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Systemwalker Desktop Patrol トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

2.14.5 バージョンアップのデータベース拡張作業で「atoolinit.exeの実行が失敗しました」が出力されました


対象バージョンレベル


原因

インストール先のディレクトリと、バージョンアップのディレクトリで異なる箇所を指定し、データベースが壊れた事が原因です。

1つの考えられる原因:

V13.x.x以前がわかりませんが、お客様が64Bit  OSにもかかわらずDTP V13.x.xを

    以下のディレクトリにインストールしました。

      C:\Program Files

  DTPは32Bitで動作するプログラムとなりますので、本来は以下にインストールされるソフトとなります。

      C:\Program Files (x86)

上記の結果、バージョンアップ時に一部のモジュール(V14.x.xモジュール)がC:\Program Files (x86)にインストールされました。その結果、C:\Program Filesには、V13.x.xのモジュールが残っており、バージョンアップ時に不当な状態で動作し、データベースが壊れてしまいました。

確認ポイント

インストール先のディレクトリと、バージョンアップのディレクトリが同じかどうかを確認してください。

対処方法

データベースが壊れているので、再インストール以外に復旧の方法はありません。

CSとDSを再インストールしてください。