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ServerView Resource Orchestrator V3.1.1 メッセージ集
ServerView

4.6.1 671XX系

ここでは、671XX系のメッセージについて説明します。

67101

FJSVrcx:ERROR:67101:not privileged

意味

実行ユーザーがOSの管理者ではありません。

対処

OSの管理者権限で操作を行ってください。

Windows Server 2008以降のOSの場合、ユーザー名がAdministratorではない管理者権限を持つユーザーアカウントでは、メニューからコマンド プロンプトを起動しても、管理者権限でコマンドを実行できません。
メニューのコマンド プロンプトを右クリックし、表示されたメニューで[管理者として実行(A)]を選択してコマンド プロンプトを起動したあと、操作を行ってください。


67102

FJSVrcx:ERROR:67102:option:illegal option

意味

オプションが不正です。"usage"が表示されます。

対処

コマンドの書式を見直したあと、再操作してください。


67106

FJSVrcx:ERROR:67106:obj:name contains invalid character

意味

名前objは不当な文字を含んでいます。

対処

名前に使用できる文字は、半角英数字、アンダースコア("_")です。名前を見直したあと、再操作してください。


67112

FJSVrcx:ERROR:67112:no resources found matching obj

【Virtual Edition】

意味

objに一致するリソースが見つかりません。

対処

指定した条件を見直してください。

【Cloud Edition】

FJSVrcx:ERROR:67112:no resources found matching obj.

意味

objに一致するリソースが見つかりません。

  • 物理L-Serverを作成した場合

    業務LANのIPアドレス設定に失敗しました。

    以下の場合があります。

    • 対象の物理サーバのNIC数を超えて指定している場合

      L-Server作成時のネットワーク(NIC)が対象の物理サーバのNIC数を超えて指定しています。

    • クローニングイメージのドライバが最新ではない場合

      ネットワークインターフェース数を超えて指定していない、かつL-Server作成時に指定したクローニングイメージがWindowsの場合、クローニングイメージのドライバが最新ではない可能性があります。

    なお、インデックスとして表示される番号は、L-Serverの詳細表示と同じ番号です。

  • rcxstorageコマンドを実行した場合

    • objが"mirror definition"の場合

      レプリケーション定義ファイルの記述にマッチするディスクが本製品に定義されていませんでした。

      (フェールオーバー/Disaster Recoveryで復旧すべきディスクがありません。)

    • objが"disk"の場合

      処理対象のディスクリソースがありません。

      ストレージの運用系/待機系の切替えの場合、処理対象のディスクは、ストレージ装置がストレージの運用系/待機系の、切替えのサポート対象で、かつ事前に作成されたディスクです。

  • 構築済み物理サーバを物理L-Serverに関連付けた場合

    • objが"disk"の場合

      処理対象のディスクリソースがありません。

  • 仮想L-Serverを作成した場合

    • objが"VLANID"で始まる値の場合

      仮想ネットワーク定義ファイルに指定された仮想ネットワークリソースがVMホスト上に見つかりません。

  • rcxadm nsoptctlコマンドを実行した場合

    • objが"PhysicalServer(name=name)"の場合

      -serverオプションに指定された物理サーバnameが見つかりません。

    • objが"PhysicalNIC(position=position)"の場合

      -positionオプションで指定された番号positionの物理NICが物理サーバ上に見つかりません。

    • objが"PhysicalLanSwitchPort(PhysicalNic=position)"の場合

      -positionオプションで指定された番号positionの物理NICと結線するLANスイッチブレードが見つかりません。

対処

指定した条件を見直してください。

  • 物理L-Serverを作成した場合

    • 対象の物理サーバのNIC数を超えて指定している場合

      L-Server作成時にネットワーク(NIC)に指定した数が、対象の物理サーバのNIC数よりも少ないか確認してください。
      ネットワークの設定を見直したあと、再操作してください。

    • クローニングイメージのドライバが最新ではない場合

      作成したL-Serverを削除してください。
      L-Server作成時に指定したクローニングイメージのドライバを更新し、クローニングイメージを再作成してください。再作成したクローニングイメージを指定して、L-Serverを作成してください。

  • rcxstorageコマンドを実行した場合

    • objが"mirror definition"の場合

      レプリケーション定義ファイルの内容が正しいことを確認し、コマンドを再実行してください。

    • objが"disk"の場合

      処理対象のディスクリソースを確認し、コマンドを再実行してください。

  • 構築済み物理サーバを物理L-Serverに関連付けた場合

    • objが"disk"の場合

      処理対象のディスクリソースを確認し、コマンドを再実行してください。

  • 仮想L-Serverを作成した場合

    • objが"VLANID"で始まる値の場合

      対象の仮想ネットワーク定義ファイルを確認し、原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • rcxadm nsoptctl コマンドの場合

    • objが"PhysicalServer(name=name)"の場合

      サーバツリーのリソース詳細で、指定した物理サーバ名が正しいことを確認し、再操作してください。

    • objが"PhysicalNIC(position=position)"の場合

      サーバツリーのリソース詳細で、指定した番号の物理NIC が存在することを確認し、再操作してください。

    • objが"PhysicalLanSwitchPort(PhysicalNic=position)"の場合

      サーバツリーのリソース詳細で、指定した番号の物理NICがLANスイッチブレードと結線されていることを確認し、再操作してください。


67114

FJSVrcx:ERROR:67114:can not copy file [filename1->filename2]

意味

ファイルfilename1をファイルfilename2にコピーできません。

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ファイルやディレクトリのアクセス権

  • ディスク領域が枯渇していないか


67117

FJSVrcx:ERROR:67117:obj:failed to create file or directory

意味

objファイルまたはディレクトリが作成できません。

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディレクトリのアクセス権を確認してください。

  • ディスク領域が枯渇していないか確認してください。


67119

FJSVrcx:ERROR:67119:obj:command execution error

意味

objコマンドの実行でエラーが発生しました。

対処

本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67120

FJSVrcx:ERROR:67120:keys:attributes cannot be specified in combination (details)

【Cloud Edition】

意味

ネットワークリソースのXML定義にkeysの属性が同時に指定されています。

detailsには、詳細情報がカンマ(,)区切りで複数表示されます。

keysには、NetworkSwitchPortタグの属性名(number,lag,name)が"and"で区切られ複数表示されます。

  • "number"の場合

    number=指定したポート番号

  • "lag"の場合

    lag=指定したリンクアグリケーショングループ名

  • "name"の場合

    name=イーサネット・ファブリックスイッチのポート名

対処

keysの属性を見直し、正しい属性を指定し、再操作してください。


67124

FJSVrcx:ERROR:67124:not enough memory

意味

メモリ不足のため動作できません。

対処

不要なプログラムを終了したあと、再操作してください。
再操作しても問題が解決しない場合、以下を参照し、メモリ容量が十分かを確認してください。

  • 「設計ガイド VE」の「2.4.2.8 メモリ容量」を参照してください。

  • 「設計ガイド CE」の「2.4.2.8 メモリ容量」を参照してください。


67126

FJSVrcx:ERROR:67126:obj:No such directory

意味

指定されたディレクトリが存在しません。

対処

存在するディレクトリを指定してください。


67128

FJSVrcx:ERROR:67128:invalid date

意味

指定された日時は無効です。

対処

"YYYY/MM/DD hh:mm:ss"の形式で、存在する日時を指定してください。


67129

FJSVrcx:ERROR:67129:syntax error

意味

コマンドの書式に誤りがあります。"Usage"が表示されます。

対処

コマンドの書式を見直したあと、再操作してください。


67130

FJSVrcx:ERROR:67130:option:option requires an argument

【Virtual Edition】

意味

オプションに引数が指定されていません。"usage"が表示されます。

対処

コマンドの書式を見直したあと、再操作してください。

【Cloud Edition】

FJSVrcx:ERROR:67130:option:option requires an argument

意味

"usage"が表示されます。

オプションに引数が指定されていません。

または、パラメーターが指定されていません。

対処

コマンドの書式を見直したあと、再操作してください。

または、パラメーターを指定し、再操作してください。

rcxnetworkserviceコマンドで出力された場合は、"usage"の内容に従って対処を行ってください。

  • "-ip"の場合

    物理L-ServerのIPアドレスを指定してください。

  • "-user"の場合

    物理L-Serverの管理者権限を持つユーザー名を指定してください。

  • "-passwd"の場合

    物理L-Serverの管理者権限を持つパスワードを指定してください。

  • "-file"の場合

    ネットワーク構成情報または物理L-Server作成用の設定ファイルを指定してください。

  • "-image"の場合

    NSアプライアンスのイメージを指定してください。

  • "-name"の場合

    ネットワーク構成情報に記述されているNSアプライアンスの機器名を指定してください。


67131

FJSVrcx:ERROR:67131:option:argument too long

意味

指定したオプション引数が長すぎます。
optionは表示されない場合があります。

対処

指定したオプション引数を見直したあと、再操作してください。


67132

FJSVrcx:ERROR:67132:option:contains invalid character

【Virtual Edition】

意味

指定したオプション引数に不正な文字が含まれています。

対処

指定したオプション引数を見直してください。
改行文字が禁止されている操作の場合、コピー&ペーストなどで文末などに改行が挿入されていないか確認してください。
確認後、再操作してください。

【Cloud Edition】

意味

指定したオプション引数に不正な文字が含まれています。

rcxadm config importコマンド実行時に本メッセージが表示された場合、optionで表示されたスナップショットのXMLの定義に不正な文字が含まれています。

対処

指定したオプション引数を見直してください。

改行文字が禁止されている操作の場合、コピー&ペーストなどで文末などに改行が挿入されていないか確認してください。

確認後、再操作してください。

rcxadm config importコマンド実行時に本メッセージが表示された場合、optionで表示されたスナップショットのXMLの定義から、コメントタグの以下の文字を取り除き、再操作してください。

  • パーセント("%")

  • 円マーク("\")

  • ダブルクォーテーション( " )

  • 改行


67133

FJSVrcx:ERROR:67133:value:out of range

【Virtual Edition】

意味

指定した値が許容範囲外です。

対処

指定した値を見直したあと、再操作してください。

【Cloud Edition】

意味

指定した値が範囲外です。

valueには、以下のどれかが表示されます。

  • 指定した値

  • XMLタグ(指定値,範囲)

  • XMLのキー(指定値,範囲) server/free/remain amount of ip address/remain amount of MAC address/remain amount of WWN address

  • パラメキー名(VM固有情報定義ファイル名) (指定値),範囲

  • パラメーターキー名(VM固有情報定義ファイル名) (指定値,範囲)

  • vlanid=指定値

  • L-Server NIC index=指定値

対処

指定した値を見直したあと、再操作してください。

valueが以下の値の場合、内容に従って対処を行ってください。

  • "XMLタグ(指定値,範囲)"の場合

    コマンドから操作を行った場合、指定したXMLを確認し、再操作してください。

    GUIから操作を行った場合、GUIで指定した値を確認し、再操作してください。

    • "XMLタグ"が"Disks.Disk.DiskIndex"の場合

      仮想L-Serverに対するディスク増設で本メッセージが表示された場合、仮想L-Serverに割り当て済みのディスク番号の最大値がディスク本数の上限になっています。
      仮想L-Serverで未使用のディスク番号を確認し、コマンド(rcxadm lserver attach)を使用してディスクを増設してください。なお、コマンドのindexオプションには、未使用のディスク番号を指定してください。

      増設できるディスク本数の上限値については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」「16.3.3 [ディスク]タブ」の「本数」を参照してください。

  • "XMLのキー(指定値,範囲) server"の場合

    GUIで、L-Serverを配置しているVMホストのハードウェア構成(CPU、メモリ)を確認し、再操作してください。

  • "XMLのキー(指定値,範囲) free"の場合

    L-Serverを配置しているVMホストの空きリソース(CPU、メモリ)を確認し、空きリソースを確保してから再操作してください。

  • "XMLのキー(指定値,範囲) remain amount of ip address/remain amount of MAC address/remain amount of WWN address"の場合

    以下のどれかの可能性があります。

    • 物理L-Serverで、指定されたNIC番号がサポートされている上限を超えている

    • 指定されたIPアドレス、MACアドレスおよびWWNがリソースプールに存在しない

    • IPアドレス、MACアドレスおよびWWNのリソースプールに空きアドレスが存在しない

    L-ServerのXMLファイル中のIPアドレス、MACアドレスおよびWWNの値を見直し、定義を修正したあと、再操作してください。または、リソースプールに必要なIPアドレス、MACアドレスおよびWWNを追加してください。

  • "パラメキー名(VM固有情報定義ファイル名) (指定値),範囲"または"パラメーターキー名(VM固有情報定義ファイル名) (指定値,範囲)"の場合

    以下の値を見直し、定義を修正したあと、再操作してください。

    • VM固有情報定義ファイル名

    • 指定値

    • 範囲

  • "vlanid=指定値"の場合

    vlanidの指定値を確認し、原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • "L-Server NIC index=指定値"の場合

    L-ServerのNICインデックスの指定値を確認し、原因を取り除いたあと、再操作してください。

また、サーバの登録またはハードウェア情報を再設定したときに本メッセージが出力された場合、以下のフォルダーに格納されているサーバ構成情報ファイルに定義した値を見直し、修正したあとで再操作してください。

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data


67134

FJSVrcx:ERROR:67134:value:invalid format

【Virtual Edition】

意味

指定した値の書式が不正です。

対処

指定した値を見直したあと、再操作してください。

【Cloud Edition】

意味

指定した値の書式が不正、または以下で指定したXMLの内容が不正です。

  • L-Platformの作成

  • L-Serverの作成

  • L-Serverの変更

  • L-Serverテンプレートのインポート

  • iSCSIブート情報の登録

  • VMゲスト用ディスクリソースの登録

  • VMゲスト用ディスクリソースの変更

  • テナントの作成

  • ネットワーク構成情報のインポート

  • ネットワークデバイスの作成

  • ネットワークデバイスの変更

  • パラメーターキー名(VM固有情報定義ファイル名,指定値,範囲)

  • NSアプライアンスの操作

valueには、以下のどれかが表示されます。

  • XMLタグ名

  • Folder XML

  • L-Server XML

  • L-Server Template XML

  • Network XML

  • User XML

  • UserGroup XML

  • Pool XML

  • iSCSI XML

  • vm-disk XML

  • Tenant XML

  • NetworkDevice XML

  • Link XML

  • 指定した値(IPアドレスなど)

  • -duration

対処

  • "-duration"が表示された場合

    オプションに正しい値またはフォーマットを指定し、再操作してください。

    詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.13 rcxadm logctl」を参照してください。

  • "パラメーターキー名(VM固有情報定義ファイル名,指定値,範囲)"が表示された場合

    VM固有情報定義ファイルのファイル名、指定値、範囲の値を見直し、定義を修正したあと、再操作してください。


上記以外の場合、指定した値またはXMLの内容を見直したあと、再操作してください。

また、サーバの登録またはハードウェア情報を再設定したときに本メッセージが出力された場合、以下のフォルダーに格納されているサーバ構成情報ファイルに定義した値を見直し、修正したあとで再操作してください。

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data

XML定義ファイルについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「第15章 XMLファイル」を参照してください。


67135

FJSVrcx:ERROR:67135:option:invalid argument

【Virtual Edition】

意味

オプションの引数に指定できない値が指定されました。"usage"が表示されます。

対処

正しい引数を指定したあと、再操作してください。

【Cloud Edition】

意味

オプションの引数に指定できない値が指定されました。"usage"が表示されます。
optionが"Network ManagementLanSubnet"または"Network AddressSet"の場合があります。

この場合、管理LANサブネット指定と業務LANサブネット指定の両方が指定されています。

対処

optionに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "Network ManagementLanSubnet"または"Network AddressSet"の場合

    管理LANサブネット指定と業務LANサブネット指定の両方が指定されています。

    作成するネットワークのリソース種別に合わせて、管理LANサブネット指定か業務LANサブネット指定を確認してください。

  • 上記以外の場合

    正しい引数を指定したあと、再操作してください。


67136

FJSVrcx:ERROR:67136:filename:invalid file format

【Virtual Edition】

意味

filenameで指定したファイルの書式に誤りがあります。

対処

指定したファイルの書式を確認してください。

filenameに"activation.dat"が表示された場合、「操作ガイド VE」の「17.2 採取」を参照し、ライセンス情報定義ファイルの書式を確認してください。

【Cloud Edition】

意味

filenameで指定したファイルの書式に誤りがあります。

filenameに"server_control.rcxprop"が表示された場合、ファイルの1行目に"ServerControl,"から始まる記述がありません。

対処

指定したファイルの書式を確認してください。

filenameに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "activation.dat"が表示された場合

    「導入ガイド CE」の「B.5.3 手動OSインストール」を参照し、ライセンス情報定義ファイルの書式を確認してください。

  • "image_admin_hyperv.rcxprop"または"image_admin_hyperv_ユーザグループ名.rcxprop"が表示された場合

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.3.5 [OS]タブ」を参照し、指定したファイルの書式を確認してください。

  • "server_spec.rcxprop"が表示された場合

    「導入ガイド CE」の「C.1 仮想L-Server作成で共通に利用する定義ファイル」を参照し、該当する定義ファイルの書式を確認してください。

  • "server_control.rcxprop"が表示された場合

    「導入ガイド CE」の「C.1.5 他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合の設定」を参照し、ファイルの形式を確認してください。

  • 以下が表示された場合

    「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.11 サーバNIC定義」を参照し、指定したサーバNIC定義ファイルの書式を確認してください。

    【Windowsマネージャー】
    インストールフォルダ\SVROR\Manager\etc\customize_data\nicdefctl\model\シャーシモデル名_プロダクト名.xml
    インストールフォルダ\SVROR\Manager\etc\customize_data\nicdefctl\host\VMホスト名.xml

    【Linuxマネージャー】
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/nicdefctl/model/シャーシモデル名_プロダクト名.xml
    /etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data/nicdefctl/host/VMホスト名.xml

    以下の内容を確認してください。

    • XMLの形式に誤りがないか

    • XMLのタグが重複、または指定できる数を超えていないか

    • 必要なXMLタグが指定されているか

    • 異なる物理LANセグメント間でNIC構成が正しいか

    • 物理LANセグメント名が重複していないか

  • "network_device_model.xml"が表示された場合

    「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.13 ネットワークデバイスのモデル定義」を参照し、ファイルの形式を確認してください。

  • "image_admin_citrixxen.rcxprop"または"image_admin_citrixxen_ユーザーグループ名.rcxprop"が表示された場合

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.3.5 [OS]タブ」を参照し、指定したファイルの書式を確認してください。


67137

FJSVrcx:ERROR:67137:command is already running

【Virtual Edition】

意味

コマンドはすでに起動されています。

対処

しばらく待ってから再実行してください。

【Cloud Edition】

FJSVrcx:ERROR:67137:command is already running.

意味

すでに管理サーバのマネージャー資産に対するバックアップ・リストアコマンドが実行中です。コマンドは実行されません。

対処

実行中のコマンドが完了したあと、必要に応じてコマンドを再実行してください。


67138

FJSVrcx:ERROR:67138:option:argument too short

意味

指定したオプション引数が短すぎます。
optionは表示されない場合があります。

対処

指定したオプション引数を見直したあと、再操作してください。


67139

FJSVrcx:ERROR:67139:filename:file not found

意味

filenameで指定したファイルは存在しません。

対処

指定したファイル名を確認してください。


67140

FJSVrcx:ERROR:67140:filename:permission denied

【Virtual Edition】

意味

filenameで指定したファイルのアクセス権がありません。

対処

指定したファイルの所有者、所有グループおよびアクセス権を確認してください。

【Cloud Edition】

意味

filenameで指定したファイルのアクセス権がありません。

対処

指定したファイルの所有者、所有グループおよびアクセス権を確認してください。


67141

FJSVrcx:ERROR:67141:filename:write failed

意味

filenameで指定したファイルへの書込みに失敗しました。

対処

システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか

  • quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか


67142

FJSVrcx:ERROR:67142:filename:read failed

【Virtual Edition】

意味

filenameで指定したファイルの読込みに失敗しました。

対処

システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか

【Cloud Edition】

意味

filenameで指定したファイルの読込みに失敗しました。

対処

システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか

  • filenameに"server_spec.rcxprop"、"storage_portset.rcxprop"、または"storage_mirroring.rcxprop"が表示された場合

    ファイルの読込みが許可されているか確認してください。

  • filenameに"storage_portset.rcxprop"が表示された場合

    ファイルの読込みが許可されているか確認してください。

  • filenameに"FC接続パターンファイル名.rcxprop"が表示された場合

    ファイルの読込みが許可されているか確認してください。


67143

FJSVrcx:ERROR:67143:filename:open failed

意味

filenameで指定したファイルのオープンに失敗しました。

対処

システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか

  • quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか


67144

FJSVrcx:ERROR:67144:filename:remove failed

意味

filenameで指定したファイルの削除に失敗しました。

対処

システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか


67145

FJSVrcx:ERROR:67145:filename:rename failed

意味

filenameで指定したファイルのリネームに失敗しました。

対処

システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか

  • quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか


67146

FJSVrcx:ERROR:67146:filename:file not found

【Virtual Edition】

意味

本製品のファイルfilenameが存在しません。

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • filenameが"activation.dat"の場合

    管理対象サーバにライセンス情報定義ファイル"activation.dat"を作成してください。
    ライセンス情報定義ファイルについては、「操作ガイド VE」の「17.2 採取」を参照してください。

  • filenameが"cacerts"の場合

    本製品、または連携ソフトウェアのファイルが存在しません。
    該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

  • 上記以外の場合

    以下のどちらかに該当する場合、システム全体をリストア、または本製品を再インストールしてください。

    • 該当するファイルを削除した場合

    • システムダウン、ディスク異常またはファイルシステム異常が原因で、該当するファイルが削除された場合

  • マネージャーをクラスタ運用している場合

    filenameに表示されたファイルのリンク先がマネージャー用共有ディスク上のファイルである可能性があります。
    操作を実行したノードでマネージャー用共有ディスクをマウントしてください。

上記に該当しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

FJSVrcx:ERROR:67146:file_name:file not found

意味

操作対象のファイルが存在しないため、処理を中断しました。

対処

  • rcxchkmismatchコマンド実行時で、file_nameが"fullbackup_info.xml"の場合

    以下の対処を行ったあと、管理サーバのリストアを継続してください。

    • -logdirオプションの引数に指定した、L-Server復旧ログ格納ディレクトリ名に誤りがあります。

      -logdirオプションの引数に正しいディレクトリ名を指定し、rcxchkmismatchコマンドを再実行してください。

    • rcxreserveidコマンドを実行していません。

      管理サーバのリストアの運用をrcxreserveidコマンドの実行からやり直してください。

  • サーバNIC定義の反映(rcxadm nicdefctl commit)を実行した場合

    本製品のフォルダーまたはファイルが存在していません。
    該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

  • file_nameが"storage_portset.rcxprop"の場合

    インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
    インフラ管理者は、「導入ガイド CE」の「B.1.1 SANストレージのポート組合せ定義ファイルの作成」を参照し、定義ファイルを作成してください。

  • filenameが"FC接続パターンファイル.rcxprop"の場合

    インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
    インフラ管理者は、「導入ガイド CE」の「B.1.7 物理サーバごとのFC搭載数および実装位置の設定」を参照し、定義ファイルを作成してください。

  • filenameが"cacerts"の場合

    本製品、または連携ソフトウェアのファイルが存在しません。
    該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

  • filenameが"cfabric_portprofile_networkresource.rcxprop"の場合

    インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
    インフラ管理者は、「設計ガイド CE」の「9.4.8.4 ポートプロファイル設定機能の定義ファイル」を参照し、定義ファイルを作成してください。

    参考

    ネットワークリソースの自動設定が"Network auto=false"の場合、ポートプロファイルの自動作成は行いません。

  • rcxnetworkserviceコマンドで出力された場合

    操作対象のファイルを指定して、再操作してください。

  • 上記以外の場合

    操作対象のファイルを指定して、再操作してください。


67147

FJSVrcx:ERROR:67147:filename:permission denied

【Virtual Edition】

意味

本製品のファイルfilenameにアクセスできません。

対処

本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

FJSVrcx:ERROR:67147:file_name:permission denied

意味

file_nameには、以下のどちらかが表示されます。

  • リソース名の場合

    指定されたリソースに対する権限がありません。

  • ファイル名の場合

    本製品のファイルfile_nameにアクセスできません。

対処

file_nameに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • リソース名の場合

    指定されたリソースに対する権限をもつユーザーで実行してください。

  • ファイル名の場合

    本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67148

FJSVrcx:ERROR:67148:filename:write failed

意味

本製品のファイルfilenameへの書込みに失敗しました。

対処

システムログを確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか

  • quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないか

  • 管理サーバの以下のフォルダーに存在するファイルまたはフォルダーを参照しているプログラムがないか

    • イメージファイル格納フォルダー

      イメージファイル格納フォルダーは、「導入ガイド VE」の「2.1.1.6 インストール」で指定したフォルダーです。

    【Windowsマネージャー】

    • インストールフォルダー\SVROR\Manager\var\control

    【Linuxマネージャー】

    • /var/opt/FJSVrcvmr/control

filenameが"activation.dat"の場合、以下についても確認してください。

  • 管理対象サーバのライセンス情報定義ファイル"activation.dat"の書込み権限を確認してください。
    ライセンス情報定義ファイルの書込み権限がない場合、書込み権限を追加してください。
    ライセンス情報定義ファイルについては、以下を参照してください。

    • Virtual Editionの場合、「操作ガイド VE」の「17.2 採取」を参照してください。

    • Cloud Editionの場合、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.5.1 採取・登録」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67149

FJSVrcx:ERROR:67149:filename:read failed

意味

本製品のファイルfilenameの読込みに失敗しました。

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • システムログを確認し、ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないか確認してください。


67150

FJSVrcx:ERROR:67150:filename:open failed

意味

本製品のファイルfilenameのオープンに失敗しました。

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • 管理サーバのマネージャー資産イメージファイル情報に対するバックアップコマンド実行中に発生した場合、システムイメージまたはクローニングイメージが変更、削除されていないか

    変更、削除されている場合、システムイメージまたはクローニングイメージの変更、削除が行われていないときに再実行してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないかシステムログを確認

  • quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないかシステムログを確認

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67151

FJSVrcx:ERROR:67151:filename:remove failed

意味

本製品のファイルfilenameの削除に失敗しました。

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないかシステムログを確認

  • 管理サーバの以下のフォルダーに存在するファイルまたはフォルダーを参照しているプログラムがないか

    • イメージファイル格納フォルダー

    【Windowsマネージャー】

    • インストールフォルダー\SVROR\Manager\var\control

    【Linuxマネージャー】

    • /var/opt/FJSVrcvmr/control


67152

FJSVrcx:ERROR:67152:filename:rename failed

意味

本製品のファイルfilenameのリネームに失敗しました。

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • ディスクまたはファイルシステムのエラーメッセージが表示されていないかシステムログを確認

  • quota制限、ファイルシステム枯渇のメッセージが表示されていないかシステムログを確認

  • 管理サーバの以下のフォルダーに存在するファイルまたはフォルダーを参照しているプログラムがないか

    • イメージファイル格納フォルダー

    【Windowsマネージャー】

    • インストールフォルダー\SVROR\Manager\var\control

    【Linuxマネージャー】

    • /var/opt/FJSVrcvmr/control


67153

FJSVrcx:ERROR:67153:obj:already exists

【Virtual Edition】

意味

objはすでに存在しています。
objが"AuthManager"の場合、すでにディレクトリサービスが存在する可能性があります。
予備サーバの設定を行った際に本メッセージが表示された場合、サーバ切替え方式がバックアップ・リストアである運用サーバに対して、エージェントを登録しているサーバを予備サーバに指定した可能性があります。
ライセンスキーの登録時に本メッセージが表示された場合、すでにobjを登録済みです。
objが"IPアドレス-IPアドレス"の場合、objに表示された範囲のIPアドレスがすでにOS標準のDHCPサービスに存在している可能性があります。

対処

作成するオブジェクトの名前を変更するか、既存のobjを削除後、再操作してください。
objが"AuthManager"の場合、登録されているディレクトリサービスを削除してください。
詳細は、以下を参照してください。

「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「5.3 rcxadm authctl」を参照してください。
予備サーバの設定を行った際に本メッセージが表示された場合、エージェント登録されたサーバを予備サーバの設定対象から除外してください。
ライセンスキーの登録時に本メッセージが表示された場合、指定したライセンスキーはすでに登録されているため、対処は必要ありません。

objが"IPアドレス-IPアドレス"の場合、objに表示された範囲のIPアドレスをOS標準のDHCPサービスから削除したあと、再操作してください。
再操作が不要な場合、以下の復旧手順を実行してください。

  1. OS標準のDHCPサービスを停止し、サービスの自動起動設定を無効にしてください。

  2. マネージャーの関連サービスが停止している場合、マネージャーを起動してください。

    マネージャーの関連サービスの状態確認と起動方法については、「運用ガイド VE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

【Cloud Edition】

意味

objはすでに存在しています。

objには、以下のどれかが表示されます。

  • objが"AuthManager"の場合

    すでにディレクトリサービスが存在する可能性があります。

    予備サーバの設定を行った際に本メッセージが表示された場合、サーバ切替え方式がバックアップ・リストアである運用サーバに対して、エージェントを登録しているサーバを予備サーバに指定した可能性があります。

  • objが"IPアドレス-IPアドレス"の場合、objに表示された範囲のIPアドレスがすでにOS標準のDHCPサービスに存在している可能性があります。

  • "vnet"の場合

    同じVLANIDを持ったネットワークリソースは作成済みです。

  • "network_resource_name"の場合

    すでに同じ名前のネットワークリソースが存在しています。

  • "vm-disk-storagemgr"の場合

    すでに同じ名前のストレージ管理製品が存在しています。

  • "vm-disk-vstorage"の場合

    すでに同じ名前の仮想ストレージリソースが存在しています。

  • "XMLに定義したディスクリソース名"の場合

    すでに同じ名前のディスクリソースが存在しています。

  • "VmHost(ip=XMLに定義したVMホストのIPアドレス).Disks.Disk(path=XMLに定義したディスクリソースのデバイスパス)"の場合

    指定したVMホストには、すでに同じデバイスパスのVMゲスト用ディスクリソースが存在しています。

rcxadm config importコマンド実行時に本メッセージが表示された場合、インポートするオブジェクト名を変更するか、objを削除または名前を変更したあと、再操作してください。

対処

作成するオブジェクトの名前を変更するか、既存のobjを削除後、再操作してください。

上記以外の場合、objに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "AuthManager"の場合

    登録されているディレクトリサービスを削除してください。

    詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.4 rcxadm authctl」を参照してください。

    予備サーバの設定を行った際に本メッセージが表示された場合、エージェント登録されたサーバを予備サーバの設定対象から除外してください。

  • objが"IPアドレス-IPアドレス"の場合、objに表示された範囲のIPアドレスをOS標準のDHCPサービスから削除したあと、再操作してください。
    再操作が不要な場合、以下の復旧手順を実行してください。

    1. OS標準のDHCPサービスを停止し、サービスの自動起動設定を無効にしてください。

    2. マネージャーの関連サービスが停止している場合、マネージャーを起動してください。

      マネージャーの関連サービスの状態確認と起動方法については、「運用ガイド VE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

  • "vnet"の場合

    異なるVLAN IDを指定するか、既存のネットワークリソースを削除したあと、再実行してください。

    Converged FabricでVFABとテナントの関連付けを行っている場合は、1つのVFABに対してネットワークリソースのVLAN IDが一意になるようにしてください。

  • "network_resource_name"の場合

    ネットワークリソース名を変更して再実行してください

  • "vm-disk-storagemgr"の場合

    "vm-disk-storagemgr"というストレージ管理製品名は、VMゲスト用のディスクリソースを登録するためのストレージ管理製品名として予約されています。すでに登録されているストレージ管理製品を削除、または名前を変更したあと、再操作してください。

  • "vm-disk-vstorage"の場合

    "vm-disk-vstorage"という仮想ストレージリソース名は、VMゲスト用のディスクリソースを登録するための仮想ストレージリソース名として予約されています。すでに登録されている仮想ストレージリソースを削除、または名前を変更したあと、再操作してください。

  • "XMLに定義したディスクリソース名"の場合

    登録しようとするVMゲスト用ディスクリソースの名前を変更するか、objを削除、または名前を変更したあと、再操作してください。

  • "VmHost(ip=XMLに定義したVMホストのIPアドレス).Disks.Disk(path=XMLに定義したディスクリソースのデバイスパス)"の場合

    登録しようとするデバイスパスを変更するか、objを削除、または変更したあと、再操作してください。


67154

FJSVrcx:ERROR:67154:obj:not found

【Virtual Edition】

意味

指定したオブジェクト名objが存在しないか、処理中に削除されました。

  • コマンドを実行して表示された場合

    指定したオブジェクト名のリソースの型がコマンドの引数に指定できるリソースの型と異なっている可能性があります。

    objには、指定したオブジェクト名、または指定したオブジェクト名のリソースの型が表示されます。
    処理中に削除された場合、リソースの型が表示されます。
    コマンドを実行した場合、オブジェクト名のリソースの型は以下が表示されます。

    • 物理OS、VMホストの場合

      server OS

      システムイメージまたはクローニングイメージの場合、以下のどちらかが表示されます。

      • image

      • obj(image)

    • ディレクトリサービスの場合

      AuthManager

  • サーバ切替えを実行して表示された場合、指定した物理サーバにエージェントを登録していない可能性があります。

対処

表示されたオブジェクトの存在を確認したあと、再操作してください。

  • コマンドを実行して表示された場合

    指定するオブジェクトのリソースの型を確認したあと、再操作してください。

  • サーバ切替えを実行して表示された場合

    指定した物理サーバにエージェントを登録したあと、再操作してください。

【Cloud Edition】

意味

以下のどれかの可能性があります。

  • 指定したオブジェクト名objが存在しない

  • 条件を満たしたオブジェクトが存在しない

  • 条件を満たしたオブジェクトが、処理中に削除された

  • 指定したオブジェクトは存在するが、そのオブジェクトが、操作を行ったユーザーまたはユーザーグループのアクセス範囲に含まれていない

  • 複数のアクセス範囲を指定したユーザーの操作で、対象になるリソースフォルダーが指定されていない

    複数のアクセス範囲を指定したユーザーで、以下の操作を実行すると"Folder:not found"または"指定したリソース名:not found"のメッセージが表示されます。

    • L-Server作成時に作成先のリソースフォルダー名を設定していない

    • テナント、リソースフォルダー、またはリソースプールの作成時の名前が階層指定になっていない

    • テナント、リソースフォルダー、またはリソースプールの移動時に移動先の-toオプションを省略している

  • サーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバで、実際のサーバのCPU数およびクロック数より大きい値を定義ファイルに指定して、RORコンソールからL-Serverを作成した

  • 登録状態が"登録済"ではないネットワークデバイスをネットワークプールに登録しようとした

  • objが以下で始まる値の場合、物理L-Server作成時にシステムディスクが指定されていないため、操作に失敗しています。

    • System Disk

  • objが"availability_map"の場合、Cloud Editionのライセンスを適用する前に管理LANサブネット、または管理LAN用のネットワークリソースが登録されています。

コマンドを実行して表示された場合、指定したオブジェクト名のリソース種別がコマンドの引数に指定できるリソース種別と異なっている可能性があります。

objには、指定したオブジェクト名、または指定したオブジェクト名のリソース種別が表示されます。

処理中に削除された場合、リソース種別が表示されます。

コマンドを実行した場合、オブジェクト名のリソース種別は、以下が表示されます。

  • 物理OS、VMホストの場合

    • server OS

    • vm_host

    • VMホスト名

  • VMゲストの場合

    • VM Guest

    • VMゲスト名

  • 管理製品の場合

    • 管理製品名

  • システムイメージまたはクローニングイメージの場合

    • image

    • obj(image)

  • ライブラリ共有の場合

    • library share

  • ディレクトリサービスの場合

    • AuthManager

リソース種別が"virtual_storage"の場合、選択された仮想ストレージリソースのディスク容量が不足している可能性があります。

  • objが"Selectable virtual_storage(condition)"の場合

    選択された仮想ストレージリソースのディスク容量が不足している、または選択可能な仮想ストレージリソースが存在しない可能性があります。

  • objが"Selectable disk(condition)"の場合

    指定されたディスクサイズ以上で未使用のディスクリソースが存在しない、またはディスクリソースを特定できない可能性があります。

  • objが"Selectable mac_address_set(condition)"の場合

    アドレスセットリソース(MACアドレス)に空きアドレスが無い、または、アドレスセットリソース(MACアドレス)が存在しません。

  • objが"resource"または"Pool"の場合

    リソースプールに登録するリソース、リソースプールから登録解除するリソース、またはリソースプールが見つかりません。

  • objが"DNSServer.nic=X"の場合

    DNSサーバを設定するNICの定義が、L-Serverに見つかりません。

  • objが"nic(position=[nic] server=server)"の場合

    物理LANセグメントで指定したNICがサーバ上に見つからないため、操作に失敗しています。

  • objが以下で始まる場合

    内部の資源テーブルがないため、操作に失敗しています。

    • VnetRoute

    • CnmVirtualLanSwitch

    • CnmVirtualNetwork

  • objが以下で始まる場合

    L-Server作成先のサーバ上に仮想ネットワークまたは仮想スイッチがないため、操作に失敗しています。

    • VirtualNetwork

      対象サーバがVMwareの場合、仮想ネットワークとは仮想スイッチ上のポートグループを指します。

    • VirtualLanSwitch

      対象サーバがHyper-Vの場合、仮想スイッチとは、Hyper-Vの仮想ネットワークを指します。

仮想ネットワークまたは仮想スイッチを自動的に作成する条件については、「設計ガイド CE」の「2.2.7 ネットワークの簡易化」を参照してください。

  • objが"rcx-portset"で始まる場合

    「設計ガイド CE」の「D.3.4 NetApp FASストレージを利用する場合」の「NetApp FASストレージの設定」に記載されている手順を行っていない可能性があります。

  • objが"AuthManager"の場合

    ディレクトリサービスが登録されていないため、操作に失敗しています。

  • objが"LServer"で始まる場合、以下の可能性があります。

    • 電源操作の対象になるL-Serverがありません。

      リソースフォルダー配下にL-Serverが存在するか、またはL-Serverの状態を確認してください。

    • インフラ管理者(infra_admin)、インフラオペレーター(infra_operator)でL-Platformの電源操作をしました。

      インフラ管理者(infra_admin)、インフラオペレーター(infra_operator)はL-Platformの電源操作ができません。
      L-Platformの電源操作ができるロールは「設計ガイド CE」の「5.1.2 ロールと可能な操作」を参照してください。

  • objが"L-Server Template"で始まる場合

    操作対象になるL-Serverテンプレートがありません。

    指定したL-Serverテンプレートが存在するか確認してください。

  • objが"L-Platform"で始まる場合

    操作対象になるL-Platformがありません。

    指定したL-Platformが存在するか確認してください。

  • objが"MacAddressSet"で始まる場合

    Disaster Recoveryのインポートで使用したXMLファイルに記載されているMACアドレスを含むリソースが存在しません。

    MACアドレスを含むアドレスセットリソースが存在しません。

  • objが以下で始まる場合

    L-Serverに割り当てられたVMゲストに、device_nameのパスをもつ仮想ディスク、NICのインデックスより1つ多いネットワーク、またはMACアドレスをもつネットワークが見つかりません。

    • VmGuestStorage(device_name)

    • VirtualNic(LNic index=NICのインデックス)

    • VirtualNic(LNic mac_address=MACアドレス)

  • objが以下で始まる場合

    構築済みの仮想マシンが存在するVMホストまたは物理サーバが所属するリソースプールと、L-Serverの作成先フォルダーが異なっています。

    • TargetServer id=仮想マシンのID

    • PhysicalServer id=物理サーバのID

  • objが"PhysicalLANSegment"で始まる場合

    ネットワークリソースの物理LANセグメントで指定した、物理LANセグメントがサーバNIC定義に登録されていないため、操作に失敗しています。

  • objが"link aggregation(switch=switch,lag=labname)"で始まる場合

    LAN スイッチブレードswitchlagnameのリンクアグリゲーション構成のポートが以下の状態のため、操作に失敗しました。

    • リンクアグリゲーション構成のポートが存在しません。

    • リンクアグリゲーション構成のポートが本製品に認識されていません。

    • リンクアグリゲーション構成にメンバーポートが存在しません。

    • リンクアグリゲーション構成のポートのLLDPが有効になっていません。

    • リンクアグリゲーション構成のメンバーポートに内部ポートが指定されていません。

  • objが"CTMG backup directory(base)"の場合

    ベースバックアップが採取されていない状態で、差分バックアップの採取を依頼しました。

  • objが"ProvisioningNode(name=fw_device_name)"の場合

    fw_device_nameに該当するネットワークデバイスが、nameのテナントのネットワークプールに登録されていません。

  • objが"operational vmhost"の場合

    ネットワーク自動設定の対象となるVMホストが存在しないため、ネットワーク自動設定に失敗しました。

  • objが"resource id=ID"、"image id=ID"、"Folder id=ID"の場合

    IDに該当するリソースが削除または移動された可能性があります。

  • objが"port profile(port_profile_name)"の場合

    以下のどちらかが原因です。

    • 本製品が設定したポートプロファイルが存在しません。

    • ネットワークリソースとポートプロファイルの関連付け定義ファイル(cfabric_portprofile_networkresource.rcxprop)にネットワークリソース名に対応するポートプロファイルが存在しません。

対処

表示されたオブジェクトの以下の項目について確認したあと、再操作してください。

  • オブジェクトが存在しているか

  • オブジェクトが条件を満たしているか

  • オブジェクトのアクセス範囲を設定しているか

  • 複数のアクセス範囲を指定したユーザーの場合、対象のリソースフォルダーを指定しているか

    • L-Server作成時にXMLファイルのリソースフォルダー名に、L-Serverを作成するリソースフォルダー名を指定してください。

      リソースフォルダー名については、以下の記述を参照してください。

      • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.3.1 物理L-Server向け定義情報(XML)」の「例 リソースフォルダーまたはテナント配下にL-Serverを作成」

      • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.3.2 仮想L-Server向け定義情報(XML)」の「例 リソースフォルダーまたはテナント配下にL-Serverを作成」

    • テナント、リソースフォルダーまたはリソースプールの作成時に、名前に階層指定で作成先のリソースフォルダー名を含む名前を指定してください。

      リソースフォルダー名については、以下の記述を参照してください。

      • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.10 rcxadm pool」

      • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.5 rcxadm folder」

      • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.7 リソースフォルダー」

      • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.10 テナント」

    • テナント、リソースフォルダー、またはリソースプールの移動時に、移動先のリソースフォルダーを指定してください。

      移動先のリソースフォルダーについては、以下の記述を参照してください。

      • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.10 rcxadm pool」

      • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.5 rcxadm folder」

      • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.14 rcxadm tenant」

  • サーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバで、実際のサーバのCPU数とクロック数より大きい値を定義ファイルに指定していないか確認してください。

  • ネットワークデバイスの登録状態を"登録済"に変更後、再度リソースプールに登録してください

  • objが以下で始まる値の場合、物理L-Server作成時にシステムディスクが指定されていないため、操作に失敗しています。

    • System Disk

      システムディスク(DiskIndexが0)が定義されているか確認し、再操作してください。

  • objが"availability_map"の場合、Cloud Editionのライセンスを適用する前に登録した管理LANサブネット、または管理LAN用のネットワークリソースを削除してください。そのあと、管理LANサブネット、または管理LAN用のネットワークリソースを再登録してください。

コマンドを実行して表示された場合、指定するオブジェクトのリソース種別を確認したあと、再操作してください。

objに以下が表示された場合、内容に従って対処を行ってください。

  • "library share"の場合【Hyper-V】

    クローニングイメージの格納先の指定に誤りがあります。

    指定したライブラリ共有が利用できるか確認してください。

  • "Selectable virtual_storage(condition)"の場合

    • 選択された仮想ストレージのディスク容量が不足している可能性があります。

      size=%1(GB)の空き容量があるか確認したあと、再操作を行ってください。

      conditionには、以下が表示されます。

      • size=%1, vm_host=%2

      • size=%1, vm_host=%2, pool=%3

      • size=%1, vm_host=%2, virtual_storage=%3

    • サーバ仮想化ソフトウェアにRHEL5-Xenを利用している場合、ストレージ接続定義ファイルの内容が誤っている可能性があります。

      ストレージ接続定義ファイルの設定内容を見直してください。

      詳細は、「導入ガイド CE」の「C.4 RHEL5-Xen」を参照してください。

    • サーバ仮想化ソフトウェアにOVM for x86 3.2を利用している場合、指定されたイメージ(テンプレート)のシステムディスクが正しく設定されていない可能性があります。

      詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.7.1 仮想イメージリソース」の注意を参照してください。

  • "Selectable disk(condition)"の場合

    指定されたサイズに該当するディスクリソースがストレージプールに登録されていません。
    または、ディスクリソースが複数のストレージプールに分散しているため、ディスクリソースを特定できません。

    size=%1(GB)より大きいサイズの未使用のディスクリソースがストレージプールに登録されているか確認したあと、再操作してください。

    conditionには、%1が表示されます。

    • size=%1

    1つのVMホストで使用できるディスクリソースが、アクセス可能な複数のストレージプールに分けて登録されている場合、[使用するリソース種別]にストレージプールを指定し、再操作してください。

  • "Selectable mac_address_set(condition)"の場合

    選択条件(condition)の出力内容ごとに対処してください。conditionには、以下が表示されます。

    1. free address

      アドレスセットリソース(MACアドレス)に空きアドレスがあるか確認したあと、再操作してください。

    2. resource

      アドレスセットリソース(MACアドレス)が存在しません。アドレスセットリソース(MACアドレス)をアクセスできるアドレスプールに登録したあと、再操作してください。

  • "resource"または"Pool"の場合

    リソースプールに登録するリソース、リソースプールから登録解除するリソース、またはリソースプールが見つかりません。リソースまたはリソースプールが存在するか確認したあと、再操作してください。

  • "DNSServer.nic=X"の場合

    DNSサーバを設定するNICの定義が見つかりません。Xに対応するNICが存在するか確認し、DNSサーバのNICの定義を見直したあと、再操作してください。

  • "AuthManager"の場合

    ディレクトリサービスを登録したあと、再操作してください。

  • "nic(position=[nic] server=server)"の場合

    物理LANセグメントで指定したNICがサーバ上に見つかりません。サーバNIC定義を確認してください。

  • 以下で始まる場合

    しばらく時間をおいたあと、再操作してください。

    • VnetRoute

    • CnmVirtualLanSwitch

    • CnmVirtualNetwork

  • 以下で始まる場合

    L-Server作成先のサーバ上に仮想ネットワークまたは仮想スイッチを作成してから、再操作してください。

    • VirtualNetwork

      対象サーバがVMwareの場合、仮想ネットワークは、仮想スイッチ上のポートグループを指します。

    • VirtualLanSwitch

      対象サーバがHyper-Vの場合、仮想スイッチとは、Hyper-Vの仮想ネットワークを指します。

  • "rcx-portset"で始まる場合

    「設計ガイド CE」の「D.3.4 NetApp FASストレージを利用する場合」の「NetApp FASストレージの設定」を参照して、ストレージ装置の設定を確認してください。

  • "LServer"で始まる場合

    電源操作の対象になるL-Serverがありません。L-Serverの状態を確認し、適切な操作を行うか、別のリソースフォルダーを指定して再操作してください。

  • "L-Server Template"で始まる場合

    操作対象になるL-Serverテンプレートがありません。別のL-Serverテンプレートを指定して再操作してください。

  • "L-Platform"で始まる場合

    操作対象になるL-Platformがありません。L-Platformが存在するか確認したあと、再操作してください。

  • objが"MacAddressSet"で始まる場合

    MACアドレスを含むアドレスセットリソースが存在するか確認したあと、再操作してください。

  • 以下で始まる場合

    L-Serverに割り当てられたVMゲストに、device_nameのパスをもつ仮想ディスク、NICのインデックスより1つ多いネットワーク、またはMACアドレスをもつネットワークが存在するか確認したあと、再操作してください。

    • VmGuestStorage(device_name)

    • VirtualNic(LNic index=NICのインデックス)

    • VirtualNic(LNic mac_address=MACアドレス)

  • 以下で始まる場合

    構築済みの仮想マシンが存在するVMホストまたは物理サーバが所属するリソースプールと、L-Serverの作成先フォルダーが、同一テナントに所属するか確認してください。

    • TargetServer id=仮想マシンのID

    • PhysicalServer id=物理サーバのID

    L-Serverの作成先フォルダーが、リソースプールと同一テナントに所属していない場合、"作成先フォルダ"(コマンドの場合、-toオプション)で、同一テナントに所属するように指定を変更し、再操作してください。

    リソースプールがテナントに所属しない場合、L-Serverの作成先フォルダーをテナント配下以外になるように指定してください。

  • "PhysicalLANSegment"で始まる場合

    ネットワークリソースの物理LANセグメントで指定した、物理LANセグメントがサーバNIC定義に登録されていません。サーバNIC定義、およびネットワークリソースの物理LANセグメントを確認したあと、再操作してください。

  • objが"link aggregation(switch=switch,lag=labname)"で始まる場合

    LANスイッチブレードswitchlagnameのリンクアグリゲーション構成を見直し、正しい設定をしてください。その後、RORコンソールからLANスイッチブレードswitchの[更新]ボタンにより本製品に認識させてください。
    設定の詳細については、「設計ガイド CE」の「9.4.4 リンクアグリゲーションを利用する場合」を参照してください。

  • objが"CTMG backup directory(base)"の場合

    ベースバックアップを採取してから、再操作してください。

  • objが"ProvisioningNode(name=fw_device_name)"の場合

    fw_device_nameに該当するネットワークデバイスが、nameのテナントのネットワークプールに登録されていることを確認してください。

    登録されていない場合は、fw_device_nameが異なる名前でサーバツリーに登録されていないか確認のうえ、再度importを実施してください。

    該当のネットワークデバイスが環境にないなど、登録できない場合は、nameのL-Platformを「DRオプション 説明書」の「4.2 Disaster Recovery機能によるサイト間の切替え運用」の手順に従って削除してください。

  • objが"operational vmhost"の場合

    イベントログに22705、または41502メッセージが出力されている場合、そちらの内容を参照してください。

  • objが"resource id=ID"、"image id=ID"、"Folder id=ID"の場合

    他のユーザーが、リソースを削除または移動していないか確認してください。

    • リソースを削除していた場合

      リソースを再作成または再登録したあと、再操作してください。

    • リソースを移動していた場合

      もとの場所に移動したあと、再操作してください。

  • objが"port profile(port_profile_name)"の場合

    インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。

    • ネットワークリソースの自動設定が"Network auto=false"の場合

      ポートプロファイルの自動作成は行いません。
      インフラ管理者は、「設計ガイド CE」の「9.4.8.4 ポートプロファイル設定機能の定義ファイル」を参照し、定義ファイルを作成してください。

    • ネットワークリソースの自動設定が"Network auto=true"の場合

      イーサネット・ファブリックスイッチに手動でポートプロファイルを作成し、L-Server作成または変更の操作を再度実行してください。

  • objが以下の場合

    • server OS

    • VM_host

    • VM Guest

    • VMゲスト名

    以下の原因が考えられます。

    1. サーバ仮想化ソフトウェア上から、L-Serverで使用していたVMゲストを削除した

    2. L-Serverの削除中に、VM管理製品のサーバまたはVM管理製品がシステムダウンした

    3. L-Serverの削除中に、管理サーバまたはマネージャーがシステムダウンした

    4. サーバ仮想化ソフトウェア上から、L-Serverで使用していたVMゲストをVMプールに未登録のVMホストに移動した

    5. Solarisゾーンにおいて非大域ゾーンへのOSの再インストールや、非大域ゾーンの起動する大域ゾーンの変更といった操作を実施した

    管理サーバ、マネージャー、VM管理製品のサーバ、VM管理製品が起動されているか確認し、それぞれ、以下の操作を行ってください。

    • a.の場合

      L-Serverを削除してください。

    • b.またはc.の場合

      再度L-Serverを削除してください。

    • d.の場合

      L-Serverで使用していたVMゲストを、VMプールに登録済みのVMホストに移動してください。

    • e.の場合

      「導入ガイド CE」の「C.7.8 Solarisゾーン利用時の注意点」を参照し、対処してください。

  • rcxadm vmhostctl commitコマンドを実行し、かつobjが"SimpleTask"の場合

    定義ファイルに、メモリ容量とCPU容量を記載していない行が存在します。
    その行を削除するか、またはコメント行にしてください。

    詳細は、「導入ガイド CE」の「C.6.1 定義ファイルの作成」の「VMホスト用に確保される資源量を設定する定義ファイル【KVM】」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、またはobjに上記以外が表示された場合は、「トラブルシューティング集」を参照してください。
それでも解決しない場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67155

FJSVrcx:ERROR:67155:type obj:already exists

【Virtual Edition】

意味

typeobjはすでに存在しています。

typeには、以下のどれかが表示されます。

  • "MAC address"の場合

    すでに登録されているサーバを別のスロットに挿入した可能性があります。

  • "WWPN"または"WWNN"の場合

    すでに登録されているサーバが持っているHBAと同じWWPN値またはWWNN値を指定しています。

  • "server OS"の場合

    指定されたエージェントはすでに登録されています。

  • "LAN switch"の場合

    指定されたLANスイッチはすでに登録されています。

  • IPアドレスが表示された場合

    • objにSNMPコミュニティ名が表示された場合

      本製品のイベントの内容を示す、SNMPトラップ送信先のIPアドレスとSNMPコミュニティ名の組合せはすでに登録されています。

  • "chassis"の場合

    シャーシ名に、すでに登録されているサーバと同じ名前を指定した可能性があります。

  • "server"の場合

    以下の可能性があります。

    • サーバの登録、または基本情報の変更をした場合

      サーバ名に、すでに登録されているシャーシと同じ名前が指定されています。

    • サブネット情報を登録または変更した場合

      指定したサブネットに属する管理対象サーバがすでに存在します。

    • 管理サーバの管理IPアドレスを変更した場合

      指定した管理IPアドレスのサブネットに属する管理対象サーバがすでに存在します。

  • "ServerManagementSoftware"が表示された場合

    • objのサーバ管理製品がBladeLogicの場合

      1つだけ登録可能なサーバ管理製品です。対処の必要はありません。

対処

typeに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "MAC address"の場合

    登録されているサーバを削除するか、元のスロットに戻してください。

  • "WWPN"または"WWNN"の場合

    別のWWPN値またはWWNN値に変更したあと、再操作してください。

  • "server OS"の場合

    指定したエージェントがobjに表示されている場合、対処は必要ありません。

  • "LAN switch"の場合

    指定したLANスイッチがobjに表示されている場合、対処は必要ありません。

  • IPアドレスが表示された場合

    • objにSNMPコミュニティ名が表示された場合

      対処は必要ありません。

  • "chassis"または"server"の場合

    別の名前に変更したあと、再操作してください。

  • "server"の場合

    表示されたobjを削除するか、objの管理IPアドレスを変更してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

typeobjはすでに存在しています。

typeには、以下のどれかが表示されます。

  • "MAC address"の場合

    すでに登録されているサーバを別のスロットに挿入した可能性があります。

  • "WWPN"または"WWNN"の場合

    すでに登録されているサーバが持っているHBAと同じWWPN値またはWWNN値を指定しています。

  • "server OS"の場合

    指定されたエージェントはすでに登録されています。

  • "LAN switch"の場合

    指定されたLANスイッチはすでに登録されています。

  • IPアドレスが表示された場合

    • objにSNMPコミュニティ名が表示された場合

      本製品のイベントの内容を示す、SNMPトラップ送信先のIPアドレスとSNMPコミュニティ名の組合せはすでに登録されています。

  • "chassis"の場合

    シャーシ名に、すでに登録されているサーバと同じ名前を指定した可能性があります。

  • "server"の場合

    以下の可能性があります。

    • サーバの登録、または基本情報の変更をした場合

      サーバ名に、すでに登録されているシャーシと同じ名前が指定されています。

    • サブネット情報を登録または変更した場合

      指定したサブネットに属する管理対象サーバがすでに存在します。

    • 管理サーバの管理IPアドレスを変更した場合

      指定した管理IPアドレスのサブネットに属する管理対象サーバがすでに存在します。

  • "VMHost"、"PhysicalServer"の場合

    objはすでにリソースプールに登録されています。

  • "VM"、"Server"、"Storage"、"Network"、"Address"または"Image"で、リソースプールを作成する際に本メッセージが出力された場合

    objのリソースプールは、すでに作成されています。

    物理L-Serverの作成、またはネットワークリソースの設定を変更した場合、物理L-Serverの管理LANのIPアドレスとサーバツリーに登録されている管理対象サーバの管理LANのIPアドレスが重複しています。

  • "server"で、物理L-Serverを作成する際に本メッセージが出力された場合

    objのIPアドレスは、L-Serverや管理対象サーバなどのリソースで使用されている管理LANのIPアドレスと重複しています。

  • "IP address"の場合

    物理L-Serverの作成で指定した業務LANのIPアドレスobjは、すでに使用されています。

  • "iSCSI.iqn"の場合

    objのIQN名は、すでに使用されています。

  • "iSCSI.ip"の場合

    objのIPアドレスは、すでに使用されています。

  • "ServerManagementSoftware"が表示された場合

    • objのサーバ管理製品がBladeLogicの場合

      1つだけ登録可能なサーバ管理製品です。対処の必要はありません。

対処

typeに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "MAC address"の場合

    登録されているサーバを削除するか、元のスロットに戻してください。

  • "WWPN"または"WWNN"の場合

    別のWWPN値またはWWNN値に変更したあと、再操作してください。

  • "server OS"の場合

    指定したエージェントがobjに表示されている場合、対処は必要ありません。

  • "LAN switch"の場合

    指定したLANスイッチがobjに表示されている場合、対処は必要ありません。

  • IPアドレスが表示された場合

    • objにSNMPコミュニティ名が表示された場合

      対処は必要ありません。

  • "chassis"または"server"の場合

    別の名前に変更したあと、再操作してください。

  • "server"の場合

    表示されたobjを削除するか、objの管理IPアドレスを変更してください。

  • "VMHost"、"PhysicalServer"の場合

    objをリソースプールから登録解除し、再操作してください。

  • "VM"、"Server"、"Storage"、"Network"、"Address"または"Image"で、リソースプールを作成する際に本メッセージが出力された場合

    objのリソースプールを確認し、必要に応じて再作成してください。

    物理L-Serverの作成、またはネットワークリソースの設定を変更した場合、物理L-Serverまたはサーバツリーに登録されている管理対象サーバの管理LANのIPアドレスを変更したあと、再操作してください。

  • "server"で、物理L-Serverを作成する際に本メッセージが出力された場合

    管理LANのIPアドレスとして、ほかのリソースに使用されていないIPアドレスを指定するか、重複しているリソースのIPアドレスを変更したあと、再操作してください。

  • "IP address"の場合

    作成した物理L-Serverに対して、業務LANのIPアドレスを手動で設定し直すか、物理L-Serverを削除してネットワーク設定を見直したあと、再操作してください。

  • "iSCSI.iqn"の場合

    指定したIQN名を見直し、再操作してください。

  • "iSCSI.ip"の場合

    指定したIPアドレスを見直し、再操作してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67156

FJSVrcx:ERROR:67156:type:not found

意味

typeが存在しません。

対処

  • サーバ切替えまたは切戻しの実行中に、typeが"physical server"で本メッセージが表示された場合

    サーバ切替えまたは切戻しが完了したあとに、再操作してください。

  • 上記以外の場合

    typeのリソースの存在を確認したあと、再操作してください。


67157

FJSVrcx:ERROR:67157:obj:user not privileged

【Virtual Edition】

意味

objに対する権限がありません。処理を続行できません。

対処

実行権限を確認してください。本製品は以下の権限が必要な操作があります。

  • 本製品の特権管理の権限

  • OSの管理者権限

正しい権限を持ったユーザーアカウントでログインしたあと、再操作してください。

【Cloud Edition】

FJSVrcx:ERROR:67157:obj: user not privileged.

意味

実行権限のないユーザーがコマンドを実行しました。コマンドは実行されません。

対処

実行権限があるユーザーで、コマンドを再実行してください。


67159

FJSVrcx:ERROR:67159:authentication failure

意味

ユーザー認証に失敗しました。以下の可能性があります。

  1. ユーザーIDまたはパスワードが不正であるためログインに失敗した

  2. ほかのユーザーによりログインしていたユーザーが削除された、または権限が変更された

  3. シングルサインオンの設定が行われているため本製品のrcxloginコマンドでログインに失敗した

  4. 高負荷のためログインに失敗した

  5. シングルサインオンを利用していて、本製品にユーザーが登録されていない

VMホスト、VMゲスト、および仮想L-Serverに対する操作で本メッセージが出力された場合、VMホストとの認証に失敗した可能性があります。

対処

a.の場合

正しいユーザーIDとパスワードを入力し、ログインしてください。

b.の場合

操作できません。本製品の特権管理者に対処を依頼してください。
なお、ログインしていたユーザーの権限が変更された場合、一度ログアウトしたあと再ログインすることで、実施できない操作のメニューは非活性になります。

c.の場合

シングルサインオンの設定を解除し、再ログインしてください。
詳細は、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「設計ガイド VE」の「第10章 シングルサインオンの導入と決定」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「設計ガイド CE」の「第12章 シングルサインオンの導入と決定」を参照してください。

d.の場合

ユーザーIDとパスワードを再入力し、ログインしてください。

e.の場合

本製品にユーザーが登録されているかを確認してください。
シングルサインオンを利用している場合は、ディレクトリサービスだけではなく、本製品にもユーザーアカウントを登録する必要があります。

VMホスト、VMゲスト、および仮想L-Serverに対する操作で本メッセージが出力された場合

VMホスト登録時に指定したアカウントで認証できるかを確認してください。
また、VMホストの動作状況やネットワーク設定を確認してください。


67160

FJSVrcx:ERROR:67160:obj:not found

意味

指定したobjが存在しません。

対処

表示されたobjの存在、およびパラメーターを確認したあと、再操作してください。


67161

FJSVrcx:ERROR:67161:option:can not specify

【Virtual Edition】

意味

optionの指定はできません。

対処

パラメーターを確認したあと、再操作してください。

【Cloud Edition】

意味

  • optionが"Pool"の場合

    XMLファイルにPoolタグは指定できません。

  • optionが"Pool"以外の場合

    optionの指定はできません。

対処

  • optionが"Pool"の場合

    XMLファイルにPoolタグがないことを確認したあと、再操作してください。

  • optionが"SNMP Community"または"MAC address"で、操作がサーバの登録の場合

    以下のどちらかの対処をしてください。

    • SNMPコミュニティー名、管理LANのMACアドレスの情報を指定しない。

    • 「導入ガイド CE」の「C.1.5 他社サーバ上のVMware ESXiを利用して仮想L-Serverを作成する場合の設定」に記載されている定義ファイルの設定を変更し、エージェントを利用できるサーバとして指定する。

  • optionが上記以外の場合

    パラメーターを確認したあと、再操作してください。


67162

FJSVrcx:ERROR:67162:option:is required

【Virtual Edition】

意味

optionの指定が必要です。

対処

パラメーターを確認したあと、再操作してください。

【Cloud Edition】

意味

optionの指定が必要です。"usage"が表示されます。

対処

パラメーターを確認したあと、再操作してください。

optionに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "name"の場合

    -nameオプションに、L-Server名やプール名など適切なリソース名を指定して、再操作してください。

  • "NICGroups.NICGroup.NICLinks"の場合

    L-Serverの作成時または構成変更時に指定したXMLファイルを確認し、NICLinkタグが2個か確認してください。

  • "-allow deldisk or -deny deldisk"の場合

    仮想ストレージから切り出されたディスクをL-Serverから削減する場合、-allow deldisk または -deny deldiskのどちらか一方のオプションの指定が必須です。
    -allow deldisk または -deny deldisk のどちらかを指定して、再操作してください。

  • "-ip"の場合

    rcxnetworkserviceコマンドの場合、物理L-ServerのIPアドレスを指定してください。

  • "-user"の場合

    rcxnetworkserviceコマンドの場合、物理L-Serverの管理者権限を持つユーザー名を指定してください。

  • "-passwd"の場合

    rcxnetworkserviceコマンドの場合、物理L-Serverの管理者権限を持つパスワードを指定してください。

  • "-file"の場合

    rcxnetworkserviceコマンドの場合、ネットワーク構成情報、または、物理L-Server作成用の設定ファイルを指定してください。

  • "-image"の場合

    rcxnetworkserviceコマンドの場合、NSアプライアンスのイメージを指定してください。

  • "custom"の場合

    -attr customオプションに、trueまたはfalseのどちらかを指定して、再操作してください。

  • "custom=true"の場合

    -attr systemtypeオプションを指定する場合、-attr customオプションにtrueを指定する必要があります。

    -attr customオプションにtrueを指定して、再操作してください。

  • "systemtype"の場合

    -attr systemtypeオプションに32bitまたは64bitを指定して、再操作してください。

  • "define"の場合

    -defineオプションを指定して、再操作してください。


67164

FJSVrcx:ERROR:67164:value:overlaps

意味

値が重複指定されています。

対処

指定した値を変更したあと、再操作してください。


67167

FJSVrcx:ERROR:67167:obj:contains type

【Virtual Edition】

意味

objtypeオブジェクトを保持しているため、要求を実行できません。
objには、オブジェクト名が表示されます。
typeには、以下のどれかが表示されます。

  • 物理サーバの場合

    physical server

  • LANスイッチの場合

    LAN switch

  • VMホストの場合

    VMHost

対処

objからtypeオブジェクトを削除したあと、再操作してください。

【Cloud Edition】

意味

objtypeオブジェクトを保持しているため、要求を実行できません。

objには、オブジェクト名が表示されます。

typeには、以下のどれかが表示されます。

  • 物理サーバの場合

    "physical server"が表示されます。

  • LANスイッチの場合

    "LAN switch"が表示されます。

  • VMホストの場合

    "VMHost"が表示されます。

  • 仮想ディスクの場合

    "disk"が表示されます。

  • 仮想ストレージの場合

    "vstorage"が表示されます。

対処

objからtypeオブジェクトを削除したあと、再操作してください。

typeに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "disk"の場合

    objに表示されている仮想ストレージリソースから作成したディスクリソースを利用しているL-Serverを削除してください。

  • "vstorage"の場合

    objに表示されている物理ストレージ装置リソース配下の仮想ストレージリソースを利用しているL-Serverを削除してください。


67168

FJSVrcx:ERROR:67168:obj:no disk found

【Cloud Edition】

意味

クローニングイメージの採取を指定したVMゲストにディスクがありません。

VMゲストのクローニングイメージ採取で格納先の指定を省略した場合、VMゲストのディスクと同じ場所に格納されますが、VMゲストにディスクが存在しないため格納場所が決められません。

対処

クローニングイメージの格納先を指定して再実行してください。


67169

FJSVrcx:ERROR:67169:number of licenses is insufficient.

意味

操作に必要なライセンスが足りません。

対処

操作を行うために必要なライセンスがマネージャーに登録されていません。
ライセンスを登録してください。


67170

FJSVrcx:ERROR:67170:filename:specified element not found in targetfile. (element =xpath)

【Cloud Edition】

意味

filenameファイルに指定したxml要素またはコマンドで指定したfilenameリソースのxml要素が、targetfileから見つかりませんでした。

  • filename

    指定したマッピングファイル。または、リソース名。

  • targetfile

    変換する対象ファイル。

  • xpath

    filenameファイルでの要素のxpathパス。

対処

filenameファイルで、要素定義を修正してから、コマンドを再実行してください。
または、コマンドに指定したリソース名を確認し、再度コマンドを実行してください。


67171

FJSVrcx:ERROR: 67171:filename:specified element's attribute not found in targetfile. (element =xpath, attrubute =name:value)

【Cloud Edition】

意味

filenameファイルで指定した要素の属性nameまたはコマンドで指定したfilenameリソースの属性nameが、targetfileファイルから見つかりませんでした。このため、valueに指定した値に変更できませんでした。

  • filename

    指定したマッピングファイル。または、リソース名。

  • targetfile

    変換する対象ファイル。

  • xpath

    filenameファイルでの要素のxpathパス。

  • name

    filenameファイルでの要素の属性名。

  • value

    filenameファイルでの要素の属性値。

対処

filenameファイルでの要素および属性の定義を修正してから、コマンドを再実行してください。

または、コマンドに指定したリソース名を確認し、再度コマンドを実行してください。


67174

FJSVrcx:ERROR:67174:obj:not found

意味

操作対象が存在しません。

対処

指定したobjの状態を確認してください。


67175

FJSVrcx:ERROR:67175:obj(type):not found

意味

指定したobj(type)が存在しません。
objには、存在しないオブジェクト名が表示されます。
typeには、objのオブジェクト型が表示されます。

対処

パラメーターを確認したあと、再操作してください。


67177

FJSVrcx:ERROR:67177:obj:configuration for function not found

意味

指定したobjには、functionの設定がされていないため、要求を実行できません。
functionには、"spare server"が表示されます。

対処

objに対してサーバ切替えの設定を行っていない状態で、サーバ切替えを行った場合に表示されます。
サーバ切替えの設定が行われている管理対象サーバを指定するか、またはサーバ切替えの設定をしたあと、再操作してください。

サーバ切替えの設定については、「操作ガイド VE」の「第18章 サーバ切替えの設定」を参照してください。


67178

FJSVrcx:ERROR:67178:obj:is status status

【Virtual Edition】

意味

objstatus状態のため、要求を実行できません。
statusには、以下のどれかが表示されます。

  • normal

  • warning

  • unknown

  • stop

  • error

  • fatal

  • power-off

対処

objの操作に必要な条件について確認し、適切な状態に変更してください。
状態を変更したあと、再操作してください。

  • VMゲスト上のVMホストの登録時に、statusに"power-off"が表示された場合

    該当するVMゲストを起動したあと、再操作してください。

各状態の内容については、「運用ガイド VE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。

【Cloud Edition】

意味

objstatus状態のため、要求を実行できません。

objには、以下のどれかが表示されます。

  • 仮想ストレージリソース名

  • ディスクリソース名

  • VM名

  • VMゲスト名

  • ライブラリサーバ名

  • L-Server名

  • 物理サーバ名

  • ネットワークデバイス名

statusには、以下のどれかが表示されます。

  • normal

  • warning

  • unknown

  • stop

  • error

  • fatal

  • power-on

    電源ON状態を意味します。

  • power-off

    電源OFF状態、L-Serverで使用していたVMゲストがサーバ仮想化ソフトウェア上から削除された、またはVMプールに未登録のVMホストに移動した状態を意味します。

  • not belonging to any storage pool

    指定された仮想ストレージリソースがストレージプールに未登録であることを意味します。

  • not accessible

    指定されたVMホスト、またはサーバからアクセスできない状態を意味します。

  • not enough space for disk(name=disk)

    仮想ストレージリソースの空き容量が不足している状態を意味します。diskはディスクのリソース名が表示されます。

  • not enough free space

    仮想ストレージリソースの空き容量が不足している状態を意味します。

  • defined

    リソース(VMゲストまたはサーバ、およびディスク)が割り当てられていないことを意味します。

  • preserved

    サーバが割り当てられていないことを意味します。

  • allocated

  • shared

  • reserved

  • free

  • excluded

  • objがIPアドレスで、statusが"reserved"の場合

    IPアドレスが予約されている状態を意味します。

  • objがIPアドレスで、statusが"free"の場合

    IPアドレスが解放されていることを意味します。

  • objがIPアドレスで、statusが"excluded"の場合

    IPアドレスが対象外に設定されていることを意味します。

対処

objの操作に必要な条件について確認し、適切な状態に変更してください。状態を変更したあと、再操作してください。

  • objがネットワークデバイス名の場合

    しばらく待ってから再操作してください。同じ異常が連続して表示される場合、インフラ管理者に本メッセージの情報を通知してください。
    インフラ管理者は、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

  • 一括電源ON操作時に、statusが"defined"と表示された場合

    該当するL-Serverに、通常の起動処理を行ってください。

  • statusが以下の場合

    • reserved

    • free

    • excluded

    該当するL-Serverまたは管理対象サーバのIPアドレスを変更したあと、再操作してください。

    なお、Disaster Recovery環境でreservedが出力された場合、サイト間で異なるL-Serverが同じIPアドレスを使用していないことを確認してください。

    OVM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録し、かつL-Serverとしても登録している場合、VMホストおよびL-ServerでIPアドレスが使用されていないことを確認してください。

  • objがL-Server名の場合

    以下の原因が考えられます。

    1. サーバ仮想化ソフトウェア上から、L-Serverで使用していたVMゲストを削除した

    2. L-Serverの削除中に、VM管理製品のサーバまたはVM管理製品がシステムダウンした

    3. L-Serverの削除中に、管理サーバまたはマネージャーがシステムダウンした

    4. サーバ仮想化ソフトウェア上から、L-Serverで使用していたVMゲストをVMプールに未登録のVMホストに移動した

    5. Solarisゾーンにおいて非大域ゾーンへのOSの再インストールや、非大域ゾーンの起動する大域ゾーンの変更といった操作を実施した

    6. L-Serverの状態が、その操作を実行できる状態ではない

    管理サーバ、マネージャー、VM管理製品のサーバ、VM管理製品が起動されているか確認し、それぞれ、以下の操作を行ってください。

    • a.の場合

      L-Serverを削除してください。

    • b.またはc.の場合

      再度L-Serverを削除してください。

    • d.の場合

      L-Serverで使用していたVMゲストを、VMプールに登録済みのVMホストに移動してください。

    • e.の場合

      「導入ガイド CE」の「C.7.8 Solarisゾーン利用時の注意点」を参照し、対処してください。

    • f.の場合

      L-Serverの状態、電源状態、リソースの割当て状況を確認してください。必要に応じてL-Serverを適切な状態に移行させたあと、再操作してください。

  • 上記以外の場合

    objの操作に必要な条件について確認し、適切な状態に変更してください。

    状態を変更したあと、再操作してください。

    各状態の内容については、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。


67179

FJSVrcx:ERROR:67179:obj:is mode mode

意味

objmodeモードのため、要求を実行できません。
modeには、以下のどちらかが表示されます。

  • active(運用モード)

  • maintenance(保守モード)

対処

objの状態を確認したあと、再操作してください。


67181

FJSVrcx:ERROR:67181:obj:is not mode mode

【Virtual Edition】

意味

指定したサーバobjmodeモードではないため、要求を実行できません。
modeには、以下のどちらかが表示されます。

  • active(運用モード)

  • maintenance(保守モード)

対処

objのモードを確認したあと、再操作してください。

指定したサーバobjが保守モード以外の状態で、以下の処理を行った場合に表示されます。

  • システムイメージのバックアップ

  • システムイメージのリストア

  • クローニングイメージの採取

  • クローニングイメージの配付

これらの操作は、保守モードのサーバに対してだけ行えます。保守モードに設定したあと、再操作してください。

参照

  • システムイメージに関する操作については、「操作ガイド VE」の「第16章 バックアップ・リストア」を参照してください。

  • クローニングイメージに関する操作については、「操作ガイド VE」の「第17章 クローニング【物理サーバ】」を参照してください。

【Cloud Edition】

意味

指定したobjmodeモードではないため、要求を実行できませんでした。

  • objがディスクリソースの場合

    modeには、以下のどちらかが表示されます。

    • Fibre Channel connection(ファイバーチャネル接続)

    • iSCSI connection(iSCSI接続)

  • objが上記以外の場合

    • active(運用モード)

    • maintenance(保守モード)

対処

  • objがディスクリソースの場合

    指定したobjの接続形態を確認してください。

    • L-ServerのXMLで、ディスクの接続形態に"FC"を指定した場合

      L-Serverにファイバーチャネル接続のディスクを割り当てられます。

    • L-ServerのXMLで、ディスクの接続形態に"iSCSI"を指定した場合

      L-ServerにiSCSI接続のディスクを割り当てられます。

  • objが上記以外の場合

    objのモードを確認したあと、再操作してください。

    指定したサーバobjが保守モード以外の状態で、以下の処理を行った場合に表示されます。

    • システムイメージのバックアップ

    • システムイメージのリストア

    • クローニングイメージの採取

    • クローニングイメージの配付

    これらの操作は、保守モードのサーバに対してだけ行えます。保守モードに設定したあと、再操作してください。

    参照

    • システムイメージに関する操作については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.6.2 バックアップ・リストア」を参照してください。

    • クローニングイメージに関する操作については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.5 クローニングイメージの操作」を参照してください。


67182

FJSVrcx:ERROR:67182:type:is not the same between obj1 and obj2

【Virtual Edition】

意味

obj1obj2typeが異なっています。
typeには、以下のどちらかが表示されます。

  • boot device(ブートデバイス)

  • server type(サーバ種別)

対処

typeの内容に従って、対処を行ってください。

  • "boot device"の場合

    obj1obj2のブートデバイスを確認し、ブートデバイスが同じ管理対象サーバを指定して、再操作してください。

  • "server type"の場合

    obj1obj2には、PRIMERGY BXシリーズの管理対象サーバと、それ以外の管理対象サーバを同時に指定できません。obj1obj2に同じ種類のサーバを指定して、再操作してください。

【Cloud Edition】

意味

obj1obj2typeが異なっています。
typeには、以下のどれかが表示されます。

  • boot device(ブートデバイス)

  • server type(サーバ種別)

  • resource type(リソース種別)

  • VMType

  • OSType

  • Disk(name=XMLに定義したディスクリソース名).size

  • Disk(name=XMLに定義したディスクリソース名).path

  • folder type

対処

typeの内容に従って、対処を行ってください。

  • "boot device"の場合

    obj1obj2のブートデバイスを確認し、ブートデバイスが同じ管理対象サーバを指定して、再操作してください。

  • "server type"の場合

    obj1obj2には、PRIMERGY BXシリーズの管理対象サーバと、それ以外の管理対象サーバを同時に指定できません。obj1obj2に同じ種類のサーバを指定して、再操作してください。

  • "resource type"の場合

    obj1のリソースプール種別とobj2のリソース種別を確認し、適切な組合せになるようにリソースプールとリソースを指定して、再操作してください。

    リソースプール種別と格納できるリソースについては、「設計ガイド CE」の「2.2.2 リソースプール」を参照してください。

    なお、ディスクリソースをストレージプールに登録する際に、本メッセージが出力された場合、ディスクリソースが事前に切り出したディスクか確認してください。

    コマンドでは、rcxadm disk showを実行します。
    rcxadm disk showコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.3 rcxadm disk」を参照してください。

  • "VMType"の場合

    obj1のリソースのVM種別とobj2のリソースのVM種別を確認し、同じVM種別になるようにリソースを指定して、再操作してください。

    または、obj1のリソースとobj2のリソースの組合せが正しくありません。サポートされる組合せになるようにリソースを指定して、再操作してください。

  • "OSType"の場合

    L-ServerのOS種別と、XMLで指定したイメージのOS種別を確認し、同じOS種別になるようにイメージを指定して、再操作してください。

  • "Disk(name=XMLに定義したディスクリソース名).size"の場合

    XMLに定義したディスクリソース名のsize属性の値が、obj1のVMホストとobj2のVMホストで一致しているかを確認したあと、再操作してください。
    obj1obj2には"VmHost(ip=XMLに定義したVMホストのIPアドレス)"が表示されます。

  • "Disk(name=XMLに定義したディスクリソース名).path"の場合

    XMLに定義したディスクリソース名のpath属性の値が、obj1のVMホストとobj2のVMホストで一致しているかを確認したあと、再操作してください。
    obj1obj2には"VmHost(ip=XMLに定義したVMホストのIPアドレス)"が表示されます。

  • "folder type"の場合

    既存のリソースフォルダーおよびL-Platformと、XMLファイルで指定したリソースフォルダーのタイプを確認したあと、同じタイプになるようにXMLを指定し、再操作してください。


67185

FJSVrcx:ERROR:67185:server not found in the chassis (chassis=chassis_name,slot=slot_number)

意味

chassis_name内に、slot_numberの管理対象サーバが見つかりませんでした。

対処

以下について確認してください。

  • 表示されたシャーシ内の該当するスロットに、サーバが存在しているか

  • 以下の操作を行い、リソース詳細でサーバの情報が変化するか

    シャーシ内のサーバブレードの情報が最新の情報に更新されていない可能性があります。RORコンソールを最新の情報に更新後、再実行してください。最新の情報への更新は、RORコンソールのサーバリソースツリーからシャーシを右クリックし、表示されたメニューで[更新]を選択してください。情報の更新には数十秒かかります。


67188

FJSVrcx:ERROR:67188:type:is not specified

意味

typeが指定されていません。

対処

typeオブジェクトを指定したあと、再操作してください。


67192

FJSVrcx:ERROR:67192:communication error.target=target

【Virtual Edition】

意味

targetへの通信でエラーが発生しました。

対処

以下の各項目について順番に確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
コマンド実行時に本メッセージが表示され、targetが"Resource Coordinator Manager"の場合、マネージャーが停止している可能性があります。以下の項目の「通信先の確認」と「ポート番号の確認」について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
なお、サーバの登録時に本メッセージが表示された場合、エラーの原因を取り除いたあと、エージェントを登録してください。

  • ネットワークケーブルの確認

    確認方法
    ネットワークケーブルが管理サーバとtarget先のサーバとで正しく接続されているか確認してください。

    対処方法

    • ネットワークケーブルが破損している場合

      交換してください。

    • ネットワークケーブルが正しく接続されていない場合

      正しい接続方法で接続し直してください。

  • シャーシの電源状態の確認

    確認方法
    シャーシの電源がONになっているか確認してください。

    対処方法
    シャーシの電源をONにしてください。
    シャーシの電源状態の確認方法や電源をONにする方法については、利用しているサーバのマニュアルを参照してください。

  • 使用しているネットワーク機器(LANスイッチなど)の設定の確認

    確認方法
    以下の管理サーバと管理対象サーバ間の管理LANにおける、デュプレックスモードの設定が合っているか確認してください。

    • 管理サーバのNICとスイッチのポート間

    • 管理対象サーバのNICとスイッチのポート間

    対処方法
    デュプレックスモードの設定に誤りがある場合、正しい設定になるように設定を変更してください。
    管理サーバと管理対象サーバ間の管理LANの確認方法や設定方法については、利用しているOSやネットワークスイッチのマニュアルを参照してください。

  • ネットワーク環境の確認

    確認方法
    マネージャーがインストールされているサーバ上でpingコマンドを実行してネットワークの状態を確認します。
    エージェントに通信できるか確認してください。

    【Windowsマネージャー】

    >ping 管理対象サーバのIPアドレス <RETURN>

    <正常通信時の例>

    Pinging ipaddr with 32 bytes of data:

    Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
    Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
    Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
    Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128

    Ping statistics for ipaddr: Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
    Approximate round trip times in milli-seconds: Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms

    <異常時の例>

    Pinging ipaddr with 32 bytes of data:

    Request timed out.
    Request timed out.
    Request timed out.
    Request timed out.

    Ping statistics for ipaddr: Packets: Sent = 4, Received = 0, Lost = 4 (100% loss),

    【Linuxマネージャー】

    # ping 管理対象サーバのIPアドレス <RETURN>

    <正常通信時の例>

    PING host name (ipaddr) 56(84) bytes of data.
    64 bytes from ipaddr: icmp_seq=1 ttl=64 time=2.18 ms
    64 bytes from ipaddr: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.171 ms
    64 bytes from ipaddr: icmp_seq=3 ttl=64 time=0.191 ms

    <異常時の例>

    PING host name (ipaddr) 56(84) bytes of data.
    From ipaddr icmp_seq=1 Destination Host Unreachable
    From ipaddr icmp_seq=2 Destination Host Unreachable
    From ipaddr icmp_seq=3 Destination Host Unreachable

    対処方法
    以下の項目を確認してください。

    <正常通信時の例>になった場合

    • 「通信先の確認」

    • 「ファイアーウォールの確認」

    • 「ポート番号の確認」

    • 「証明書の確認」

    <異常時の例>になった場合

    • 「ファイアーウォールの確認」

    • 「ネットワークケーブルの確認」

  • 通信先の確認

    確認方法
    通信先のプログラムが起動しているか確認してください。
    確認方法については、「運用ガイド VE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照してください。

    対処方法
    マネージャーまたはエージェントを起動してください。
    起動方法については、「運用ガイド VE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照してください。

  • ファイアーウォールの確認

    確認方法
    管理サーバや管理対象サーバ内に設定しているファイアーウォールソフトウェアの設定を確認してください。

    対処方法
    ファイアーウォールの設定を適切な設定値に変更してください。
    接続許可を設定するポートについては、「設計ガイド VE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。
    ファイアーウォールの確認方法や設定方法については、利用しているファイアーウォールソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  • ポート番号の確認

    確認方法
    「設計ガイド VE」の「付録A ポート一覧」を参照し、以下の観点で管理サーバまたは管理対象サーバのポート番号を確認してください。

    • ポート番号は設定されているか

    • 重複しているポート番号またはサービス名は存在しないか

    対処方法
    適切なポート番号に変更してください。
    ポート番号の変更方法については、「操作ガイド VE」の「8.2 ポート番号の変更」または「9.1.6 ポート番号の変更」を参照してください。

    注意

    システムイメージのリストア、またはクローニングイメージの配付で、「メッセージ番号 67198」のエラーメッセージが出力され、管理対象サーバのポート番号が適切な設定ではない場合、ポート番号の変更前に、バックアップされたシステムイメージをリストア、または採取されたクローニングイメージを配付していないか確認してください。
    該当する場合、以下に従って復旧してください。

    • システムイメージをリストアした場合

      ポート番号を変更後に、バックアップしたシステムイメージをリストアしてください。
      リストアしたシステムイメージは使用できません。削除してください。

    • クローニングイメージを配付した場合

      ポート番号を変更後に、採取したクローニングイメージを配付してください。
      配付したクローニングイメージは使用できません。削除してください。

  • IPアドレスの確認

    確認方法
    エラーメッセージ内に表示されたIPアドレスに誤りがないか確認してください。

    対処方法
    IPアドレスに誤りがある場合、正しいIPアドレスを指定して処理を再実行してください。

  • 証明書の確認

    確認方法と対処方法については、「トラブルシューティング集」の「4.2 マネージャーを再インストールしたあと、クローニングがエラーになる。」を参照してください。

  • 管理LANのネットワークの、負荷状態の確認

    確認方法
    管理LANのネットワーク負荷を確認してください。
    登録対象のサーバと同一管理LANに接続されている、ほかの管理対象サーバに対して、システムイメージのバックアップ・リストア、クローニングイメージの採取や配付を行っている場合などに、負荷が高くなることがあります。

    対処方法
    ネットワーク負荷の原因となっている処理が完了したあとに、再実行してください。

  • rcxlogin -saveコマンドによって保存されているパスワードを確認

    確認方法
    rcxlogin -saveコマンドを用いてパスワードを保存した状態で、本製品のマネージャーをアンインストールし、再インストールした環境ではないか確認してください。
    パスワードが保存されている場合、古い以下のフォルダーまたはディレクトリが残っており、管理サーバ内にインストールされているマネージャーのインストール日付よりも古い更新日付になっています。

    【Windowsマネージャー】
    ユーザーのAPPDATA環境変数に設定されているフォルダー\Systemwalker Resource Coordinator\

    【Linuxマネージャー】
    /ユーザーのHOME環境変数に設定されているディレクトリ/.rcx/

    対処方法

    「導入ガイド VE」の「11.1.2 アンインストール【Windowsマネージャー】」または「11.1.3 アンインストール【Linuxマネージャー】」を参照し、古いマネージャーに対応しているパスワード情報を削除し、再度rcxloginコマンドを用いて、パスワードを保存してください。

上記に該当しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

L-Serverとマネージャーの間の通信に失敗した場合、このメッセージが出力されます。

物理L-Server作成時にネットワーク情報の設定に失敗した場合、このメッセージが出力されます。

targetへの通信でエラーが発生しました。

対処

  • L-Serverにエージェントがインストールされているか確認してください。

  • L-Serverとマネージャーの間のネットワーク経路に問題がないことを確認してください。

  • コマンドの引数にファイルを指定して実行し、targetが"Resource Orchestrator Manager"の場合、XMLファイルの文字コードがUTF-8であるか確認してください。

  • 物理L-Server作成時にネットワーク情報の設定に失敗した場合、物理L-Serverは削除されません。

    メッセージの対処に従って、対処を行ってください。

    そのあと、以下の方法でネットワーク情報を再設定してください。

    • ネットワーク情報の設定

      rcxadm lserver setupコマンドを実行し、L-Serverにネットワーク情報を送信します。
      コマンドの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。

上記以外の場合、以下の各項目について順番に確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
コマンド実行時に本メッセージが表示され、targetが"Resource Coordinator Manager"の場合、マネージャーが停止している可能性があります。以下の項目の「通信先の確認」と「ポート番号の確認」について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。
なお、サーバの登録時に本メッセージが表示された場合、エラーの原因を取り除いたあと、エージェントを登録してください。

  • ネットワークケーブルの確認

    確認方法
    ネットワークケーブルが管理サーバとtarget先のサーバとで正しく接続されているか確認してください。

    対処方法

    • ネットワークケーブルが破損している場合

      交換してください。

    • ネットワークケーブルが正しく接続されていない場合

      正しい接続方法で接続し直してください。

  • シャーシの電源状態の確認

    確認方法
    シャーシの電源がONになっているか確認してください。

    対処方法
    シャーシの電源をONにしてください。
    シャーシの電源状態の確認方法や電源をONにする方法については、利用しているサーバのマニュアルを参照してください。

  • 使用しているネットワーク機器(LANスイッチなど)の設定の確認

    確認方法
    以下の管理サーバと管理対象サーバ間の管理LANにおける、デュプレックスモードの設定が合っているか確認してください。

    • 管理サーバのNICとスイッチのポート間

    • 管理対象サーバのNICとスイッチのポート間

    対処方法
    デュプレックスモードの設定に誤りがある場合、正しい設定になるように設定を変更してください。
    管理サーバと管理対象サーバ間の管理LANの確認方法や設定方法については、利用しているOSやネットワークスイッチのマニュアルを参照してください。

  • ネットワーク環境の確認

    確認方法
    マネージャーがインストールされているサーバ上でpingコマンドを実行してネットワークの状態を確認します。
    エージェントに通信できるか確認してください。

    【Windowsマネージャー】

    >ping 管理対象サーバのIPアドレス <RETURN>

    <正常通信時の例>

    Pinging ipaddr with 32 bytes of data:

    Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
    Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
    Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128
    Reply from ipaddr: bytes=32 time<1ms TTL=128

    Ping statistics for ipaddr: Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
    Approximate round trip times in milli-seconds: Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms

    <異常時の例>

    Pinging ipaddr with 32 bytes of data:

    Request timed out.
    Request timed out.
    Request timed out.
    Request timed out.

    Ping statistics for ipaddr: Packets: Sent = 4, Received = 0, Lost = 4 (100% loss),

    【Linuxマネージャー】

    # ping 管理対象サーバのIPアドレス <RETURN>

    <正常通信時の例>

    PING host name (ipaddr) 56(84) bytes of data.
    64 bytes from ipaddr: icmp_seq=1 ttl=64 time=2.18 ms
    64 bytes from ipaddr: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.171 ms
    64 bytes from ipaddr: icmp_seq=3 ttl=64 time=0.191 ms

    <異常時の例>

    PING host name (ipaddr) 56(84) bytes of data.
    From ipaddr icmp_seq=1 Destination Host Unreachable
    From ipaddr icmp_seq=2 Destination Host Unreachable
    From ipaddr icmp_seq=3 Destination Host Unreachable

    対処方法
    以下の項目を確認してください。

    <正常通信時の例>になった場合

    • 「通信先の確認」

    • 「ファイアーウォールの確認」

    • 「ポート番号の確認」

    • 「証明書の確認」

    <異常時の例>になった場合

    • 「ファイアーウォールの確認」

    • 「ネットワークケーブルの確認」

  • 通信先の確認

    確認方法
    通信先のプログラムが起動しているか確認してください。
    確認方法については、「運用ガイド CE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照してください。

    対処方法
    マネージャーまたはエージェントを起動してください。
    起動方法については、「運用ガイド CE」の「第2章 マネージャー、エージェントの起動と終了」を参照してください。

  • ファイアーウォールの確認

    確認方法
    管理サーバや管理対象サーバ内に設定しているファイアーウォールソフトウェアの設定を確認してください。

    対処方法
    ファイアーウォールの設定を適切な設定値に変更してください。
    接続許可を設定するポートについては、「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。
    ファイアーウォールの確認方法や設定方法については、利用しているファイアーウォールソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  • ポート番号の確認

    確認方法
    「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」を参照し、以下の観点で管理サーバまたは管理対象サーバのポート番号を確認してください。

    • ポート番号は設定されているか

    • 重複しているポート番号またはサービス名は存在しないか

    対処方法
    適切なポート番号に変更してください。
    ポート番号の変更方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「6.2 ポート番号の変更」または「7.1.6 ポート番号の変更」を参照してください。

    注意

    システムイメージのリストア、またはクローニングイメージの配付で、「メッセージ番号 67198」のエラーメッセージが出力され、管理対象サーバのポート番号が適切な設定ではない場合、ポート番号の変更前に、バックアップされたシステムイメージをリストア、または採取されたクローニングイメージを配付していないか確認してください。
    該当する場合、以下に従って復旧してください。

    • システムイメージをリストアした場合

      ポート番号を変更後に、バックアップしたシステムイメージをリストアしてください。
      リストアしたシステムイメージは使用できません。削除してください。

    • クローニングイメージを配付した場合

      ポート番号を変更後に、採取したクローニングイメージを配付してください。
      配付したクローニングイメージは使用できません。削除してください。

  • IPアドレスの確認

    確認方法
    エラーメッセージ内に表示されたIPアドレスに誤りがないか確認してください。

    対処方法
    IPアドレスに誤りがある場合、正しいIPアドレスを指定して処理を再実行してください。

  • 証明書の確認

    確認方法と対処方法については、「トラブルシューティング集」の「4.2 マネージャーを再インストールしたあと、クローニングがエラーになる。」を参照してください。

  • 管理LANのネットワークの、負荷状態の確認

    確認方法
    管理LANのネットワーク負荷を確認してください。
    登録対象のサーバと同一管理LANに接続されている、ほかの管理対象サーバに対して、システムイメージのバックアップ・リストア、クローニングイメージの採取や配付を行っている場合などに、負荷が高くなることがあります。

    対処方法
    ネットワーク負荷の原因となっている処理が完了したあとに、再実行してください。

  • rcxlogin -saveコマンドによって保存されているパスワードを確認

    確認方法
    rcxlogin -saveコマンドを用いてパスワードを保存した状態で、本製品のマネージャーをアンインストールし、再インストールした環境ではないか確認してください。
    パスワードが保存されている場合、古い以下のフォルダーまたはディレクトリが残っており、管理サーバ内にインストールされているマネージャーのインストール日付よりも古い更新日付になっています。

    【Windowsマネージャー】
    ユーザーのAPPDATA環境変数に設定されているフォルダー\Systemwalker Resource Coordinator\

    【Linuxマネージャー】
    /ユーザーのHOME環境変数に設定されているディレクトリ/.rcx/

    対処方法

    「導入ガイド CE」の「20.1.3 アンインストール【Windowsマネージャー】」または「20.1.4 アンインストール【Linuxマネージャー】」を参照し、古いマネージャーに対応しているパスワード情報を削除し、再度rcxloginコマンドを用いて、パスワードを保存してください。

上記に該当しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67193

FJSVrcx:ERROR:67193:failed to get admin server info

意味

管理サーバの情報取得に失敗しました。

対処

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。

  • 指定したIPアドレスが誤っている可能性があります。

    指定したIPアドレスが管理サーバのIPアドレスであるか確認してください。

  • マネージャー用共有ディスクがマウントされていない可能性があります。

    マネージャーをクラスタ運用している場合、filenameに表示されたファイルのリンク先がマネージャー用共有ディスク上のファイルである可能性があります。
    操作を実行したノードでマネージャー用共有ディスクをマウントしてください。


67194

FJSVrcx:ERROR:67194:failed to get dhcp info

意味

DHCP情報の取得に失敗しました。

対処

以下を参照してください。

  • 「運用ガイド VE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照して、管理サーバ上で「マネージャー本体」、「関連サービス」のサービスが起動しているか確認してください。

  • 「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照して、管理サーバ上で「マネージャー本体」、「関連サービス」のサービスが起動しているか確認してください。

どれかのサービスが停止状態の場合、一度すべてのサービスを停止してから起動し直してください。そのあと、エラーになった操作を再実行してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合、管理サーバのセットアップ後に設定が変更された可能性があります。本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67195

FJSVrcx:ERROR:67195:communication error.code=code

意味

通信処理で内部エラーが発生しました。

対処

「メッセージ番号 67192」の対処方法を参照してください。

参考

rcxadm mgrctl snap -allコマンドで本メッセージが表示された場合
メッセージが表示されたサーバの調査資料は採取されません。採取対象の管理サーバまたは管理対象サーバにログインして、rcxadm mgrctl snapコマンドまたはrcxadm agtctl snapコマンドを実行して調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

詳細は、以下を参照してください。

  • Virtual Editionの場合、「リファレンスガイド (コマンド編) VE」の「5.2 rcxadm agtctl」または「5.11 rcxadm mgrctl」を参照してください。

  • Cloud Editionの場合、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.3 rcxadm agtctl」または「5.14 rcxadm mgrctl」を参照してください。


67196

FJSVrcx:ERROR:67196:communication error.detail

意味

マネージャーのコマンドで通信エラーが発生しました。

対処

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

  • "(rcxfunc=rcxfunc,command=rcxcommand,rcxerrorno=rcxerrno)"形式の場合

    「メッセージ番号 67192」の対処方法を参照してください。
    複数台の管理対象サーバに同じクローニングイメージを配付した場合、同時に配付したほかのサーバへの配付も中断されています。対処を行ったあとに再操作する場合、もう一度、すべてのサーバを指定してください。

  • "target=127.0.0.1"の場合

    マネージャーのすべてまたは一部のサービスが停止している可能性があります。
    停止しているサービスがある場合、マネージャーを起動してください。

    マネージャーのサービスの状態確認と起動方法については、以下を参照してください。

    • Virtual Editionの場合、「運用ガイド VE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • Cloud Editionの場合、「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    上記の対処を行っても問題が解決しない場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67197

FJSVrcx:ERROR:67197:DB access error

【Virtual Edition】

意味

DBアクセスエラーが発生しました。

対処

本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

【Cloud Edition】

意味

DBアクセスエラーが発生しました。

対処

本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


67198

FJSVrcx:ERROR:67198:command execution error.detail

【Virtual Edition】

意味

マネージャーのコマンドでエラーが発生しました。
メッセージの詳細がdetailに表示されます。

detailに表示された内容に従って、対処を行ってください。
複数台の管理対象サーバに同じクローニングイメージを配付した場合、同時に配付したほかのサーバへの配付も中断されています。対処を行ったあとに再操作する場合、もう一度、すべてのサーバを指定してください。

  • "rcxfunc=SoftRM"の場合

    • "rcxerrorno=4X"の場合

      (rcxfunc=SoftRM,command=rcxcommand,rcxerrorno=40) FJSVrcx:ERROR:68040:rcxcommand:rcxsubcommand:the cloning process terminated abnormally

      または

      (rcxfunc=SoftRM,command=rcxcommand,rcxerrorno=41) FJSVrcx:ERROR:68041:rcxcommand:rcxsubcommand:error occurred during the cloning process

      または

      (rcxfunc=SoftRM,command=rcxcommand,rcxerrorno=42) FJSVrcx:ERROR:68042:rcxcommand:rcxsubcommand:the cloning process timed out

      または

      (rcxfunc=SoftRM,command=rcxcommand,rcxerrorno=43) FJSVrcx:ERROR:68043:rcxcommand:rcxsubcommand:some cloning processes terminated abnormally

      • "rcxerrorno=40"の場合

        イベントログの該当するメッセージの直後に、以下のメッセージが表示された場合、「対処 5」を行ってください。
        以下のメッセージが表示されない場合、「対処 10」を参照してください。

        FJSVrcx:ERROR:68040:rcxcommand:rcxsubcommand:the cloning process terminated abnormally

      • "rcxerrorno=41"の場合

        エラーが発生した管理対象サーバに対して、電源状態に影響を与える電源操作や、マネージャーとの通信状態に影響を与える操作などを同時に実行していないか確認してください。
        同時に実行していた場合、操作が完了するまで待ってから再操作してください。

      • "rcxerrorno=41"以外の場合

        イベントログの該当するメッセージの直後に、以下のメッセージが表示されるので、そのメッセージの対処を行ってください。
        以下のメッセージが表示されない場合、「対処 10」を参照してください。

        - 「メッセージ番号 61501

        - 「メッセージ番号 61502

    • 上記以外のメッセージが表示された場合

      対処方法については、「対処 10」を参照してください。

    rcxcommand

    コマンド名が表示されます。
    rcxcommandに表示されたコマンド名によって、エラーの発生した処理を分類できます。

    • rcxsoftimage

      システムイメージのバックアップ、またはクローニングイメージの採取でエラーが発生

    • rcxsoftdeploy

      システムイメージのリストア、またはクローニングイメージの配付でエラーが発生

    • rcxsoftrm

      クローニングイメージの採取または配付でエラーが発生

    rcxsubcommand

    サブコマンド名が表示されます。

    ipaddr

    管理サーバのIPアドレスが表示されます。

  • "rcxfunc=HBA rename"の場合

    • "rcxerrorno=2,3,104,105"の場合

      対処方法については、「対処 3」を参照してください。

    • "rcxerrorno=102"の場合

      対処方法については、「対処 2」を参照してください。

    • 上記以外のメッセージが表示された場合

      該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

  • "rcxfunc=rcxinitsnmpv3"の場合

    • "agent command error"の場合

      PRIMEQUESTに対して、PRIMEQUEST以外のサーバから採取したクローニングイメージを配付した可能性があります。
      配付したクローニングイメージを確認してください。

    • 上記以外のメッセージが表示された場合

      該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。

  • "registry access error"の場合

    対処方法については、「対処 4」を参照してください。

  • "syscall="の場合

    対処方法については、「対処 10」を参照してください。

  • "code=, cmd="の場合

    【Windowsマネージャー】

    • "code=1"で、cmdに"netsh.exe dhcp server add scope"が含まれる場合

      Windows標準のDHCPサーバで使用できないネットワークアドレスが指定された可能性があります。

      対処方法については、「対処 11」を参照してください。

    • "code=1"で、cmdに"netsh.exe dhcp server scope network_address add reservedip"または"netsh.exe dhcp server scope network_address delete reservedip"が含まれる場合

      DHCPサーバのデータベースアクセスに失敗した可能性があるため、失敗した操作を再実行してください。

    【Linuxマネージャー】

    • cmdに"/opt/FJSVrcvmr/sys/netsh/netsh"が含まれる場合

      Linux標準のDHCPサーバで使用できないネットワークアドレスが指定された可能性があります。

      対処方法については、「対処 11」を参照してください。

      または、DHCPサーバのデータベースアクセスに失敗した可能性があるため、失敗した操作を再実行してください。

ETERNUS SF Storage Cruiser連携によるWWN情報の設定、およびサーバ切替え・切戻しを行った場合、ファイバーチャネルスイッチやストレージ装置に対する設定が中断していることがあります。

  • "FJSVrcx:ERROR:69111:communication error. target=ETERNUS SF Storage Cruiser detail=ERROR:ssmgr8013:Unable to connect to the manager."の場合

    対処方法については、「対処 6」を参照してください。

  • "target=ESC"の場合

    対処方法については、「対処 7」を参照してください。

  • "Failed to access database for backup."の場合

    構成定義情報が格納されているデータベースにアクセスできませんでした。コマンドは実行されません。

    対処方法については、「対処12」を参照してください。

  • "Failed to copy files for backup."の場合

    ファイルのコピーに失敗してエラーになりました。

    対処方法については、「対処13」を参照してください。

  • "Failed to archive files for backup."の場合

    ファイルのアーカイブに失敗してエラーになりました。

    対処方法については、「対処14」を参照してください。

対処

対処 1

以下について確認し、対処を行ってください。

  1. ネットワーク環境の確認

    「メッセージ番号 67192」の対処方法を参照してください。

  2. マネージャーの起動確認

    マネージャーが起動しているか確認し、停止している場合は起動してください。
    マネージャーの起動方法については、以下を参照してください。

    • 「運用ガイド VE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • 「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

  3. イメージ操作の停止の確認

    イメージの採取、更新、配付または復元処理が実行中の可能性があります。管理対象サーバの画面を確認し、イメージ操作の完了を確認してください。イメージ操作の完了は、OSのログイン画面が表示されたことで確認できます。

  4. 復旧

    手順1.~3.で原因が解決した場合、「メッセージ番号 68295」の手順4.を行ってください。

    上記の対処を行っても問題が解決しない場合、「対処 10」を参照してください。


対処 2

以下について確認し、対処を行ってください。

  1. ネットワーク環境の確認

    「メッセージ番号 67192」の対処方法を参照してください。

  2. マネージャーの起動確認

    マネージャーが起動しているか確認し、停止している場合は起動してください。
    マネージャーの起動方法については、以下を参照してください。

    • 「運用ガイド VE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

    • 「運用ガイド CE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

  3. ディスク容量の確認

    管理サーバのディスク容量が不足している可能性があります。
    ディスク容量を確認し、再実行してください。


対処 3

管理サーバのディスク容量が不足している可能性があります。
ディスク容量を確認し、再実行してください。


対処 4

管理サーバの状態を確認しエラーの原因を取り除いたあと、再操作してください。セットアップが完了していない可能性があります。

セットアップについては、以下を参照してください。

  • 「導入ガイド VE」の「2.1 マネージャーのインストール」を参照してください。

  • 「導入ガイド CE」の「2.1 マネージャーのインストール」を参照してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、「対処 10」を参照してください。


対処 5

Virtual Editionの場合、クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能の定義が正しく行われていない場合があります。

「操作ガイド VE」の「17.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」を確認し、定義を修正したあと、再操作してください。

本機能を利用していない場合、「対処 10」を参照してください。


対処 6

ESCマネージャーの登録状態を確認してください。

  • WWN情報を設定していた場合

    対処 9」を参照してください。

  • サーバの切替え・切戻しを行っていた場合

    対処 8」を参照してください。


対処 7
  • "detail=ERROR:swsagXXXX..."の場合

    「ETERNUS SF Storage Cruiser メッセージ説明書」を参照して、エラー原因を確認してください。

    エラー原因がHBAの状態異常の場合、ESC上で登録されているHBAのWWPN値が実際のWWPN値と一致しているか確認してください。

    • WWN情報を設定していた場合

      対処 9」を参照してください。

    • サーバの切替え・切戻しを行っていた場合

      予備サーバにエージェントが登録されているか確認してください。

      • 登録されている場合、ESC上で予備サーバに対応するエージェントが登録されているか確認してください。

        登録されている場合、ESC上から削除し、「対処 8」を参照してください。
        登録されていない場合、「対処 8」を参照してください。

      • 登録されていない場合、「対処 8」を参照してください。

  • 上記以外の場合

    該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


対処 8

エラー原因を取り除いたあと、以下の復旧手順を行います。

ESC上でファイバーチャネルスイッチのゾーニングとストレージ装置のホストアフィニティ設定を以下の手順で復旧したあと、失敗した操作を再実行してください。

  1. storageadm zone infoコマンドでゾーニングとホストアフィニティ設定を確認します。

  2. 運用サーバのゾーニングとホストアフィニティ設定が操作前の状態であるか確認します。操作前の状態でなければ、手順3.~4.を実行します。操作前の状態の場合、手順4.を実行します。
    操作前の状態は、本製品のRORコンソール上で、サーバのリソース詳細の"WWN情報"に表示されたゾーニングとホストアフィニティ情報から確認してください。

  3. storageadm zone add/deleteコマンドを使用して、運用サーバのゾーニングとホストアフィニティ設定を元の状態に戻します。

  4. 予備サーバのゾーニングとホストアフィニティ設定が操作前の状態か確認します。操作前の状態でなければ、手順5.を実行します。
    操作前の状態は、本製品のRORコンソール上で、サーバの[リソース詳細]の[WWN情報]に表示されたゾーニングとホストアフィニティ情報から確認してください。

  5. storageadm zone add/deleteコマンドを使用して、予備サーバのゾーニングとホストアフィニティ設定を元の状態に戻します。

storageadm zoneコマンドの使用方法については、「ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド」を参照してください。


対処 9

エラー原因を取り除いたあと、失敗した操作を再実行してください。


対処 10

該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


対処 11

指定した値を見直したあと、再操作してください。


対処12

データベースの状態を確認し、アクセスできない原因を排除したあと、コマンドを再実行してください。

なお、rcxbackupコマンドの-dirオプションに全角を含む文字列が指定された場合、データベースにアクセスできません。


対処13

バックアップ先の状態を確認し、コピーできない原因を排除した後、コマンドを再実行してください。


対処14

バックアップ先の状態を確認し、アーカイブできない原因を排除した後、コマンドを再実行してください。

【Cloud Edition】

意味

マネージャーのコマンドでエラーが発生しました。

detailには、詳細情報が表示されます。

  • "Failed to access database for backup."が表示される場合

    構成定義情報が格納されているデータベースにアクセスできませんでした。コマンドは実行されません。

対処

detailの出力内容に従って対処を行ってください。

detailに該当するものがない場合、「メッセージ番号 67198」を参照してください。

  • "timeout"の場合

    • ストレージ管理製品としてPRIMECLUSTER GDSを使用している場合

      • 処理中に管理サーバとストレージ管理製品の接続が切断された可能性があります。

        ストレージ管理製品の電源の状態および、通信状態を確認してください。

      • PRIMECLUSTER GDSの設定に誤りがある可能性があります。

        PRIMECLUSTER GDSの設定を見直してください。

      • ストレージ管理製品が高負荷の状態になっている可能性があります。

        高負荷の処理が完了したあと、再実行してください。

  • "Failed to access database for backup."の場合

    データベースの状態を確認し、アクセスできない原因を排除したあと、コマンドを再実行してください。

    なお、rcxbackupコマンドの-dirオプションに全角を含む文字列が指定された場合、データベースにアクセスできません。

rcxnetworkserviceコマンドで出力された場合、detailの出力内容に従って対処を行ってください。

  • "ip=<ip>, SSH(scp)"

    イメージファイルのSCP転送で異常が発生しました。

    管理マネージャーとipと対応する物理L-Server、または、NSアプライアンス間の通信が可能なネットワーク構成となっているか確認してください。

  • "ip=<ip>, NSAppliance not found (name=<ip>)"

    • Subcommand: updateの場合

      対象のNSアプライアンスipは作成されていません。

      ネットワーク構成情報ファイルの情報が誤っている場合は、ファイルを修正してください。

    • Subcommand: setup/stop/restartの場合

      対象のNSアプライアンスipが起動していません。

      起動していない場合は、起動コマンドを実行してください。

      ネットワーク構成情報ファイルの情報が誤っている場合は、ファイルを修正してください。

    • Subcommand: startの場合

      対象のNSアプライアンスipが作成されていません。

      ネットワーク構成情報ファイルの情報が誤っている場合は、ファイルを修正してください。

  • "ip=<ip>, NSAppliance already exists (name=<ip>)"

    対象のNSアプライアンスipは作成済みです。

  • "ip=<ip>, NSAppliance already running (name=<ip>)"

    対象のNSアプライアンスipは起動済みです。

  • "ip=<ip>, Timeout Power On"

    対象のNSアプライアンスの起動確認がタイムアウトしました。

    一覧表示コマンドを使用して対象のNSアプライアンスの状態を確認してください。

    NSアプライアンスが起動状態の場合、pingコマンドなどを使用して管理サーバとNSアプライアンス間の通信が可能なネットワーク構成となっているか確認してください。

    通信できない場合、コマンドで指定したネットワーク構成情報ファイルの情報または、コマンド引数の指定値が誤っている可能性があるため見直し後、再作成してください。

    上記以外の場合は、当社技術員に連絡してください。

  • "ip=<ip>, Timeout Power Off"

    対象のNSアプライアンスの停止確認がタイムアウトしました。

    一覧表示コマンドを使用して対象のNSアプライアンスの状態を確認してください。

    NSアプライアンスが起動状態の場合、再実行してください。

    NSアプライアンスが停止状態の場合、特に対処不要です。

  • "Timeout(ssh, ip=<ip>)"

    対象のNSアプライアンスipの操作でタイムアウトしました。

    しばらく時間をおいたあと、再操作してください。

  • "failed to create_nsopt"、または、"failed to maintenance_nsopt"

    • NSアプライアンス用の物理L-Serverの構成が正しいかを確認してください。
      NSアプライアンス用の物理L-Serverの構成については、「NSオプション 説明書」の 「3.2.3 NSアプライアンス用の物理L-Serverの作成」を参照してください。

    • 必要な容量のメモリが搭載されているかを確認してください。
      必要なメモリ容量については、「NSオプション 説明書」の「1.4.2 物理L-Serverを構築するサーバに必要な仕様」を参照してください。

    • NSアプライアンス用の物理L-Server上のNSアプライアンスの台数を確認してください。
      1台の物理L-Serverに作成可能なNSアプライアンスは最大10台までです。

  • "the setting of rcxmgrexport -event is effective."、または"the setting of rcxmgrexport -interval is effective."

    rcxmgrexport -event、またはrcxmgrexport -intervalの設定が有効になっているため、コマンドを実行できませんでした。
    設定を無効に変更したあと、コマンドを再実行してください。

上記以外の場合は、当社技術員に連絡してください。


67199

FJSVrcx:ERROR:67199:server_name:target recovery command "command" failed. detail="detail"

意味

サーバ切替えの操作中に、管理対象サーバserver_nametargetへの操作が正常終了しませんでした。
ZFSストレージプールのインポート、またはZFSストレージプール上のゾーンが使用できる状態に回復できませんでした。

server_nameには、サーバ名が表示されます。
targetには、以下のどれかが表示されます。

  • ZFS Storage pool (ZFSストレージプール名)

  • Solaris zone (ゾーン名)

commandには、OSの実行コマンドが表示されます。
detailには、コマンドの出力メッセージが表示されます。以下のメッセージ以外が出力される場合もあります。

  • targetが"ZFS Storage pool(ZFSストレージプール名)"で、detailが"cannot import: no pools found"の場合

    インポートするZFSストレージプールが存在しません。

  • targetが"ZFS Storage pool(ZFSストレージプール名)"で、detailが"cannot import 'ZFSストレージプール名': no such pool available"の場合

    インポートするZFSストレージプール名のZFSストレージプールが存在しません。

  • targetが"ZFS Storage pool(ZFSストレージプール名)"で、detailが"cannot import 'ZFSストレージプール名': a pool with that name is already created/imported,and no additional pools with that name were found"の場合

    ZFSストレージプール名のZFSストレージプールがすでにインポートされています。

  • targetが"Solaris zone(ゾーン名)"で、detailが"zoneadm: ゾーン名: No such zone configured"の場合

    ゾーン名のゾーンが存在しません。

  • targetが"Solaris zone(ゾーン名)"で、detailが"zoneadm: zone 'ゾーン名': is already installed."の場合

    ゾーン名のゾーンがすでにインストール済みの状態です。

  • targetが"Solaris zone(ゾーン名)"で、detailが"zone 'ゾーン名': zone is already booted"の場合

    ゾーン名のゾーンがすでに起動されています。

  • targetが"Solaris zone(ゾーン名)"で、detailが"zoneadm: zone 'ゾーン名': zone is unavailable; attach suggested. See zoneadm(1M) for other options."の場合

    インストールされていないゾーン名のゾーンを起動しようとしています。

  • targetが"Solaris zone(ゾーン名)"で、detailが"zoneadm: zone 'ゾーン名': attach operation is invalid for running zones."の場合

    起動しているゾーン名のゾーンをインストールしようとしています。

  • targetが"Solaris zone()"で、detailが"usage: zoneadm help"の場合

    指定するゾーン名が存在しません。OSコマンドの使用方法に誤りがあります。

対処

targetdetailに表示された内容に従って、対処を行ってください。

下記以外のdetailが出力された場合の対処やコマンドの詳細については、Oracle Documentationを参照してください。

  • targetが"ZFS Storage pool(ZFSストレージプール名)"で、detailが"cannot import: no pools found"の場合

    ZFSストレージプールが存在するか確認してください。
    ZFSストレージプールが存在する場合、以下のコマンドでZFSストレージプールのインポートを実行してください。

    "zpool import -f ZFSストレージプール名" <RETURN>

    インポートするZFSストレージプールが存在しない場合、対処の必要はありません。

  • targetが"ZFS Storage pool(ZFSストレージプール名)"で、detailが"cannot import 'ZFSストレージプール名': no such pool available"の場合

    ZFSストレージプール名を確認してください。
    zpool_and_zone_recovery.rcxpropの定義ファイルを作成している場合、記載している内容に誤りがないか確認してください。
    ZFSストレージプール名に誤りがある場合、以下のコマンドでZFSストレージプールのインポートを実行してください。

    "zpool import -f ZFSストレージプール名" <RETURN>

  • targetが"ZFS Storage pool(ZFSストレージプール名)"で、detailが"cannot import 'ZFSストレージプール名': a pool with that name is already created/imported,and no additional pools with that name were found"の場合

    ZFSストレージプール名を確認してください。
    zpool_and_zone_recovery.rcxprop の定義ファイルを作成している場合、記載している内容に誤りがないか確認してください。
    ZFSストレージプール名に誤りがある場合、以下のコマンドでZFSストレージプールのインポートを実行してください。

    "zpool import -f ZFSストレージプール名" <RETURN>

    ZFSストレージプール名が"all pools"の場合、以下のコマンドを実行してください。

    "zpool import -f -a" <RETURN>

    それ以外の場合、以下のコマンドを実行してください。

    "zpool import -f ZFSストレージプール名" <RETURN>

    ZFSストレージプール名に誤りがない場合、対処は必要ありません。

  • targetが"Solaris zone(ゾーン名)"で、detailが"zoneadm: ゾーン名: No such zone configured"の場合

    ゾーン名に誤りがないか確認してください。
    zpool_and_zone_recovery.rcxprop の定義ファイルを作成している場合、記載している内容に誤りがないか確認してください。
    ゾーン名に誤りがある場合、以下のコマンドを実行してください。

    "zoneadm -z ゾーン名 attach"、"zoneadm -z ゾーン名 boot" <RETURN>

  • targetが"Solaris zone(ゾーン名)"で、detailが"zoneadm: zone 'ゾーン名': is already installed."の場合

    ゾーンを起動する必要がある場合、以下のコマンドを実行してください。

    "zoneadm -z ゾーン名 boot" <RETURN>

  • targetが"Solaris zone(ゾーン名)"で、detailが"zone 'ゾーン名': zone is already booted"の場合

    対処は必要ありません。

  • targetが"Solaris zone(ゾーン名)"で、detailが"zoneadm: zone 'ゾーン名': zone is unavailable; attach suggested. See zoneadm(1M) for other options."の場合

    以下のコマンドを実行して、ゾーン名のゾーンをインストールしてください。

    "zoneadm -z ゾーン名 attach" <RETURN>

    そのあとゾーンを起動する場合、以下のコマンドを実行してください。

    "zoneadm -z ゾーン名 boot" <RETURN>

  • targetが" Solaris zone(ゾーン名)"で、detailが"zoneadm: zone 'ゾーン名': attach operation is invalid for running zones."の場合

    対処は必要ありません。

  • targetが" Solaris zone()"で、detailが"usage: zoneadm help"の場合

    対処は必要ありません。