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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 運用ガイド
ServerView

16.2.1 構成管理の監査ログ

構成管理の監査ログについて説明します。

監査ログのファイル名、ファイルサイズ、および世代数は以下のとおりです。

ログ名

説明

ファイル

サイズ

世代数

vsys_audit_log

監査ログが出力されます。

10MB

10世代(注)

注) 保存世代数が10世代を超えた場合は、古い順から削除されます。

ファイルサイズおよび保存世代数を変更できます。変更方法については、「ファイルサイズ変更手順」「保存世代数変更手順」を参照してください。

デフォルトの設定値の場合、10人が1日1時間利用したとして、50日程度保持されます。必要であれば、利用頻度に応じて、適切な間隔でバックアップしてください。なお、対象ファイル名は以下のとおりです。

vsys_audit_log.[n] (n は世代数)
(例) 3世代分のファイルをバックアップする場合は、バックアップ対象ファイル名は以下のとおりです。
・vsys_audit_log.1
・vsys_audit_log.2
・vsys_audit_log.3

出力先

ログの出力先は以下のとおりです。

【Windowsマネージャー】

出力先フォルダー

出力先ファイル

インストールフォルダー\RCXCFMG\logs

vsys_audit_log.[n] (n は世代数)

【Linuxマネージャー】

出力先ディレクトリ

出力先ファイル

/var/opt/FJSVcfmg/logs

vsys_audit_log.[n] (n は世代数)

出力形式

監査ログはCSV形式ファイルで、以下の項目が以下の順番で出力されます。

出力形式

<操作日時>,<ユーザーID>,<テナント名>,<操作種別>,<パラメーター>,<操作結果>


項目

説明

操作日時

YYYY-MM-DD HH:MM:SS.sss(ローカルタイム)

ユーザーID

操作を実行したユーザーのユーザーID

テナント名

操作を実行したユーザーのテナント名

操作種別

操作内容を示す文字列(注)

パラメーター

リクエストで指定されたパラメーター

操作結果

成功時は"SUCCESS"、失敗時は"FAILURE"

注) 操作種別は以下のとおりです。

操作種別

説明

AccessControl#evaluate

アクセス権をチェックする。

AccessControl#getAuthority

ユーザーのリソース操作権限情報を取得する。

DeployMaster#delete

構成保存情報を削除する。

DeployMaster#getDetail

構成保存情報の詳細情報を取得する。

DeployMaster#getSaveList

構成保存情報の一覧を取得する。

DeployMaster#getTemplate

L-Platformテンプレートから配備マスタを取得する。

DeployMaster#save

構成保存情報を保存する。

DeployMaster#setStatus

構成保存情報の状態を設定する。

Event#notify

サーバに起きたイベントを通知する。現状は電源状態の変更、マイグレーション、構成変更、プール情報を通知する。

EventLog#getList

イベントログの一覧を取得する。

Images#changeShow

イメージの表示可否を変更する。

Images#getDetail

イメージ情報の詳細情報を取得する。

Images#getList

イメージ一覧を取得する。

Images#getServerType

L-Serverテンプレートの一覧を取得する。

Images#register

イメージ情報を本製品に登録する。

Images#search

イメージ情報を検索する。

Images#unregister

イメージ情報を本製品から登録解除する。

Images#update

イメージ情報を更新する。

Network#addCategory

ネットワークリソースの種別を登録する。

Network#deleteCategory

ネットワークリソースの種別を削除する。

Network#getCategoryList

ネットワーク種別一覧を取得する。

Network#getList

ネットワーク一覧を取得する。

Network#getRulesetList

ルールセットの一覧を取得する。

Network#detailRuleset

ルールセットの詳細情報を取得する

Parameters#delete

パラメーター情報を削除する。

Parameters#getDetail

パラメーター情報の詳細情報を取得する。

Parameters#getList

パラメーター情報の一覧を取得する。

Parameters#set

パラメーター情報を登録、更新する。

Softwares#create

ソフトウェア情報を登録する。

Softwares#delete

ソフトウェア情報を削除する。

Softwares#getDetail

ソフトウェアの詳細情報を取得する。

Softwares#getList

ソフトウェアの一覧を取得する。

Softwares#update

ソフトウェア情報を更新する。

Templates#changeShow

L-Platformテンプレートの表示可否を変更する。

Templates#deletePublic

L-Platformテンプレートを削除する。

Templates#getDetail

L-Platformテンプレートの詳細情報を取得する。

Templates#importPublic

L-Platformテンプレートを登録する。

Templates#search

L-Platformテンプレートを検索する。

Templates#updatePublic

テンプレートを更新する。

VDisk#getList

既存ディスクの一覧を取得する。

VServer#addPatch

パッチ情報を登録する。

VServer#attach

拡張ディスクを追加する。

VServer#backup

スナップショットを作成する。

VServer#cancelError

スナップショット、リストアのエラー状態を解除する。

VServer#changeSpec

サーバの性能を変更する。

VServer#cloning

配備済みサーバからクローニングイメージを採取する。

VServer#create

サーバを追加する。

VServer#deletePatch

パッチ情報を削除する。

VServer#detach

拡張ディスクを削除する。

VServer#getBackupList

スナップショットのリストを取得する。

VServer#getInitPW

サーバの初期パスワードを取得する。

VServer#release

サーバを返却する。

VServer#removeBackup

スナップショットを削除する。

VServer#restore

サーバをリストアする。

VServer#search

サーバ情報を取得する。

VServer#start

サーバを起動する。

VServer#stop

サーバを停止する。

VSYS#addNetwork

L-Platformにセグメントを追加する。

VSYS#changeOrg

L-PlatformのユーザーID、テナント名を変更する。

VSYS#convertFolder

Systemwalker Software Configuration Manager V14.1で配備したシステムを本製品のL-Platformに変換する。

VSYS#delete

削除に失敗するなどして、リソース画面にのみ残ったL-Platformを削除する。

VSYS#deleteLServer

L-Platformに含まれるサーバをL-Platformから解除する。

VSYS#deleteNetwork

L-Platformからセグメントを削除する。

VSYS#deploy

L-Platformを配備する。

VSYS#flowCancel

配備または構成変更の申請をキャンセルする。

VSYS#flowCancelRetry

構成保存のフローをキャンセル後、再度申請をする。

VSYS#flowDeploy

L-Platformを配備する。(フロー用。承認後操作なし)

VSYS#flowEnableDeploy

L-Platformを配備する。(フロー用。承認後操作あり)

VSYS#flowEnableRelease

L-Platformを一括返却する。(フロー用。承認後操作あり)

VSYS#flowEnableUpdate

L-Platformを構成変更する。(フロー用。承認後操作あり)

VSYS#flowError

配備または構成変更の申請フローがエラーとなった際の後処理を実行する。

VSYS#flowForward

配備または構成変更の申請をする。

VSYS#flowRejectApplication

配備申請を却下する。

VSYS#flowRelease

L-Platformを一括返却する。(フロー用。承認後操作なし)

VSYS#flowReleaseApplication

L-Platformを返却申請する。

VSYS#flowReleaseForward

返却申請を回送完了状態にする。

VSYS#flowSaveCancel

配備または構成変更の申請をキャンセルする。

VSYS#flowUpdate

L-Platformを構成変更する。(フロー用。承認後操作なし)

VSYS#getConfigurations

定義情報を取得する。

VSYS#getCurrency

商品通貨情報を取得する。

VSYS#getDetail

L-Platformの詳細情報を取得する。

VSYS#getHostnameCounter

ホスト名連番カウンタの一覧を取得する。

VSYS#getList

L-Platformの一覧を取得する。

VSYS#getLoginDate

L-Platform管理画面にログインしたログイン日時を取得する。

VSYS#getOperationLNetDevResult

サーバロードバランサーの運用操作ログを取得します。

VSYS#getPoolList

リソースプールの一覧を取得する。

VSYS#getTask

タスク情報を取得する。

VSYS#getTenantList

テナントの一覧を取得する。

VSYS#importLServer

リソース管理上のL-ServerをL-Platformに取り込む。

VSYS#lock

L-Platformをロックする。

VSYS#operateLNetDev

サーバロードバランサーの運用操作を実行する。

VSYS#recoverDisk

ディスクをリカバリする。

VSYS#recoverNet

ネットワークセグメントをリカバリする。

VSYS#recoverNic

NICをリカバリする。

VSYS#recoverServer

サーバをリカバリする。

VSYS#recoverSystem

L-Platformをリカバリする。

VSYS#release

L-Platformを一括返却する。

VSYS#resetHostnameCounter

ホスト名連番カウンタをリセットする。

VSYS#setChangeInfo

L-Platform名、サーバ名、サーバスペックをリカバリする。

VSYS#setDisplayStatus

L-Platformのステータスを変更する。

VSYS#setLoginDate

L-Platform管理画面にログインした日時を更新する。

VSYS#setRecoverInfo

リソースIDおよびディスク番号をリカバリする。

VSYS#setServerStatus

サーバの状態をリカバリする。

VSYS#setUndeploy

L-Platform、サーバ、ディスクを返却済みのステータスに変更する。

VSYS#start

L-Platform内のサーバを一括起動する。

VSYS#startServers

複数テナントのサーバを一括起動する。

VSYS#stop

L-Platform内のサーバを一括停止する。

VSYS#stopServers

複数テナントのサーバを一括停止する。

VSYS#syncServerStatus

サーバの電源状態を一括同期化します。

VSYS#syncSpec

サーバの性能情報を実体と同期化する。

VSYS#unlock

L-Platformのロックを解除する。

VSYS#update

L-Platformを構成変更する。

VSYS#updateLNetDev

ファイアーウォール、サーバロードバランサーのパラメーター設定を更新する。

VSYS#updateRemarks

配備後のL-Platformの備考欄の入力値を変更する。

出力先変更手順

監査ログの出力先変更手順は以下のとおりです。

  1. 設定ファイルを書き換えます。

    設定ファイルと変更箇所は以下のとおりです。

    【Windowsマネージャー】

    ログ名

    設定ファイル

    変更箇所(1箇所)

    vsys_audit_log

    インストールフォルダー\RCXCFMG\config\vsys_log4j.xml

    <param name="File" value="C:\ProgramData\Fujitsu\SystemwalkerCF-MG\logs\vsys_audit_log" />

    【Linuxマネージャー】

    ログ名

    設定ファイル

    変更箇所(1箇所)

    vsys_audit_log

    /etc/opt/FJSVcfmg/config/vsys_log4j.xml

    <param name="File" value="/var/opt/FJSVcfmg/logs/vsys_audit_log" />

  2. マネージャーを再起動します。

    再起動方法は、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

ファイルサイズ変更手順

監査ログのファイルサイズ変更手順は以下のとおりです。

  1. 設定ファイルを書き換えます。

    変更箇所は以下のとおりです。

    【Windowsマネージャー】

    ログ名

    設定ファイル

    変更箇所(1箇所)

    vsys_audit_log

    インストールフォルダー\RCXCFMG\config\vsys_log4j.xml

    <appender name="auditfileout" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の
    <param name="MaxFileSize" value="10MB" />

    下線部を任意の値に変更
    例) value="100MB" (100MBの場合)

    【Linuxマネージャー】

    ログ名

    設定ファイル

    変更箇所(1箇所)

    vsys_audit_log

    /etc/opt/FJSVcfmg/config/vsys_log4j.xml

    <appender name="auditfileout" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の
    <param name="MaxFileSize" value="10MB" />

    下線部を任意の値に変更
    例) value="100MB" (100MBの場合)

  2. マネージャーを再起動します。

    再起動方法は、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

保存世代数変更手順

監査ログの保存世代数変更手順は以下のとおりです。

  1. 設定ファイルを書き換えます。

    変更箇所は以下のとおりです。

    【Windowsマネージャー】

    ログ名

    設定ファイル

    変更箇所(1箇所)

    vsys_audit_log

    インストールフォルダー\RCXCFMG\config\vsys_log4j.xml

    <appender name="auditfileout" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の
    <param name="MaxBackupIndex" value="10" />
    下線部を任意の値に変更

    例) value="100" (100世代の場合)

    【Linuxマネージャー】

    ログ名

    設定ファイル

    変更箇所(1箇所)

    vsys_audit_log

    /etc/opt/FJSVcfmg/config/vsys_log4j.xml

    <appender name="auditfileout" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の
    <param name="MaxBackupIndex" value="10" />

    下線部を任意の値に変更
    例) value="100" (100世代の場合)

  2. マネージャーを再起動します。

    再起動方法は、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。