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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 運用ガイド
ServerView

8.8 稼動状況のサーバ一覧の設定

ここでは、稼動状況のサーバ一覧の設定の変更方法について説明します。

L-Platform管理のオーバーコミット機能が有効な場合、稼動状況のサーバ一覧に表示するCPUおよびメモリの設定を変更できます。L-Platform管理のオーバーコミット機能の設定については、「導入ガイド CE」の「18.6 オーバーコミット機能の設定」を参照してください。

注意

オーバーコミット機能を使用する場合は、L-Platform管理のオーバーコミット機能の設定と合わせる必要があります。

ポイント

稼動状況のサーバ一覧の設定は、RORコンソールのセットアップウィザードからも設定できます。

セットアップウィザードの詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「3.1 セットアップウィザード」を参照してください。


稼動状況のサーバ一覧の設定を変更する手順は以下のとおりです。

  1. 以下のファイルを開きます。

    【Windowsマネージャー】

    インストールフォルダー\SWRBAM\CMDB\FJSVcmdbm\CMDBConsole\WEB-INF\classes\viewlist_ja.xml

    【Linuxマネージャー】

    /opt/FJSVcmdbm/CMDBConsole/WEB-INF/classes/viewlist_ja.xml
  2. 以下の項目を設定します。

    設定項目

    説明

    serverByOrg_ROR.bottom.column.11.isEnable

    CPU予約周波数を表示する場合は"true"を、表示しない場合は"false"を設定します。初期値は"false"です。

    serverByOrg_ROR.bottom.column.14.isEnable

    メモリ予約サイズを表示する場合は"true"を、表示しない場合は"false"を設定します。初期値は"false"です。

    設定例を以下に示します。

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <properties>
        …略
    <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.11.isEnable">false</entry>
    <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.11.label">CPU予約周波数(GHz)</entry>
    <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.11.path">/cmdb:item/cmdb:record[@type='observed']/rc:LogicalServer/@reservedCPUClock</entry>
    <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.11.width">135</entry>
        …略
    <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.14.isEnable">false</entry>
    <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.14.label">メモリ予約サイズ(GB)</entry>
    <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.14.path">/cmdb:item/cmdb:record[@type='observed']/rc:LogicalServer/@reservedMemorySize</entry>
    <entry key="serverByOrg_ROR.bottom.column.14.width">140</entry>
        …略
    </properties>

注意

  • L-Platform管理のオーバーコミット機能が無効の場合に、viewlist_ja.xmlのオーバーコミットの設定を有効にすると、CPU予約周波数およびメモリ予約量の列は表示されますが、値は表示されません。

  • viewlist_ja.xmlファイルを編集する場合は、serverByOrg_ROR.bottom.column.11.isEnable、serverByOrg_ROR.bottom.column.14.isEnable以外の設定項目を変更しないでください。

  • viewlist_ja.xmlファイルを編集する前に編集前のファイルを退避してください。serverByOrg_ROR.bottom.column.11.isEnable、serverByOrg_ROR.bottom.column.14.isEnable以外の設定項目を変更した場合には、退避したファイルを元に戻してください。