ここでは、稼動状況のサーバ一覧の設定の変更方法について説明します。
L-Platform管理のオーバーコミット機能が有効な場合、稼動状況のサーバ一覧に表示するCPUおよびメモリの設定を変更できます。L-Platform管理のオーバーコミット機能の設定については、「導入ガイド CE」の「18.6 オーバーコミット機能の設定」を参照してください。
注意
オーバーコミット機能を使用する場合は、L-Platform管理のオーバーコミット機能の設定と合わせる必要があります。
ポイント
稼動状況のサーバ一覧の設定は、RORコンソールのセットアップウィザードからも設定できます。
セットアップウィザードの詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「3.1 セットアップウィザード」を参照してください。
稼動状況のサーバ一覧の設定を変更する手順は以下のとおりです。
以下のファイルを開きます。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SWRBAM\CMDB\FJSVcmdbm\CMDBConsole\WEB-INF\classes\viewlist_ja.xml
【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVcmdbm/CMDBConsole/WEB-INF/classes/viewlist_ja.xml
以下の項目を設定します。
設定項目 | 説明 |
---|---|
serverByOrg_ROR.bottom.column.11.isEnable | CPU予約周波数を表示する場合は"true"を、表示しない場合は"false"を設定します。初期値は"false"です。 |
serverByOrg_ROR.bottom.column.14.isEnable | メモリ予約サイズを表示する場合は"true"を、表示しない場合は"false"を設定します。初期値は"false"です。 |
設定例を以下に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <properties> …略 <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.11.isEnable">false</entry> <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.11.label">CPU予約周波数(GHz)</entry> <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.11.path">/cmdb:item/cmdb:record[@type='observed']/rc:LogicalServer/@reservedCPUClock</entry> <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.11.width">135</entry> …略 <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.14.isEnable">false</entry> <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.14.label">メモリ予約サイズ(GB)</entry> <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.14.path">/cmdb:item/cmdb:record[@type='observed']/rc:LogicalServer/@reservedMemorySize</entry> <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.14.width">140</entry> …略 </properties>
注意
L-Platform管理のオーバーコミット機能が無効の場合に、viewlist_ja.xmlのオーバーコミットの設定を有効にすると、CPU予約周波数およびメモリ予約量の列は表示されますが、値は表示されません。
viewlist_ja.xmlファイルを編集する場合は、serverByOrg_ROR.bottom.column.11.isEnable、serverByOrg_ROR.bottom.column.14.isEnable以外の設定項目を変更しないでください。
viewlist_ja.xmlファイルを編集する前に編集前のファイルを退避してください。serverByOrg_ROR.bottom.column.11.isEnable、serverByOrg_ROR.bottom.column.14.isEnable以外の設定項目を変更した場合には、退避したファイルを元に戻してください。