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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 運用ガイド
ServerView

8.7.3 メータリングログの設定

ここでは、メータリングログの動作設定の変更方法について説明します。

メータリングログの動作設定を変更するには、以下の手順で行います。

  1. 以下のメータリングログの動作設定ファイルを開きます。

    【Windowsマネージャー】

    インストールフォルダー\RCXCTMG\Charging\conf\metering_log.properties

    【Linuxマネージャー】

    /etc/opt/FJSVctchg/conf/metering_log.properties
  2. メータリングログの動作設定ファイルの該当する項目を変更します。

    キー

    説明

    デフォルト値

    retention_period

    ログエントリーの保存期間
    保存期間を過ぎたログが削除されます。

    以下の形式で指定します。

    YYYY-MM-DD

    例)
    0000-03-00: 3か月分のログを保存する
    0005-00-00: 5年分のログを保存する

    0000-03-00

    periodic_log_use
    (注1)

    定期ログ機能を利用するかどうかを指定します。

    • yes: 利用する

    • no: 利用しない

    yes

    periodic_log_schedule_time
    (注1)

    定期ログを出力する時間
    以下の形式で指定します。

    HH:mm

    00:00

    periodic_log_schedule_type
    (注1)

    定期ログを出力する頻度
    以下の文字列を指定します。

    • DAILY: 毎日

    • WEEKLY: 毎週

    • MONTHLY: 毎月

    DAILY

    periodic_log_schedule_day
    (注1)

    定期ログを出力する日

    periodic_log_schedule_typeがWEEKLYまたはMONTHLYの場合は、この項目は必須です。(注2)

    • periodic_log_schedule_typeがWEEKLYの場合
      以下の文字列で曜日を指定します。

      • MON

      • TUE

      • WED

      • THU

      • FRI

      • SAT

      • SUN

      カンマで区切って複数の曜日を指定できます。

    • periodic_log_schedule_typeがMONTHLYの場合
      以下のどちらかで日付を指定します。

      • 1-28の日付を表す数字

      • 月末日を表す文字列LASTDAY

      複数日の指定はできません。

    指定なし

    注1) 本設定の変更は、設定ファイルの変更後、定期ログのスケジュール設定変更コマンドを実行することで有効になります。
    注2) periodic_log_schedule_typeがDAILYの場合、periodic_log_schedule_dayの値は無視されます。

    動作設定ファイルの設定例を以下に示します。

    # delete setting of meteringlog database 
    # YYYY-MM-DD
    # ex. 3 month ago     0000-03-00
    
    retention_period=0000-03-00
    
    # schedule of periodlog insert
    
    periodic_log_use=yes
    
    periodic_log_schedule_time=00:00
    
    periodic_log_schedule_type=DAILY
    
    periodic_log_schedule_day=
  3. retention_period以外の項目を変更した場合は、定期ログのスケジュール設定変更コマンドを実行します。
    定期ログのスケジュール設定変更コマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「11.1 ctchg_chgschedule(定期ログのスケジュール設定の変更)」を参照してください。

注意

利用料金計算機能を使用する場合の注意

  • retention_periodは、デフォルト値(3か月)またはデフォルト値より長い期間を指定してください。

  • 以下のキーの値はデフォルト値から変更しないでください。

    • periodic_log_use

    • periodic_log_schedule_time

    • periodic_log_schedule_type

    • periodic_log_schedule_day