課金情報の登録方法は、L-Platformテンプレートとシステムに取り込んだL-Serverとで異なります。
L-Platformテンプレートの課金情報の登録
L-Platformテンプレートを新規に作成し、作成したL-Platformテンプレートの要素に対して、課金情報を設定します。課金情報の登録が完了したら、L-Platformテンプレートを公開します。
以下の手順で、課金情報を登録します。
L-Platformテンプレートを新規に登録します。
L-Platformテンプレートの登録方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「8.3.1 L-Platformテンプレートの新規作成」を参照してください。
L-Platformテンプレートの課金情報を登録するために、テンプレート情報の一覧表示コマンドで登録済みテンプレート情報の一覧を取得します。
テンプレート情報の一覧表示コマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「9.12 cfmg_listtemplate(テンプレート情報の一覧表示)」を参照してください。
商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行します。
商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行すると、商品マスタに登録済みのL-Platformテンプレートの課金情報が指定した課金情報ファイルに出力されます。商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能については「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「11.4 productmaintain(商品マスタメンテナンス)」を参照してください。
初回の登録時にはこの操作は不要です。手順4.で、新規に課金情報ファイルを作成してください。
テンプレート情報の一覧に基づいて、出力された課金情報ファイルにL-Platformテンプレートの課金情報を追記します。
追加する課金情報の適用開始日時は、L-Platformテンプレートの公開日時よりも前の日時を指定してください。適用終了日時は省略します。課金情報ファイルの書式については、「15.2.2 課金情報ファイルの書式」を参照してください。
例)
商品ID | 優先度 | 単価 | 適用開始日時 | 適用終了日時 | |
データA | ID001 | 0 | \200 | 2012-01-01T00:00:00.000+0900 | なし |
新規に公開するL-Platformテンプレートの内容(L-Platformテンプレート名、L-Platformテンプレートの概要、概算料金、適用開始日時など)をテナントに通知してください。
商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。
作成した課金情報ファイルを指定して、商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能については「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「11.4 productmaintain(商品マスタメンテナンス)」を参照してください。
L-Platformテンプレートを公開します。
適用開始日時にL-Platformテンプレートを公開します。L-Platformテンプレートの公開方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「8.3.5 L-Platformテンプレートの公開・非公開」を参照してください。
システムに取り込んだL-Serverの課金情報の登録
以下の手順で、システムにL-Serverを取り込み、取り込んだL-Serverに課金情報を登録します。
L-Server取り込みコマンドを利用して、システムにL-Serverを取り込みます。
L-Server取り込みコマンドの使用方法については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「10.4 cfmg_importlserver(L-Serverの取り込み)」を参照してください。
注意
L-Server取り込みコマンド実行時に<VMプール名>オプションを省略すると、CPU、CPUクロック、メモリ容量に対する課金情報が登録できません。
L-Server取り込みコマンド実行時に<ストレージプール名>オプションを省略すると、L-Serverのシステムディスク、データディスク、およびスナップショットに対する課金情報が登録できません。
スナップショットが存在するL-Serverを取り込んだ場合、取り込み前に採取したスナップショットに対する課金情報が登録できません。また、取り込み前に採取したスナップショットに対するメータリングログの出力および利用料金の集計はできません。
L-Server取り込みコマンドで自動生成されたテンプレート情報の一覧を取得します。
テンプレート情報の一覧は、テンプレート情報の一覧表示コマンドで取得できます。テンプレート情報の一覧表示コマンドの使用方法については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「9.12 cfmg_listtemplate(テンプレート情報の一覧表示)」を参照してください。
ポイント
自動生成されたテンプレートを区別するには、以下のタグを確認します。
テンプレートID(<template><id>):L-Server取り込みコマンド実行時に出力されたテンプレートID
L-Server名(<template><description>):L-Server取り込みコマンド実行時に指定したL-Server名
商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行します。
商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能を実行すると、商品マスタに登録済みの課金情報が指定した課金情報ファイルに出力されます。商品マスタメンテナンスコマンドの出力機能については「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「11.4 productmaintain(商品マスタメンテナンス)」を参照してください。
初回の登録時にはこの操作は不要です。手順4.で、新規に課金情報ファイルを作成してください。
テンプレート情報の一覧に基づいて、出力された課金情報ファイルに課金情報を追記します。
追加する課金情報の適用開始日時は、L-Server取り込みコマンド実行日時よりも前の日時を指定してください。適用終了日時は省略します。課金情報ファイルの書式については、「15.2.2 課金情報ファイルの書式」を参照してください。
例)
商品ID | 優先度 | 単価 | 適用開始日時 | 適用終了日時 | |
データA | ID001 | 0 | \200 | 2012-01-01T00:00:00.000+0900 | なし |
商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。
作成した課金情報ファイルを指定して、商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能を実行します。商品マスタメンテナンスコマンドの登録機能については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「11.4 productmaintain(商品マスタメンテナンス)」を参照してください。