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Interstage Business Application Server セットアップガイド
FUJITSU Software

8.3.1 環境変数の設定

非同期アプリケーション連携実行基盤で使用する環境変数の設定を行います。設定箇所には以下の3種類があります。設定条件に合致するものについて、設定を行ってください。

■コマンド実行シェル

必ず設定する必要がある環境変数です。非同期アプリケーション連携実行基盤で使用する環境変数の設定を行います。
以下の項目を設定してください。
なお、下表のJAVA_HOMEおよびOTS_HOMEを除く環境変数は、Interstageの“環境変数設定ツール”で設定することができます。詳細は“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“環境変数設定ツールについて”を参照してください。

環境変数名

設定値

OD_HOME

/opt/FSUNod

TD_HOME

/opt/FSUNtd

ES_HOME

/opt/FJSVes

OTS_HOME

データベース連携サービスを使用する場合

  • /opt/FSUNots

JAVA_HOME

JDK/JREのインストールディレクトリを指定します。

  • JDK6を利用する場合
    /opt/FJSVawjbk/jdk6

  • JRE6を利用する場合
    /opt/FJSVawjbk/jre6

APFW_DBCHNL_NSINFO

データベース連携用のイベントチャネルをクラスタで使用する場合

  • クラスタの引継ぎIPアドレスに対応するホスト名

環境変数名

設定値

OD_HOME

/opt/FJSVod

TD_HOME

/opt/FJSVtd

ES_HOME

/opt/FJSVes

OTS_HOME

データベース連携サービスを使用する場合

  • /opt/FJSVots

JAVA_HOME

JDK/JREのインストールディレクトリを指定します。

  • JDK6を利用する場合
    /opt/FJSVawjbk/jdk6

  • JRE6を利用する場合
    /opt/FJSVawjbk/jre6

APFW_DBCHNL_NSINFO

データベース連携用のイベントチャネルをクラスタで使用する場合

  • クラスタの引継ぎIPアドレスに対応するホスト名

設定例を以下に示します。JDK/JREとしては、JDK6を選択した場合の例です。

コマンド実行シェル (Symfoware Serverを使用する場合)

Symforware Serverを使用する場合、以下の環境設定を行います。なお、設定前に“■コマンド実行シェル”に指定された環境設定を行ってください。

環境変数名

設定値

LD_LIBRARY_PATH

/opt/FJSVibs/lib
/opt/FJSVapclg/lib
/opt/FSUNrdb2b/lib
/etc/opt/FSUNiconv/lib 注1

注1) 同梱のSymfoware/RDB、および製品版Symfoware ServerのV9.0.0以降では設定不要です。

環境変数名

設定値

LD_LIBRARY_PATH

/opt/FJSVibs/lib
/opt/FJSVapclg/lib
/opt/FJSVrdb2b/lib

設定例を以下に示します。

コマンド実行シェル (Oracleを使用する場合)

Oracleを使用する場合、以下の環境設定を行います。なお、設定前に“■コマンド実行シェル”に指定された環境設定を行ってください。

環境変数名

設定値

ORACLE_BASE

Oracleのベースディレクトリを指定します。

ORACLE_HOME

Oracleのホームディレクトリを指定します。

LD_LIBRARY_PATH

/opt/FJSVibs/lib
/opt/FJSVapclg/lib
$ORACLE_HOME/lib32

NLS_LANG

メッセージ格納DBの文字コード系に合わせて設定を行ってください。
(例) NLS_LANG=Japanese_Japan.JA16EUC

注意

設定値の詳細については、Oracleのマニュアルを参照してください。

ORA_NLS10

$ORACLE_HOME/nls/data

環境変数名

設定値

ORACLE_BASE

Oracleのベースディレクトリを指定します。

ORACLE_HOME

Oracleのホームディレクトリを指定します。

LD_LIBRARY_PATH

/opt/FJSVibs/lib
/opt/FJSVapclg/lib
$ORACLE_HOME/lib

NLS_LANG

メッセージ格納DBの文字コード系に合わせて設定を行ってください。
(例) NLS_LANG=Japanese_Japan.UTF8

注意

設定値の詳細については、Oracleのマニュアルを参照してください。

ORA_NLS10

$ORACLE_HOME/nls/data

設定例を以下に示します。