opt/FJSVj2ee/bin/ijsdeployment -n WU02 -f dst2.ear -r

ijsdeployment -n WU02 -f dst2.ear -r

ポイント

コマンドのオプションおよび
パラメタ

設定内容

-n name

配備対象となるIJServerのワークユニット名を指定します。

-f filepath

配備対象ファイルを絶対パス、または相対パスで指定します。
配備できるファイルを次に示します。

  • EARファイル

  • WARファイル

  • ejb-jarファイル

  • RARファイル

-r

アプリケーションがすでに配備されていて、上書きで配備する場合に指定します。

注意事項

Interstage管理コンソールを使用する場合

以下の手順でアプリケーションを配備します。

  1. Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > “ワークユニット名” > [配備]タブを選択します。

  2. [参照]ボタンをクリックして配備するファイルを選択します。

  3. 起動指定の「配備完了後、ワークユニットを起動する」のチェックボックスをオフにします。

  4. ほかの設定を変更する場合は、設定変更後、[配備]ボタンをクリックします。

詳細はInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

注意

  • 複数のEJBによる処理をトランザクション連携する場合は、EJBを同一ワークユニット上に配備する設計を行ってください。

  • 代行ルートを定義している場合などで、通常ルートおよび代行ルートのアクティビティの両方に、同一のEJBアプリケーション名の業務処理実行アプリケーションを使用する場合は、同一のIJServerに配備することはできません。
    同一のEJBアプリケーション名の業務処理実行アプリケーションは、それぞれ異なるIJServerに配備する必要があります。
    同一のIJServerに配備する場合には、業務処理実行アプリケーションのEJBアプリケーション名を、異なるアプリケーション名に設定にするように設計してください。