ここでは、利用料金計算機能の設定を変更する方法について説明します。
設定を変更する手順は、以下のとおりです。
以下の動作環境ファイルを開きます。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCTMG\Charging\conf\accounting.properties
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVctchg/conf/accounting.properties
動作環境ファイルの以下の項目を設定します。
キー | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
accounting.use (注1) | 利用料金計算を実施するかどうかを指定します。
| no |
gui.cutoffdate (注1) | RORコンソールのテナント管理画面に表示する締め日のデフォルト値を指定します。 指定した日付が存在しない月の締め日は月末になります。例えば、31を指定した場合、30日までしかない月は30日が締め日になります。 | 31 |
gui.sendmailaddress (注1) | RORコンソールのテナント管理画面に表示する利用料金の送付先メールアドレスのデフォルト値を指定します。 | なし |
usedtime.metering.cpu.perf.vserver | オーバーコミット有効時、仮想L-ServerのCPUクロックを、CPU性能で計算するか、CPU予約性能で計算するかを指定します。
| cpu_reserve |
usedtime.metering.memory.vserver | オーバーコミット有効時、仮想L-Serverのメモリ使用量を、メモリ容量で計算するか、メモリ予約容量で計算するかを指定します。
| memory_reserve |
注1) RORコンソールのセットアップウィザードからも設定できます。
セットアップウィザードの詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「3.1 セットアップウィザード」を参照してください。
設定例を以下に示します。
accounting.use = yes …略 gui.cutoffdate = 20 gui.sendmailaddress = example@xxx.com …略 usedtime.metering.cpu.perf.vserver = cpu_reserve usedtime.metering.memory.vserver = memory_reserve …略
マネージャーを再起動します。
マネージャーの再起動については、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。